「リクルートカード」は年会費無料・1.2%還元率の大人気のクレジットカードです。
今回の記事では、「リクルートカード」はどんなクレジットカードなのか、メリット特典・デメリット、Apple Pay(アップルペイ)・Google Pay(グーグルペイ)・PayPay(ペイペイ)等スマホ決済は何が使える、注意点等まとめました。
【2020年8月最新版】
もくじ
「リクルートカード」はどんなクレジットカード?
「リクルートカード」がどんなクレジットカードなのか、メリット・特典等を含んだ特徴をリストにすると、
・家族カードも年会費無料
・ETCカード発行可能
・ポイント還元率1.2%で高還元
・リクルートサービス関連ならポイントアップ
・リクルートポイントの有効期限は最終のポイント加算日から1年
・リクルートポイントはPontaポイントに即時交換可能
・国際ブランドはJCB/VISA/Mastercardから選択可能
・海外旅行傷害保険最高2000万円(利用付帯)
・国内旅行傷害保険最高1000万円(利用付帯)
・ショッピング保険年間最高200万円
・Apple Payに登録してクイックペイとして利用可能
・Google Payに登録してクイックペイとして利用可能(JCBブランドのみ)
・楽天ペイ、d払い、auペイに登録可能(国際ブランドにより違い)
・楽天Edy、モバイルSuica、モバイルPASMO、(nanaco)にチャージ可能(国際ブランドによりポイント付与に違い)
・電子マネーチャージは利用金額の合算で月間30000円までの利用分がポイント加算対象
年会費無料、普段使いでも1.2%還元率、電子マネーチャージでも一部1.2%還元率の、他にはない超絶優秀なクレジットカードです。
「リクルートカード」のメリット・特典
クレジットカードのメリットはどんな特典がついていてお得かということ。まずは特典についてです。
年会費が無料・家族カードも無料
「リクルートカード」の年会費は無料です。
家族カードも年会費無料で発行できます。
・JCBブランド:8枚まで発行可能
・VISA/Mastercardブランド:19枚まで発行可能
ETCカード
ETCカードも発行でき、1.2%還元率です。
・JCBブランド:年会費無料・発行手数料無料
・VISA/Mastercardブランド:年会費無料・発行手数料1000円(税抜)
還元率1.2%
「リクルートカード」を利用して貯まるポイントは、リクルートポイントになります。
毎月の利用金額合計の1.2%に対して小数点第1位以下を切り捨てたリクルートポイントが加算されます。
貯まったポイントは1ポイント=1円でじゃらんなどのリクルートのサービスで利用できます。
また、1 リクルートポイント→1 Pontaポイントに交換できます(即時)。
リクルートのサービスならポイントアップ
リクルートのサービス、じゃらんネットやモンパレモール、ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメ等の支払いで「リクルートカード」を利用すると、ポイントアップします。
リクルートポイントの有効期限
「リクルートカード」を利用して貯まるポイントはリクルートポイントです。
リクルートポイントの有効期限は
通常ポイント:最終のポイント加算日から12ヵ月後の月末まで
期間限定ポイント:固有の期限
通常ポイントは”ポイント加算日から”からなので、使い続ければ実質無期限のような
「リクルートカード」の国際ブランド
「リクルートカード」は申し込み時に、JCB・VISA・Mastercardの3種類から選択できます。
ただ、選択には注意が必要です。
電子マネーチャージでのポイント付与や、ETCカードの発行手数料に違いがあったりします。
旅行保険・付帯保険・その他
旅行保険が付帯
「リクルートカード」には海外旅行傷害保険が利用付帯されます。
Mastercard / Visa | JCB | |
海外旅行 | 最高2000万円 | 最高2000万円 |
国内旅行 | 最高1000万円 | 最高1000万円 |
ショッピング保険
ショッピング保険が付帯しています。国内でも海外でも、「リクルートカード」にて購入した品物であれば、購入日より90日間保障されます。
Mastercard / Visa | JCB | |
保証額 | 年間200万円 | 年間200万円 |
「リクルートカード」とApple Pay(アップルペイ)
Apple Payとリクルートカードの相性は、ブランドによって異なります。
リクルートカードはApple PayのWalletに登録してQUICPay(QUICPay+)として使うことができます。
