※この記事にはプロモーションが含まれています。[PR]

iPhone版のモバイルPASMOが2020年内に登場!Suicaとの共存も可能?クレカとの組み合わせは?

Android版のモバイルPASMOが2020年3月に登場しましたが、モバイルSuicaとの排他仕様という残念な点が影響してか、利用者が爆発的に増えたという印象はありませんでした。でもiPhone版のモバイルPASMOが登場するとなると、話が違ってきます。iPhoneならPASMOとの共存もラクラクこなすと予想されるからです。

スポンサーリンク

2020年中にiOS版モバイルPASMOが登場

PASMO協議会は2020年8月6日に、2020年内のiOS版モバイルPASMOのリリースを発表しました。NFC-F(FeliCa)を搭載したiPhone(iPhone7以降)やApple WatchでモバイルPASMOが使えるようになります。

⇒ニュースリリース(PASMO協議会公式PDF)

PASMO利用のiPhoneユーザーにとっては何よりの朗報です。Android機に導入された当初、モバイルPASMOのiPhone版はApplePayの壁により実現困難と噂されていたので、意外と早い実現に驚く声も多いのではないでしょうか。

問題はSuicaと共存可能かどうか

iOS版のモバイルPASMOが登場するのは良いことなのですが、問題はモバイルSuicaと共存できるかという点です。

Android版のモバイルPASMOは、発表前は当然のようにモバイルSuicaと両方インストールできるものと思われていました。でも蓋を開けてみると共存できる機種はほんの一握り。多くの機種ではSuicaとPASMOどちらか一方の選択を迫られる結果に。

Android機ではSuicaの2枚登録はもともと不可能でした。iPhoneの場合、現在でもSuicaの2枚持ちが可能なことから、Felicaチップ内に2枚以上の交通系ICカードの情報を持たせることが可能と考えられます。

iPhone版のモバイルPASMOがモバイルSuicaと共存可能ならば、「とりあえずPASMOも入れておこう」というユーザーも含めて利用者は倍増することもあり得ます。

モバイルPASMOを利用する際のカード選び

便利になるとはいえ、モバイルPASMOはモバイルSuicaと異なる点も多く、抑えておくべき点がいくつかあります。中でもクレジットカードとの組み合わせには注意が必要です。

オートチャージの可否

PASMOオートチャージに対応しており、かつチャージ時にポイントが付与される主なクレジットカードには次のものがあります。

カードチャージ
還元率
オート
チャージ
一体型
TOKYU CARD ClubQ JMB1.0% 
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO1.0%一体型
小田急OPクレジットカード0.5% 
京急プレミアポイント ゴールド/シルバー0.5% 
SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン0.5% 
To Me CARD Prime PASMO0.5%一体型
京王パスポートPASMOカードVISA0.5%一体型
京王パスポートVISA0.5% 
京成カード0.5% 
相鉄カード0.5% 
東武カード0.5% 
東京スカイツリー 東武カードPASMO0.5%一体型

上記のカードの中でPASMO一体型のものは、モバイルPASMOへの都度チャージは可能であっても、モバイルPASMOのオートチャージ用には登録できません。

PASMOオートチャージとクレジットカードの関係は1対1でなければならず、一体型の場合はその紐付けを切ることができないからです。

オートチャージができて、しかもモバイルPASMOに登録できるカードを求める場合は、上記のカードのうちの一体型でないものを選択する必要があります。

都度チャージでポイント付与の可否

オートチャージできなくてもいいので、都度チャージでポイントが付与されるカードが欲しい人は、次のカードがおすすめです。

 年会費チャージ
還元率
エポスゴールドカード無料可1.5%~*1
リクルートカード (VISA / Master)無料1.2%*2
Yahoo! JAPANカード無料1%
オリコカードザポイント無料1%
エポスカード無料0.5%~
セゾン・アメックスカード無料~0.5%~
MUJIカード無料0.5%
セディナカード無料0.5%
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン無料0.5%
セゾンカードインターナショナル無料0.5%
イオンカード無料0.25%*3

※モバイルPASMOのポイント付与についてはモバイルSuicaへのチャージと同様として記載しています。
*1選べるポイントアップショップに登録の場合
*2:ポイント付与月額上限合計3万円に入ると想定
*3:モバイルSuicaと同様の付与率の場合は0.5%の1/2

上記のカードはオートチャージにこそ対応しませんが、都度チャージでポイントが付与されます。中でもショッピング系のカードは提携ショップでの利用に対して大幅な特典が付けられているので、よく使うショップに関連したカードを選択するのも良いと思います。

まとめ

iPhoneでもモバイルPASMOが利用できるようになるのは大きな進化です。日本では6割近いシェアを持つiPhoneがモバイルPASMOにハブられているわけですから、それが解禁になればこれまでイマイチだったモバイルPASMOの利用度も一気に上がるかもしれません。

キャッシュレス決済の一番手とも言われるモバイルSuicaに並ぶ普及率を得られるかは、iPhone版の出来具合にかかっているような気さえします。

※この記事にはプロモーションが含まれています。[PR]

[この記事を書いた人] お財布レス.com:コタツ丸

いろいろなショップでお得に食べたり買い物することが目標ですが、いつも同じ店を利用するとは限りません。ということで、いざお店に行くときにパっと使えて、お財布レスで少しでもお得にできるように目指しています。Xアカウント:@kotatsumaruでも情報共有。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする