ソフトバンクとYahoo!が手を組んで運営しているPayPay(ペイペイ)。100億円還元など大規模キャンペーンの効果もあって、爆発的に普及しています。
キャッシュレス時代の到来を強力に後押しするPayPay(ペイペイ)ですが、誰でも便利で得をするというわけではないようです。落とし穴や注意点について順番に解説していきます。
【2023年最新版】
もくじ
- 1 PayPay(ペイペイ)の支払い方法
- 2 PayPay残高(ペイペイ残高)へのチャージ方法
- 3 三菱UFJ銀行にも対応!チャージできる銀行に注意
- 4 チャージの上限金額
- 5 PayPayカード ゴールド/PayPayカードは特別扱い
- 6 クレジット払いはVISAとMastercardのみ!?
- 7 支払う方法は
- 8 利用上限は50万円まで
- 9 残高以上の支払いにクレカは原則併用できないが、ヤフーショッピングは可能
- 10 加盟店舗数はどんどん増えている
- 11 ネットショップもOK
- 12 PayPay(ペイペイ)は請求書払いも可能
- 13 PayPay残高の種類
- 14 PayPayボーナスライトには有効期限あり
- 15 基本還元率は0.5%~
- 16 まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
PayPay(ペイペイ)の支払い方法
・PayPayあと払い
・クレジットカード
・PayPay商品券
があります。
よくキャンペーンが行われるのはPayPay残高やPayPayあと払いによる支払いです。
※PayPayあと払い(一括のみ)は2022年1月28日をもって新規申し込み受付を終了
・支払い時に、PayPay残高がなくてもチャージ不要で買い物可能
・利用額は翌月にまとめて支払い
※ただし、誰でも利用できるわけではありません。申し込み対象となる場合はPayPayアプリトップに「あと払い」アイコンが表示され、「あと払い」アイコンタップ後に表示される画面から利用申し込みができます。
※審査があります。
※審査が完了するとPayPayあと払いが利用可能となり、「PayPayカード ゴールド/PayPayカード」のバーチャルカードがあわせて発行されます。
PayPay残高(ペイペイ残高)へのチャージ方法
PayPay残高へチャージする方法は以下です。
・本人認証サービス(3Dセキュア)に登録済みのPayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧ヤフーカード含む)
・セブン銀行ATM/ローソン銀行ATMから現金チャージ →方法
・ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
・PayPayあと払い
ペイペイにチャージできなかった場合については下記の記事で紹介しています。
三菱UFJ銀行にも対応!チャージできる銀行に注意
※一部金融機関については口座登録やチャージの一時停止している場合があります。
2022年2月3日から三菱UFJ銀行にも対応しました。
チャージの上限金額
チャージの上限金額は以下になります。
○青いバッジがついている+本人認証設定済みPayPayカード・ヤフーカード
過去24時間 | 過去30日間 |
25万円 | 25万円 |
○本人認証設定済みPayPayカード・ヤフーカード
過去24時間 | 過去30日間 |
2万円 | 5万円 |
○銀行口座
過去24時間 | 過去30日間 |
50万円 | 200万円 |
○ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
過去24時間 | 過去30日間 |
50万円 | 200万円 |
※上限は、ヤフオク!とPayPayフリマの売上金を合算した金額
○ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
別途ソフトバンク・ワイモバイル側で設定されている上限金額
○セブン銀行ATM/ローソン銀行ATMから現金チャージ
1回あたりのチャージは1000円~。上限は50万円。
PayPayカード ゴールド/PayPayカードは特別扱い
PayPay残高へのチャージができるクレジットカードがあります。それはもちろん、PayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧ヤフーカード含む)です。
PayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧ヤフーカード含む)は自社カードだけにVIP待遇です。
クレジット払いはVISAとMastercardのみ!?