ただし、VISAのリクルートカードはWallet経由でのSuicaチャージには使えません。VISAをSuicaチャージに使うためにはiPhone向けのSuicaアプリ経由で行う必要があります。
また、VISAはWalletに登録してあっても、Apple Pay経由でのネット決済やアプリ内決済には使えません。一般にWallet経由でアプリ内決済ができるブランドはMasterCard,JCB,アメックスです。
「リクルートカード」とGoogle Pay(グーグルペイ)
Google Pay(グーグル ペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
2019年8月15日~JCBのリクルートカードもGoogle Pay(グーグル ペイ)に登録してQUICPay(QUICPay+)として利用できるようになりました。
「リクルートカード」とQRコード決済/スマホ決済
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済(PayPay・楽天ペイ・d払い・auペイ・ラインペイ・メルペイ)と「リクルートカード」についてまとめると以下のようになります。
リクルートカードを登録 | リクルートカードからチャージ | |
PayPay(ペイペイ) | VISA,Mastercard | × |
楽天ペイ | ○ | × |
d払い | ○ | ×(クレカ不可) |
au PAY(auペイ) | ー | VISA,Mastercard, JCB(auユーザーのみ) |
LINE Pay(ラインペイ) | ー | × |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
還元率については下記の記事で紹介しています。
電子マネーと注意点
リクルートカードでのチャージがポイント付与対象になる電子マネーをまとめると、次のようになります。
※2020年3月12日~nanacoクレジットチャージ事前登録(新規登録)対象カードは「セブンカード」限定に変更。3月11日までに登録済の場合は引き続き利用可。
【Mastercard/ Visaブランド】
電子マネーチャージのポイント付与については注意点があります。
※ポイント付与は電子マネー利用金額合計が月間30000円までという制限の対象となります。利用金額の対象はそれぞれの電子マネーの合計金額ではなく、すべての電子マネーの合算金額です。
リクルートカードと電子マネーについてまとめると
VISA、MasterCard | JCB | |
楽天Edy | ○ | △ |
モバイルSuica | ○ | ○ |
nanaco | ||
WAON | × | × |
PASMO(パスモ) | オートチャージ:不可 モバイルPASMO:可 | オートチャージ:不可 モバイルPASMO:可 |
QUICPay(QUICPay+) | ApplePayで利用可 | ApplePay・GooglePayで利用可 |
iD | ー | ー |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
※ポイント付与は電子マネー利用金額合計が月間30000円まで
還元率については下記の記事で紹介しています。
「リクルートカード」のデメリット
「リクルートカード」のデメリットは、WAONへのチャージができないことです。
また、ポイント付与は電子マネー利用金額合計が月間30000円までという制限があることも残念です。
まとめ
「リクルートカード」は年会費無料で、1.2%還元率。海外旅行保険(利用付帯)も付いています。
ポイント付与の上限はありますが、電子マネーへのチャージでポイント付与がある、電子マネーに強いクレジットカードです。
電子マネーをよく利用するなら、持っていて損はない、おすすめの1枚です。
国際ブランド | VISA、Master、JCB |
申し込み資格 | 18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
ポイント | リクルートポイント |
有効期限 | 通常ポイント:最終のポイント加算日から12ヵ月後の月末まで 期間限定ポイント:固有の期限 |
年会費 | 無料 |
家族カード | 年会費:無料 |
ETCカード | (VISA・Master)新規発行手数料:1000円(税抜)、年会費:無料 (JCB)新規発行手数料:無料、年会費:無料 |
海外旅行傷害保険 | 最高2000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1000万円(利用付帯) |