「楽天ANAマイレージクラブカード」は4つの機能が１つになった人気のクレジットカードです。
今回の記事では、「楽天ANAマイレージクラブカード」はどんなクレジットカードなのか、メリット・特典、デメリット、Apple Pay（アップルペイ）、Google Pay（グーグルペイ）、QUICPay（クイックペイ）、PayPay（ペイペイ）等のスマホ決済に登録できるか電子マネーチャージの状況、タッチ決済等まとめました。
＜最新版＞
もくじ
- 1 「楽天ANAマイレージクラブカード」はどんなクレジットカード？
- 2 「楽天ANAマイレージクラブカード」のメリット・特典
- 3 旅行保険・付帯保険・その他
- 4 「楽天ANAマイレージクラブカード」の国際ブランド
- 5 「楽天ANAマイレージクラブカード」とタッチ決済（非接触型カード決済）
- 6 「楽天ANAマイレージクラブカード」とApple Pay（アップルペイ）
- 7 「楽天ANAマイレージクラブカード」とGoogle Pay（グーグルペイ）
- 8 「楽天ANAマイレージクラブカード」とスマホ決済/QRコード決済
- 9 「楽天ANAマイレージクラブカード」と電子マネー
- 10 「楽天ANAマイレージクラブカード」のデメリット
- 11 まとめ
「楽天ANAマイレージクラブカード」はどんなクレジットカード？
「楽天ANAマイレージクラブカード」がどんなクレジットカードなのか、メリットや特典を含めた特徴をリストにすると、
・ハワイラウンジが使える
・年会費無料も可能
・家族カードは年会費無料
・ETCカード年会費550円(税込)（無料条件あり）
・貯めるポイントはANAマイルでもポイントでも選択可能
・ポイント還元率は0.5％ANAマイル還元率or1％ポイント還元率
・SPUでポイントアップ
・楽天ポイントカード搭載・楽天Edy付きも選択可能
・海外旅行傷害保険利用付帯最高2000万円
・国内旅行傷害保険付帯なし
・国際ブランドはJCB/VISA/Mastercardの3種類
・VISA/Mastercardブランドでタッチ決済（コンタクトレス決済）搭載
・Apple Payに登録可能（クイックペイとして利用）
・Google Payに登録可能（クイックペイとして利用）
・PayPay、楽天ペイ、d払い、auペイに登録可能（国際ブランドによる）
ANAマイレージクラブカードも含め４つの機能が1枚になった、年会費無料も可能なクレジットカードです。
「楽天ANAマイレージクラブカード」のメリット・特典
クレジットカードのメリットはどんな特典がついていてお得かということ。まずは特典についてです。
４つの機能が１つに！
「楽天ANAマイレージクラブカード」の特徴は、なんといっても４つの機能が1枚になっていること！
・電子マネーEdy（エディ）
・楽天ポイントカード
・ANAマイレージクラブカード
「楽天カード」の便利な機能やサービスに、さらにANAマイレージクラブ機能（ANAのスキップサービスも利用できる！）を追加しているので、ANAマイルを貯めてみたいと思っている人には、特に便利でお得なクレジットカードです。
ハワイラウンジが使える！
ハワイに専用ラウンジがあり、「楽天ANAマイレージクラブカード」の提示で無料で利用できます。（楽天ANAマイレージクラブカード保有者と同伴者）
楽天カード ワイキキラウンジ
営業時間：9:30-20:00 (年中無休) ※最終受付 19:45
場所：T ギャラリア ハワイ by DFS 2階
・カード盗難・紛失時の相談
・温かいコーヒーや冷たいジュースの提供
・Wi-Fi
・ラウンジ内トイレ完備 ※ウォシュレット付き
等のサービスがあります。
楽天カード アラモアナラウンジ
（2019年8月8日～）
営業時間：9:30-18:00 ※最終受付 17:45(休業日はアラモアナセンターに準じる)
場所：アラモアナセンター エヴァウィング 3階
・カード盗難・紛失時の相談
・温かいコーヒーや冷たいジュースの提供
・Wi-Fi
・ラウンジ内トイレ完備 ※ウォシュレット付き
等のサービスがあります。
年会費はかんたんに実質無料にできる！
「楽天ANAマイレージクラブカード」の年会費は
初年度：無料
2年目以降：550円(税込)
※ただし、年1回の利用で無料になるので、実質年会費は無料のようなものです。
家族カードは年会費無料です。
ETCカード
ETCカードは年会費550円(税込)です。
楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員の場合は年会費無料になります。
貯めるポイントはANAマイルでも楽天ポイントでも選択可能
「楽天ANAマイレージクラブカード」を使って貯めることができるポイントは、
・ANAマイル
・楽天ポイント
のいずれかです。
楽天ポイントコースの場合：100円＝１楽天ポイント
コースは「楽天e-NAVI」でかんたんに変更できるので、途中で気分が変わっても問題ありません。
還元率は、楽天ポイントで考えると１％還元率～です。
→公式サイト
・500円利用につき1ポイント
⇒公式サイト
楽天モバイル・楽天カード・楽天トラベルなどのサービスを組み合わせると、楽天市場でのポイントがさらにアップします。
