お財布レスの時代、クレジットカードを上手に選べば得をしますし、適当に選ぶと損をするかもしれません。慎重に選びたいものですね。
JCBが発行するプロパーカードの「JCB LINDA(リンダ)」のメリット特典・デメリット、お財布レス(Apple Pay(アップルペイ)・Google Pay(グーグルペイ)・楽天ペイ・LINE Pay・PayPay・電子マネー・PASMO・Suica・Edy・nanaco・quicpayなど)の相性等について調べてみました。
【2023年最新版】
もくじ
「JCB LINDA(リンダ)」はどんなクレジットカード?
「JCB LINDA(リンダ)」がどんなクレジットカードなのか、メリット・特典を含めた特徴をリストにすると、
・デザインが豊富
・年会費無料
・データ維持料は無料可能
・家族カードも年会費無料
・ETCカード年会費無料
・ポイント還元率0.5%だがカード利用額に応じて2倍・3倍可能
・セブンイレブン等対象店舗でポイントアップ
・OkiDokiランド経由でオンラインショッピングポイントUP
・ポイントの交換先が多い、ディズニーチケットもある
・OkiDokiポイントの有効期限は2年
・旅行保険は付帯せず
・ショッピングガード保険年間最高100万円
・Apple Payに登録可能(クイックペイとして利用)
・Google Payに登録可能(クイックペイとして利用)
・楽天ペイ、d払い、auペイ(auユーザー)に登録可能
・クイックペイ専用のカードタイプやコイン型、QUICPay(nanaco)利用可
年会費無料でデザイン豊富、メインカードに利用すればポイントアップも可能なクレジットカードです。
「JCB LINDA(リンダ)」のメリット・特典
JCBのプロパーカードである「JCB LINDA(リンダ)」が好まれるには理由があります。
女性のための選べる保険「お守リンダ」月払掛金30円~
「お守リンダ」はカード入会後に任意で加入が申し込めるオプション保険です。
手軽な掛け金で女性のための保険に入れるのは嬉しい特典ですね。
デザインが豊富
女性向けのクレジットカードらしく、デザインが豊富です。
色彩豊かなスタイリッシュなデザインは他にはありません。
年会費無料
「JCB LINDA(リンダ)」は年会費無料です。
データ維持料
「JCB LINDA(リンダ)」は、データ維持料が110円/1ヶ月がかかりますが、以下のいずれかの条件に当てはまれば無料になります。
・月づきの携帯電話・PHSの利用料金を「JCB LINDA(リンダ)」で支払いの場合
・「JCB LINDA(リンダ)」での支払い金額(本会員と家族会員の合計)が月額1万円(税込)以上の場合。
難しい条件ではないので、かんたんに無料にできます。
※学生の場合、入会申込書、またはオンライン入会画面にて入力した卒業予定年月までのデータ維持料が無料
家族カード
年会費無料で発行できます。
ETCカード
年会費無料で発行できます。
【還元率】0.5%~
「JCB LINDA(リンダ)」は、クレジットカード利用額1000円につき 1 OkiDokiポイント(=5円相当の価値)が貯まります。
「MyJチェック」の登録があり、海外でカード利用すると自動的にポイントが2倍になります。(1%還元率)
Oki Dokiポイントが2倍、3倍!「LINDAボーナス制度」
「JCB LINDA(リンダ)」は、LINDAボーナス制度適用期間中に、年間の利用合計金額が50万円(税込)に達すると、その翌月からポイントが2倍に、100万円(税込)に達すると3倍になります。
3倍になると実質1.5%還元になります!
あまり知られていませんが、「JCB LINDA(リンダ)」はメインカードで利用すれば、実は優れものカードです。
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でポイントアップ
JCB ORIGINAL SERIESパートナーの店舗ではポイントがアップします。
セブンイレブンやスターバックス等、いろいろな店舗が対象になっています。事前に登録が必要な場合もあります。
スターバックスカードへのチャージでポイント10倍
スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージでOki Dokiポイントが10倍貯まります。0.5×10倍=5%還元率です!
