ソフトバンクとYahoo!が手を組んで運営しているPayPay(ペイペイ)。100億円還元など大規模キャンペーンの効果もあって、爆発的に普及しています。
キャッシュレス時代の到来を強力に後押しするPayPay(ペイペイ)ですが、誰でも便利で得をするというわけではないようです。落とし穴や注意点について順番に解説していきます。
【2024年最新版】
もくじ
- 1 PayPay(ペイペイ)の支払い方法
- 2 PayPay残高(ペイペイ残高)へのチャージ方法
- 3 三菱UFJ銀行にも対応!チャージできる銀行に注意
- 4 チャージ方法とチャージ上限金額
- 5 PayPayカード ゴールド/PayPayカードは特別扱い
- 6 クレジットカードから支払う方法はVISAとMastercardのみ!?
- 7 支払う方法は
- 8 利用上限(支払い上限)
- 9 インターネットにつながっていなくても決済ができる「オフライン支払いモード」
- 10 残高以上の支払いにクレカは原則併用できないが、ヤフーショッピングは可能
- 11 加盟店舗数はどんどん増えている
- 12 ネットショップもOK
- 13 PayPay(ペイペイ)は請求書払いも可能
- 14 PayPay残高の種類とポイント
- 15 基本還元率は0.5%~
- 16 まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
PayPay(ペイペイ)の支払い方法
PayPayの支払い方法には以下があります。
B:登録したPayPayクレジットまたはクレジットカードから支払う
(画像:公式サイトより引用)
PayPay残高(ペイペイ残高)へのチャージ方法
PayPay残高へチャージする方法は以下になります。
・クレジット(旧あと払い) →方法
・セブン銀行ATM/ローソン銀行ATMから現金チャージ →方法
・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
・Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金
・本人認証サービス(3Dセキュア)に登録済みのPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)
ペイペイにチャージできなかった場合については下記の記事で紹介しています。
三菱UFJ銀行にも対応!チャージできる銀行に注意
※一部金融機関については口座登録やチャージの一時停止している場合があります。
2022年2月3日から三菱UFJ銀行にも対応しました。
チャージ方法とチャージ上限金額
チャージの上限金額は以下になります。
チャージ方法 | チャージ上限金額 |
銀行口座 | 100万円※(過去24時間) 200万円(過去30日間) |
PayPayクレジット | <PayPayカード本会員本人確認(eKYC)完了済み> 50万円(過去24時間) 200万円(過去30日間) |
<PayPayカード家族会員本人確認(eKYC)完了済み> 25万円(過去24時間) 25万円(過去30日間) | |
<本人確認(eKYC)未完了本会員・家族会員共通> 10万円(過去24時間) 10万円(過去30日間) | |
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM | 50万円(過去24時間) 200万円(過去30日間) |
本人認証設定済みPayPayカード※ | 2万円(過去24時間) 5万円(過去30日間) |
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い※ | 別途ソフトバンク・ワイモバイル側で設定されている上限金額 |
Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金 | 50万円(過去24時間) 200万円(過去30日間) ※Yahoo!フリマとYahoo!オークションの売上金を合算した金額 |
金融商品取引等に基づくチャージ※ | 100万円(過去24時間) 200万円(過去30日間) |
※チャージには24時間あたり、30日あたりの上限金額あり
※ 本人確認が未完了の場合は、50万円/過去24時間。一部の金融機関では、チャージ金額に上限が設定されている場合があるため、複数回に分けて、または期間を空けてチャージが必要
※アカウント画面の表示名の隣に青いバッジが表示されている場合は、上限金額が過去24時間および過去30日間で25万円まで引き上げ
※ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージする場合は、毎月2回目以降手数料が発生
※LINE Xenesis株式会社が提供するLINE BITMAXにおける預り金の払い出しの利用の上限額は、50万円/過去24時間
PayPay残高を送るときは、本人確認済の場合、30万円(過去24時間)・100万円(過去30日間)になります。
PayPayカード ゴールド/PayPayカードは特別扱い
PayPay残高へのチャージができるクレジットカードがあります。
クレジット(旧あと払い)が利用できる、PayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)です。
PayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧ヤフーカード含む)は自社カードだけにVIP待遇です。
クレジットカードから支払う方法はVISAとMastercardのみ!?
⇒公式サイト
PayPayのクレジットカード支払いに対応しているクレジットカードは、原則としてVISAとMastercardだけです。
が、PayPayカード ゴールド/PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)だけは例外で、JCBもOKです。
VISAとMastercardはPayPayに登録してクレジットカード支払いができるだけで、PayPay残高へのチャージには使えない点に注意が必要です。
支払う方法は
お店の人に、「PayPay(ペイペイ)で」と言って支払います。
QRコードの掲示がある場合
1.スマートフォンでお店のQRコードを読み取る
2.お会計金額を入力する
3.お店の人が画面を確認してお会計が完了
お店にバーコードを見せる場合
1.お店の人にバーコードを提示
2.お店の人がバーコードを読み取る
3.お会計が完了
利用上限(支払い上限)
支払い時の上限金額は以下になります。
利用上限金額 | |
PayPay(残高) PayPay商品券およびPayPayポイントの利用は、残高の上限に含む | 100万円※(過去24時間) 200万円(過去30日間) |
PayPayクレジット | <PayPayカード本会員本人確認(eKYC)完了済み> カード利用可能額の範囲内 |
<PayPayカード家族会員本人確認(eKYC)完了済み> 25万円(過去24時間) 25万円(過去30日間) | |
<本人確認(eKYC)未完了本会員・家族会員共通> 10万円(過去24時間) 10万円(過去30日間) | |
クレジットカード | <本人認証設定済み※> 2万円(過去24時間) 5万円(過去30日間) <本人認証未設定> 5000円(過去24時間) 5000円(過去30日間) |
金融商品の購入 | 100万円※(過去24時間) 200万円(過去30日間) |
※本人確認が未完了の場合は、50万円/過去24時間
※アカウント画面の表示名の隣に青いバッジが表示されている場合は、上限金額が過去24時間および過去30日間で25万円まで引き上げ
※LINE Xenesis株式会社が提供するLINE BITMAXにおける預り金の払い出しの利用の上限額は、50万円/過去24時間
1日(過去24時間)に50万円以上の高額決済には使えないので、家電などの大きな買い物や大量買いの際には注意が必要です。 ⇒2024年11月より、1日(過去24時間)に100万円まで可能になり、PayPayクレジットの場合はカード利用可能額の範囲内でも可能です。
また、自分で、1日ごと・1カ月ごとの利用可能上限額を設定できます。(変更時にはSMSを使った認証が必要)
自身の使いすぎ防止になるほか、不正利用対策の強化にもつながります。
インターネットにつながっていなくても決済ができる「オフライン支払いモード」
PayPayには、インターネットにつながっていなくても決済ができる「オフライン支払いモード」があります。
上限については以下のようになっています。(2023年12月18日〜下記に変更⇒公式サイト)
決済回数: 5回/過去24時間、10回/過去30日間
※保有している残高およびあと払い(クレジット)の利用上限を超えての決済はできません。
残高以上の支払いにクレカは原則併用できないが、ヤフーショッピングは可能
PayPay残高が5,000円の場合、5,001円の買い物はできません。不足分の1円が自動的に登録クレジットカードから引き落とされるような仕組みにはなっていません。
ただし、一部併用可能な店舗があります。例えば、
Yahoo!ショッピング
購入金額よりPayPay残高が不足している場合は、不足分の支払い方法として「クレジットカードと併せて利用」で、カードを選択できます。
加盟店舗数はどんどん増えている
PayPay(ペイペイ)が爆発的に普及し、利用可能店舗数はどんどん増えています。
ネットショップもOK
PayPayはネットショップでのオンライン決済にも使えます。
ヤフーショッピング、PayPayフリマ、ヤフオク、ロハコ、ebook等、かなり多くなっています。
PayPay(ペイペイ)は請求書払いも可能
「PayPay(ペイペイ)」残高支払いで、公共料金等の支払いが可能になりました。
払える先もどんどん増えています。
PayPay残高の種類とポイント
PayPay残高には種類があり、それぞれ有効期限や使える機能が異なります。
(画像:公式サイトより引用)
PayPayマネー | 本人確認後、以下のチャージ手段でチャージした残高 ・銀行口座、セブン銀行ATM/ローソン銀行ATM、Yahoo!フリマ/Yahoo!オークションの売上金 |
PayPayマネーライト | 以下のチャージ手段でチャージした残高 ・PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)、クレジット(旧あと払い)、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い |
PayPayポイント | 特典やキャンペーン等の適用に伴い、進呈されたポイント。 |
PayPayマネーの場合、出金することができます。
基本還元率は0.5%~
「PayPay(ペイペイ)」の基本還元率は現在以下になっています。
<PayPayステップ(ペイペイステップ)>
(画像:公式サイトより引用)
※クレジット(旧あと払い)利用設定済みのPayPayカード、PayPayカード ゴールドの利用に対してPayPayステップを適用(PayPayアプリを介してのPayPayカードによる支払いは対象外)
(画像:公式サイトより引用)
※クレジット(旧あと払い)利用設定済みのPayPayカード、PayPayカード ゴールドの支払いを条件1、条件2にカウント
■カウント期間の利用状況を反映した特典の適用期間:
<PayPayアプリの場合>カウント期間の翌月1日12:00~カウント期間の翌々月1日11:59までの支払い
<PayPayカード、PayPayカード ゴールドの場合>カウント期間の翌月1日0:00~カウント期間の翌月末日23:59までにPayPayカード社に売上が到着した分※
⇒2024/3/21~、支払いを行った日の実績としてカウント
■利用のカウント期間:前月1日00:00 〜 同月末日 23:59
※2024年3月21日よりクレジット設定済みのPayPayカード、PayPayカード ゴールド利用時のPayPayステップの決済回数・金額カウントタイミングと、条件達成分の付与ポイントの適用時期が変更になります。⇒公式サイト
(画像:公式サイトより引用)
まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
以上、PayPayの落とし穴や問題点についてでした。注意点を踏まえた上で上手に活用すればPayPayはとても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれます。
対応店舗数やクレジットカード・対応銀行も順次増えていくことが予想されますので、今後もPayPayからは目が離せません。