⇒公式サイト
PayPayのクレジット払いに対応しているクレジットカードは、原則としてVISAとMastercardだけです。
が、PayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧ヤフーカード含む)だけは例外で、JCBもOKです。
VISAとMastercardはPayPayに登録してクレジット払いができるだけで、PayPay残高へのチャージには使えない点に注意が必要です。
支払う方法は
お店の人に、「PayPay(ペイペイ)で」と言って支払います。
QRコードの掲示がある場合
1.スマートフォンでお店のQRコードを読み取る
2.お会計金額を入力する
3.お店の人が画面を確認してお会計が完了
お店にバーコードを見せる場合
1.お店の人にバーコードを提示
2.お店の人がバーコードを読み取る
3.お会計が完了
利用上限は50万円まで
PayPay残高からの支払い上限は、過去30日内で200万円、1日(過去24時間)で50万円と決められています。
1日に50万円以上の高額決済には使えないので、家電などの大きな買い物や大量買いの際には注意が必要です。
なお、クレジットカード(本人認証済)からの支払い上限は1ヶ月に5万円、1日の上限は2万円です。クレジットカードの遣い過ぎや不正利用を防ぐためのリミッターとして2019年2月に設定されました。
ただし、青いバッジがついている&クレジットカード(本人認証済)からの支払い上限は1ヶ月に25万円、1日の上限は25万円です。
さらに、本人認証されていないクレジットカードの場合は上限額が1日5,000円、1ヶ月5,000円に制限されます。
また、自分で、1日ごと・1カ月ごとの利用可能上限額を設定できます。(変更時にはSMSを使った認証が必要)
自身の使いすぎ防止になるほか、不正利用対策の強化にもつながります。
残高以上の支払いにクレカは原則併用できないが、ヤフーショッピングは可能
PayPay残高が5,000円の場合、5,001円の買い物はできません。不足分の1円が自動的に登録クレジットカードから引き落とされるような仕組みにはなっていません。
ただし、一部併用可能な店舗があります。例えば、
Yahoo!ショッピング
購入金額よりPayPay残高が不足している場合は、不足分の支払い方法として「クレジットカードと併せて利用」で、カードを選択できます。
加盟店舗数はどんどん増えている
PayPay(ペイペイ)が爆発的に普及し、利用可能店舗数はどんどん増えています。
ネットショップもOK
PayPayはネットショップでのオンライン決済にも使えます。
ヤフーショッピング、PayPayフリマ、ヤフオク、ロハコ、ebook等、かなり多くなっています。
PayPay(ペイペイ)は請求書払いも可能
「PayPay(ペイペイ)」残高支払いで、公共料金等の支払いが可能になりました。
払える先もどんどん増えています。
PayPay残高の種類
PayPayマネー | 本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してPayPay残高にチャージした残高。 ・出金や、PayPay残高を送る機能、わりかん機能で友だちに送ることが可能。 |
PayPayマネーライト | PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)や、PayPayあと払い、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してPayPay残高にチャージした残高。 ・PayPay残高を送る機能や、わりかん機能で友だちに送ることが可能。(出金不可) |
PayPayポイント | 特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高。 ・PayPay残高を送る機能や、わりかん機能では使用不可。 |
PayPayボーナスライト | 特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高。 ・PayPay残高を送る機能や、わりかん機能では使用不可 ・有効期間が設定されており、有効期間を過ぎると失効 |
PayPayマネーの場合、出金することができます。
※「PayPayボーナスライト」の配布は2021年1月31日で終了
PayPayボーナスライトには有効期限あり
PayPay残高にはいくつかの種類があります。
有効期限 | PayPay残高での支払い時の優先順位 | |
PayPayマネー | 無期限 | 4 |
PayPayマネーライト | 無期限 | 3 |
PayPayポイント | 無期限 | 2 |
PayPayボーナスライト | 付与日の翌日から起算して60日 | 1 |
PayPayボーナスライトの有効期限は、60日間です。PayPayボーナスライトから優先して支払われるので、定期的に使い続けていれば問題にならないと思いますが、有効期限があるということだけ抑えておきましょう。
※「PayPayボーナスライト」の配布は2021年1月31日で終了
基本還元率は0.5%~
「PayPay(ペイペイ)」の基本還元率は現在以下になっています。
<PayPayステップ(ペイペイステップ)>
(画像:公式サイトより引用)
PayPayあと払い、もしくはPayPayあと払い登録&PayPayカード/PayPayカード ゴールドで最大還元率が可能になります。
※PayPayあと払い登録者のみ、PayPayカード/PayPayカード ゴールドの利用に対してもPayPayステップを適用(PayPayアプリを介してのPayPayカードによる支払いは対象外)
(画像:公式サイトより引用)
※PayPayあと払い登録者のみ、PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)、PayPayカード ゴールドの支払いを①②にカウント
■カウント期間の利用状況を反映した特典の適用期間:
<PayPayアプリの場合>カウント期間の翌月1日12:00~カウント期間の翌々月1日11:59までの支払い
<PayPayカード、PayPayカード ゴールドの場合>カウント期間の翌月1日0:00~カウント期間の翌月末日23:59までにPayPayカード社に売上が到着した分
■利用のカウント期間:前月1日00:00 〜 同月末日 23:59
まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
以上、PayPayの落とし穴や問題点についてでした。注意点を踏まえた上で上手に活用すればPayPayはとても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれます。
対応店舗数やクレジットカード・対応銀行も順次増えていくことが予想されますので、今後もPayPayからは目が離せません。
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