楽天グループには、サービスを利用するほどポイントがアップするSPU（スーパーポイントアップ）があります。
| サービス | 倍率 | 達成条件 |
| 楽天モバイル | +4 | Rakuten最強プラン契約 |
| 楽天モバイルキャリア決済 | +2 | 月2000円以上の料金支払い |
| Rakuten Turbo／楽天ひかり | +2 | Rakuten Turboまたは楽天ひかりの契約 |
| 楽天カード（通常分） | +1 | 楽天カード（種類問わず）を利用して楽天市場で買い物 |
| 楽天カード（特典分） | +1 | |
| 楽天銀行＋楽天カード | ＋0.3 | ①楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし |
| 楽天銀行＋楽天カード | ＋0.2 | ①を達成し、さらに購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る |
| 楽天証券投資信託 | ＋0.5 | 当月合計3万円以上のポイント投資（投資信託）※1 |
| 楽天証券米国株式 | ＋0.5 | 当月合計3万円以上のポイント投資（米国株式円貨決済）※1 |
| 楽天ウォレット | ＋0.5 | 暗号資産現物取引で月に合計30000円以上購入（ポイント交換含む） |
| 楽天トラベル | ＋1 | 対象サービスを月1回5000円以上予約し、対象期間の利用※2 |
| 楽天市場アプリ | +0.5 | 楽天市場アプリでの買い物 |
| 楽天ブックス | +0.5 | 月1回1注文1000円以上 買い物※3 |
| 楽天Kobo | +0.5 | 電子書籍を月1回1注文1000円以上買い物※3 |
| 楽天Pasha | +0.5 | トクダネで当月に300ポイント以上獲得し、「きょうのレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上達成 |
| Rakuten Fashion アプリ | +0.5 | アプリで月1回以上買い物 |
| 楽天ビューティ | +0.5 | 月1回3000円以上利用※3 |
※2023年12月現在
※1：1ポイント以上利用したポイント投資
※2：バスの予約は対象外
※3：クーポン割引後の税込金額
楽天市場での買い物やカード利用金額かポイントアップの対象となります（サービスによる）。SPUで付与されるポイントは、一部のサービスを除き、期間限定ポイント(付与月の翌月末日23時59分まで有効)です。
※2023年12月1日～、獲得上限ポイントがかなり変更になっています。⇒公式サイト
楽天カードポイントプラスがお得！
楽天カードの優待サービスに「楽天カードポイントプラス」があります。
※ショップによって倍率やエントリーが必要、抽選などの条件が異なります。さらに、国際ブランドによっても対象ショップが変わります。
ポイントの有効期限
「楽天ANAマイレージクラブカード」を利用して貯まるポイントはコースにより、
・ANAマイル
・楽天ポイント
のいずれかです。
ANAマイルは、利用にした月から数えて36ヵ月後の月末まで有効です。
楽天ポイント・通常ポイントは、最後にポイントを獲得した月を含めた1年間が有効期限ですが、期間内に1度でもポイントを獲得すれば有効期限は延長されます。（期間限定ポイントはそれぞれの有効期限）
楽天ポイントカード・楽天Edy（エディ）搭載
楽天ポイントカードは、街での買い物や、ポイントが使えるお店のレジで提示するだけで楽天ポイントを貯めて・使えるカードです。
1ポイント＝1円相当なので、提示できる店舗では提示しないと損です。
現在発行中の楽天カードには、すべて楽天ポイントカード機能がついています。
また、プリペイド式電子マネー・楽天Edy機能も付いています。
旅行保険・付帯保険・その他
海外旅行保険
保険が有効になるためには、カード決済の条件（利用条件）を満たしている必要があります。（利用付帯）
保険が有効となるには、日本を出国する以前に以下に該当する代金を楽天カードで支払っていること（旅行開始後、日本出国以前に代金を支払った場合は、支払時以降の旅行期間が対象）。
・海外旅行代金（募集型企画旅行の代金）
以下は対象外になります。
×自宅から出発空港までの交通費（公共交通乗用具の運賃）
→公式サイト
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高額 | 2000万円 |
| 傷害治療費用 | 1事故の限度額 | 200万円 |
| 疾病治療費用 | 1疾病の限度額 | 200万円 |
| 賠償責任(免責なし) | 1事故の限度額 | 2000万円 |
| 救援者費用 | 年間限度額 | 200万円 |
| 携行品損害(免責金額3000円) | 年間限度額 | 20万円 |
国内旅行保険
付帯なし。
その他
カード利用お知らせメール、商品未着あんしん制度（楽天市場）、ネット不正あんしん制度、カード盗難保険付帯など、セキュリティの面でも安心です。
「楽天ANAマイレージクラブカード」の国際ブランド
「楽天ANAマイレージクラブカード」は申し込み時に、JCB・VISA・Mastercardの3種類から選択できます。
スマホ決済は国際ブランドによって利用可能かどうか異なったりするので、入会時はその点も留意して検討しましょう。
「楽天ANAマイレージクラブカード」とタッチ決済（非接触型カード決済）
最近はタッチ決済（非接触型カード決済）を搭載したクレジットカードも登場してきました。
店頭で専用の端末にクレジットカードをかざすだけで決済が完了するタッチ決済。サインや暗証番号の入力が不要となり、スピーディーに決済できます。
（一定金額以上の支払いの場合、サインもしくは暗証番号の入力が必要）
セキュリティ面からも、タッチ決済はカードをお店側に渡す必要がないので安心。
「楽天ANAマイレージクラブカード」の場合は、VISAとMastercard、JCBで利用が可能です。
下記のマークがある店舗で利用できます。
「楽天ANAマイレージクラブカード」はタッチ決済でも、ポイントが100円で1ポイントor200円で１ANAマイル貯まります。
「楽天ANAマイレージクラブカード」とApple Pay（アップルペイ）
JCB・VISA・Mastercardの「楽天ANAマイレージクラブカード」はApple PayのWalletに登録してQUICPay（QUICPay+）として使うことができます。
「楽天ANAマイレージクラブカード」とGoogle Pay（グーグルペイ）
Google Pay（グーグル ペイ）での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
「楽天ANAマイレージクラブカード」は登録できます。登録してポストペイ型の電子マネーQUICPay（QUICPay＋）として利用することができます。
「楽天ANAマイレージクラブカード」とスマホ決済/QRコード決済
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済と「楽天ANAマイレージクラブカード」についてまとめると以下のようになります。
| 「楽天ANAマイレージクラブカード」を登録 | 「楽天ANAマイレージクラブカード」からチャージ | |
| PayPay（ペイペイ） | VISA,Mastercard | × |
| 楽天ペイ | ○ | ○ |
| d払い | ○ | ×（クレカ不可） |
| auPAY（auペイ） | ― | ○ |
| LINE Pay（ラインペイ） | ー | × |
| メルペイ | ー | ×（クレカ不可） |
還元率については下記の記事で紹介しています。
「楽天ANAマイレージクラブカード」と電子マネー
「楽天ANAマイレージクラブカード」と電子マネーの関係をまとめると以下のようになります。
| 「楽天ANAマイレージクラブカード」 | |
| 楽天Edy | ○（通常の1/2） |
| モバイルSuica | △（「楽天ペイ」ならポイント付与あり・通常の1/2） |
| nanaco | JCB/MastercardならiPhone・ApplePayでチャージ可能 |
| WAON | JCB/MastercardならiPhone・ApplePayでチャージ可能 |
| PASMO（パスモ） | オートチャージ：不可 モバイルPASMO：可 |
| QUICPay（QUICPay＋） | ApplePayで利用可 GooglePayで利用可 |
| iD | ー |
○：チャージ可・ポイント付与あり
△：チャージ可・ポイント付与なし
×：チャージ不可
還元率については下記の記事で紹介しています。
「楽天ANAマイレージクラブカード」のデメリット
「楽天ANAマイレージクラブカード」のデメリットは、電子マネーへのチャージで少しポイント付与が弱いことです。その点は残念です。
まとめ
「楽天ANAマイレージクラブカード」は、「楽天カード」の便利な機能やサービスに、さらにANAマイレージクラブ機能を追加した、お得なクレジットカードです。
ANAマイルでも楽天ポイントでもポイントを貯めることができ、実質年会費無料。ハワイのラウンジも利用可能で、海外旅行保険（利用付帯）も付いています。
ANAマイルを貯めたい、楽天サービスをよく利用する、欲張りな人向けのおすすめの1枚です。
| 国際ブランド | MasterCard、JCB、VISA |
| 申し込み資格 | 18歳以上（高校生不可） |
| ポイント | 200円につき１ANAマイル or 100円につき１楽天ポイント※SPUによりさらにUP |
| 有効期限 | ANAマイル：利用にした月から数えて36ヵ月後の月末まで 楽天ポイント・通常ポイント：最後にポイントを獲得した月を含めた1年間（期間内に1度でもポイントを獲得すれば延長） 楽天ポイント・期間限定ポイント：それぞれの期限 |
| 年会費 | 初年度：無料 2年目以降：550円(税込) ※ただし、年1回の利用で無料 |
| 切替手数料 | （他の楽天カードから）1100円(税込) |
| 家族カード | 年会費：永年無料 |
| ETCカード | 年会費：550円(税込) |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2000万円（利用付帯） |
| 国内旅行傷害保険 | ー |
| その他 | あんしん機能（カード利用お知らせメール、商品未着あんしん制度（楽天市場）、ネット不正あんしん制度、カード盗難保険付帯など） |