「JCB LINDA(リンダ)」入会後、キャンペーン参加登録が必要です。
※店舗での入金はポイント倍付けの対象となりません。
また、2022/10/1~、Starbucks eGiftの購入でたまるOki Dokiポイントが20倍になりました!
Oki Doki ランド
(画像:公式サイトより引用)
「OkiDokiランド」はJCB会員専用のポイント優待サイトです。OkiDokiランドを経由して買い物をするだけでポイントが貯まります。
Amazon(2021/2/15~対象カテゴリーの場合)も対象で、「MyJチェック」に登録していれば、ポイント3倍になります。(対象外商品あり)
ポイントの交換先
Oki Dokiポイントの交換先はいろいろあります。
主な交換先:
JCBプレモカード | 200ポイント→1000円分 |
nanacoポイント | 200ポイント→1000 nanacoポイント |
dポイント | 200ポイント→800 dポイント |
au・Pontaポイント | 200ポイント→800 Pontaポイント |
ビックポイント/ビックネットポイント | 200ポイント→1000ポイント |
ベルメゾン・ポイント | 200ポイント→1000 ベルメゾンポイント |
ジョーシンポイント | 200ポイント→1000 ジョーシンポイント |
楽天ポイント | 200ポイント→600 楽天ポイント |
セシールスマイルポイント | 200ポイント→1000ポイント |
楽天Edy | 200ポイント→600円分 |
スターバックス カード チャージ | 200ポイント→800円分 |
WAONポイント | 200ポイント→800 WAONポイント |
Pontaポイント | 250ポイント→1000円分 |
JALマイレージバンク | 500ポイント→1500 JALマイル |
ANAマイレージクラブ | 500ポイント→1500 ANAマイル |
ANA SKY コイン | 500ポイント→1500 ANA SKY コイン |
デルタ航空スカイマイル | 500ポイント→1500 スカイマイル |
JCBトラベル充当 | 1ポイント→5円分 |
キャッシュバック | 1ポイント→3円分 |
Amazonでの買い物 | 1ポイント→3.5円分 |
その他に、商品への交換もできます。
1700ポイント→東京ディズニーリゾート・パークチケット(1枚)
3400ポイント→東京ディズニーリゾート・パークチケット(2枚)
5100ポイント→東京ディズニーリゾート・パークチケット(3枚)
等
OkiDokiポイントの有効期限
OkiDokiポイントの有効期限:獲得月から2年間(24ヵ月)です。
「JCB LINDA(リンダ)」の国際ブランド
「JCB LINDA(リンダ)」はJCB ORIGINAL SERIESのクレジットカードです。
つまり国際ブランドは”JCB”しかありません。
付帯保険
海外旅行傷害保険
海外旅行旅行保険は付いていません。
国内旅行傷害保険
国内旅行旅行保険は付いていません。
ショッピングガード保険
「JCB LINDA(リンダ)」で海外で購入した品物の破損・盗難が発生した場合、購入日から90日間補償されます。(対象外あり)
年間最高100万円を補償。自己負担額1回の事故につき10000円。
「JCB LINDA(リンダ)」とApple Pay(アップルペイ)
「JCB LINDA(リンダ)」をApple Payに登録すると、ポストペイ型の電子マネーQUICPay(QUICPay+)として利用することができます。
「JCB LINDA(リンダ)」とGoogle Pay(グーグルペイ)
Google Pay(グーグル ペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
「JCB LINDA(リンダ)」は登録できます。登録してポストペイ型の電子マネーQUICPay(QUICPay+)として利用することができます。
「JCB LINDA(リンダ)」とQRコード決済/スマホ決済
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済と「JCB LINDA(リンダ)」についてまとめると以下のようになります。
JCB LINDA(リンダ)を登録 | JCB LINDA(リンダ)からチャージ | |
PayPay(ペイペイ) | × | × |
楽天ペイ | ○ | × |
