PayPay銀行(ペイペイ銀行)の【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】について、落とし穴に落ちないよう、使い方、手数料、還元率、使えないところ、ガソリンスタンドで使えるかや、注意点等について順番に解説していきます。
もくじ
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】の基本情報・おすすめメリット・デメリット
PayPay銀行(ペイペイ銀行)
PayPay銀行(ペイペイ銀行)はネットバンクの老舗で、ヤフー・三井住友銀行のグループ会社です。
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】はPayPay銀行(ペイペイ銀行)のキャッシュカード+デビットカードが一体となったカードです。
そこで、まずはPayPay銀行(ペイペイ銀行)の使い勝手を確認します。
近くの銀行・コンビニのATMで入金・出金が可能!
満15歳以上であれば普通預金口座を開設できます。
【ATM手数料】
毎月最初の1回は、入金・出金ともに、手数料0円です。(月間初回利用金額が3万円以上でも、その月の最初の1回としてカウント)
毎月2回目から・提携ATM手数料
提携ATM | 利用金額 | |
3万円以上 | 3万円未満 | |
セブン銀行ATM | いつでも 何回でも 0円 | 162円 |
イーネットEnet | ||
ローソン銀行ATM | ||
三井住友銀行 | ||
ゆうちょ銀行 | 324円 |
【振込手数料】
三井住友銀行の本人名義口座への振り込みは振込手数料無料です。
振込金額 | ||
3万円以上 | 3万円未満 | |
PayPay銀行の口座宛 | 54円(税込) | 54円(税込) |
他の金融機関宛 | 270円(税込) | 172円(税込) |
※三井住友銀行のATMでは、PayPay銀行のキャッシュカードを使用した振り込みが可能です。
・提携ATM出金手数料162円+三井住友銀行の振込手数料
(キャッシュカードを利用した振り込みの場合、振込金額にかかわらず提携ATM出金手数料が必要。ただし、その月に一度もATMでの出金またはキャッシュカードによる振り込みを行っていない場合は提携ATM出金手数料が毎月1回目のみ無料)
【口座開設手数料、口座維持手数料】
口座開設手数料、口座維持手数料は不要です。
大切な取引にはワンタイムパスワード認証
大切な取引には必ずトークンに表示されるワンタイムパスワード認証を行います。
また、PayPay銀行は管理画面から休日や夜間でもログインや設定の変更が可能です。
例えば、キャッシュカードをなくした場合でも・・・
①管理画面にログイン
②キャッシュカード停止手続き
でOK。
その他
ヤフオクで落札した時に使える「かんたん決済」でPayPay銀行を利用すると、手数料がかかりません。
また、Tポイントを現金に交換できるのは、PayPay銀行だけです。
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】はキャッシュカード一体型で、種類は、キャッシュカードに付いているVisaデビットと、ネット専用のカードレスVisaデビットの2種類があります。
ショッピングや飲食時の支払にクレジットカード感覚で利用できるカードで、クレジットカードと違いその場で口座からお金が引落されるので預金残高の範囲内で利用できるカードのことです。(一部利用不可あり)
キャッシュカード一体型なのでPayPay銀行の口座があれば審査不要で利用できます。
Visaデビット付キャッシュカード(ベーシックカード) | |
発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 |
ポイント・還元率 | 500円につき1スター(個人口座) (1スター=現金1円) |
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】とクレジットカードの違い
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】はクレジットカードではありません。
Visaデビットカード | クレジットカード | |
支払方法 | 都度払い(即時払い) | 後払い |
支払回数 | 1回払い | 1回払い、分割払い、リボ払いなど |
利用限度額 | 0~500万円以内で自身で設定可能 | 限度額あり |
年齢制限 | 満15歳以上※ | 満18歳以上 |
入会審査 | なし | あり |
年会費 | 無料 | 有料の場合あり |
※満15歳以上がPayPay銀行の普通預金口座を開設できるため
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】は審査なく入会できます。利用限度額は自分で設定できます(上限500万円)。また、利用時は即座に口座から引き落とされるので、支払い回数は1回しかありません。
おすすめ・メリット
・年会費・発行手数料0円
・キャッシュカード一体型
・利用後すぐにメールで通知がくる
・利用でポイントが貯まる
・残高確認アプリで口座残高や最新明細がかんたんに確認できる
・ネット専用カードレスデビットを利用できる
・海外でも利用できる
・VISAのタッチ決済に対応している
利用後にメールで引き落とし金額等の通知がきます。
利用500円につき1スター (1ター=現金1円)がたまります。
※カードレスVisaデビットも対象
口座残高や最新明細がアプリで確認できます。
(カードレスVisaデビット)
Webから自分でネットショッピング専用のカード番号を発行できます。番号は4つ発行でき、番号の変更・停止・再開も自由にできるので海外サイトを利用するときなどセキュリティ面でも安心できます。
海外のVISAマークがあるお店で利用できます。
さらに、「VISA」「PLUS」マークがある海外ATMで、預金を現地通貨で引き出すこともできます。しかも、キャッシング(借り入れ)とは異なり、金利は発生しません。
・出金手数料は無料(※ATM設置会社が数百円の利用料を請求する場合があり)
クレジットカードを利用した海外ATMでのキャッシングが案外コストがかかりませんが、急な場合等には十分使えます。
Visaのタッチ決済対応のマークがあるVisa加盟店で、タッチ決済ができます。(サインや暗証番号は不要)
デメリット
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】は還元率が低いです。
500円につき1スターです。(1スター=現金1円)
この点は残念ですが、デメリットというほどのものではありません。
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】の使い方
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】の使い方はかんたんです。
★ATMで・・・キャッシュカードとして使います。
★街中で・・・VISAマークがあるお店で「VISA(もしくはクレジットカード)、1回払いで」と伝えます。タッチ決済も利用できます。
★ネットショッピングで・・・支払時に、クレジットカードの支払情報入力画面で、カード番号や氏名などを入力します。
VISA認証サービス(3Dセキュア)について:
VISA認証サービスに参加しているネットショップで、カード番号などの通常の取引情報を入力した後に、VISA認証サービス専用の認証画面が表示されます。
専用認証画面で、トークンに表示されるワンタイムパスワードを入力すればOKです。
(ログインIDを設定している場合は、ログインIDも必要)
※VISA認証サービスの利用に事前の登録は不要
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】を使えるところ・使えないところ
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】が利用できるところ、使えないところです。
★使えるところ・・・預金口座に残高は必要です
・VISAマークのあるショップ
◎【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】はガソリンスタンドで使えます!(預金残高3000円以上、利用は原則3日間で3回まで)
×使えないところ・利用できないケース・・・
・取引金額が普通預金残高を超えている場合
・月額利用料金については、支払いにカード番号を登録する際に預金残高がない状態では登録不可
・ガソリンスタンドで3000円以上の普通預金残高がない場合
・VISAマークのあるショップでも「高速道路料金」「航空機の機内販売」「当社判断にてご利用を制限しているショップ(「NETELLER」、「TSUTAYA DISCAS」、「JR西日本 SMART ICOCAクイックチャージ(新規登録のみ)」、「SAPICAオートチャージ(新規登録のみ)」)」は不可
【VISAデビットカード(JNB VISA デビット)】の作り方
・運転免許証/カード型保険証/マイナンバーカードのいずれか1点
・勤務先情報がわかるもの
を手元に用意して、サイトから申し込みます。
申し込みが全て完了すると、キャッシュカードとトークンは簡易書留(転送不要)で送られてきます。