d払い | ○ | ×(クレカ不可) |
auPAY(auペイ) | ― | auユーザーのみ |
LINE Pay(ラインペイ) | ー | × |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
還元率については「JCB一般カード」等と同様になります。下記の記事で紹介しています。
電子マネーと注意点
Apple Payへの登録により、「JCB LINDA(リンダ)」はQUICPay(QUICPay+)として利用できるようになります。
「JCB LINDA(リンダ)」はQUICPay搭載型を申し込むことができます。これなら1枚で済みます。
他にも、おサイフケータイ機能付きであれば、QUICPayモバイルを利用することが可能です。
クイックペイ専用のカードタイプを発行することもできます。
nanacoカードを持っていれば、nanacoカード1枚でnanacoとクイックペイの2つの電子マネーが使えます(nanacoカードの裏面にQUICPayマークあり)。申し込み手続きを行うことで、QUICPay機能が利用できます。
ランニング時にリストバンドに装着したり、コインケースに入れたりと、手軽に持ち運ぶことができるQUICPayコインを利用することもできます。
また、Google Payに登録できるようになりました。「JCB LINDA(リンダ)」はQUICPay(QUICPay+)として利用できるようになります。 (端末が「おサイフケータイ」に対応している必要あり)
「JCB LINDA(リンダ)」と電子マネーについてまとめると
「JCB LINDA(リンダ)」 | |
楽天Edy | △ |
モバイルSuica | △ |
nanaco | iPhone・ApplePayでチャージ可能 |
WAON | iPhone・ApplePayでチャージ可能 |
PASMO(パスモ) | オートチャージ不可・モバイルPASMO可 |
QUICPay(QUICPay+) | ApplePay・GooglePayで利用可 カードタイプ・コイン型等利用可 |
iD | ー |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
還元率については「JCB一般カード」等と同様になります。下記の記事で紹介しています。
スペック表
国際ブランド | JCB |
カード発行会社 | JCB |
申し込み資格 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
年会費 | 無料 |
データ維持料 | 110円/1ヶ月 ただし、以下いずれかで無料 ・月づきの携帯電話・PHSの利用料金を「JCB LINDA(リンダ)」で支払いの場合 ・「JCB LINDA(リンダ)」での支払い金額(本会員と家族会員の合計)が月額1万円(税込)以上の場合 |
支払日(口座引落の場合) | 15日締め翌月10日払い |
貯まるポイント | OkiDokiポイント |
ポイントの有効期限 | 2年間 |
ETCカード | 無料で発行、年会費無料 |
家族カード | 無料 |
海外旅行傷害保険 | ー |
国内旅行傷害保険 | ー |
「JCB LINDA(リンダ)」はこういう人におすすめ
「JCB LINDA(リンダ)」は次のような人に向いているカードです。
・プロパーのクレジットカードを持ちたい人
「JCB LINDA(リンダ)」は、年会費無料です。データ維持料はありますが、こちらも無料になる条件はかんたんなので、実質無料といってもよいでしょう。
利用実績に応じてポイント3倍=1.5%還元率も可能な、お得なカードです。
「JCB LINDA(リンダ)」のデメリット
「JCB LINDA(リンダ)」のデメリットとしては以下があげられます。
「JCB LINDA(リンダ)」は、電子マネーでのポイント付与に関心がある人には向きません。
ただ、iPhone(アップルペイ)でも、Google Payでも、どちらでも登録してQUICPayとして利用できるので、その点はおすすめです。
まとめ
お財布レスの時代、クレジットカードや電子マネーの選び方でどれだけ得するかが決まります。どの電子マネーを主に使うかによって、クレジットカードの選択は変わってきます。
「JCB LINDA(リンダ)」は年会費無料にもかかわらず、利用実績によってはポイント3倍=1.5%還元率も可能なカードです。
実はおすすめのクレジットカードですよ。