QR決済サービスの大手のひとつ、LINE Pay(ラインペイ)。
2019年8月からマイカラーのインセンティブ(ボーナス)が、これまでのポイント付与からLINEボーナスの付与に変わりました。
その後再び、2019年11月1日~は、LINE Payボーナス→LINEポイントで付与に変更になりました。
2020年5月現在、LINEポイントクラブのインセンティブ(ボーナス)はLINEポイントです。
ボーナス付与に変わったことでどのような影響があるのかも含め、ボーナスとポイントに違いや使い方・注意点について一回整理してみたいと思います。
もくじ
インセンティブはLINEポイント
「LINE Pay(ラインペイ)」決済時の還元率は、下記のようになります。
(画像:公式サイトより引用)
基本的にポイント付与はありません。
ただし、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」利用したチャージ&ペイの場合はポイント付与があります。
(画像:公式サイトより引用)
「チャージ&ペイ」は、「LINEクレカ」「LINEクレカ(P+)」「三井住友カード(VISAブランド)」等の対象カードがないと利用できません。
「LINE Pay(ラインペイ)」決済の還元率は、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」を持っていない限り0%です。
LINEポイントの有効期限
LINEポイントには180日の有効期限が設定されています。
利用しないと消滅してしまうので注意が必要です。
LINEポイントを「取得」するごとに有効期限は180日間伸びますが、利用するだけでは有効期限は延びません。
ポイントとボーナスの違い
LINEポイントは、LINEポイントのままLINE Payで利用することができます。
LINE Payを使って支払うときに、LINEポイントを使うように設定すればOKです。
また、2020年2月12日より、LINE PayカードやQUICPay+での支払いにもLINEポイントが利用できるようになりました。
一方、LINE Payボーナスは、通常のLINE Pay残高と同じように扱えますが、残高と同じ扱いなので残高と統合することはできません。
LINE PayボーナスはLINE Pay加盟店のコンビニやドラッグストア、オンラインショッピングなどで支払いに使ったり、友だちに送金することもできます。
LINE Payボーナスは残高と同じ扱いですから、支払いに対してもマイカラーの利用実績が付くことはもちろん、支払い分に応じてLINE Payボーナスが付与されます。
必ずボーナスが優先して使われる・・・わけではない
基本的にはボーナスは残高と同じように扱われるので、区別をする必要はありません。通常設定ではボーナスを優先に使うようになっています。
でも厳密には次のようになっています。
支払い方法 | ボーナス | 残高 |
---|---|---|
QR/バーコードでの支払い | 〇 | 〇 |
LINE Pay加盟店での支払い | 〇 | 〇 |
LINE Payカードでの支払い | × | 〇 |
QUICPay+での支払い | × | 〇 |
LINE PayカードあるいはQUICPayで決済した場合、ボーナスは使えません。
LINE Payボーナスには期限がある
LINE Pay残高もLINE Payポイントも有効期限が延長できるようになっていて、使い続けていれば気にすることはありません。
これに対してLine Payボーナスは有効期限の延長ができない仕様になっており、2年経ったら消滅します。
正しく使い続けていれば問題はないのですが、前述のようにLINE PayカードやQUICPayでの支払いだけしている人はボーナスを使わないまま消滅させる恐れも・・・。
消滅してしまう可能性はボーナスの方が高いといえそうです。
ポイントもボーナスも出金はできない
LINE Payで出金ができるのはLINE Pay残高だけです。ポイントもボーナスも出金はできません。その点ではポイントでもボーナスでも変わりありません。
まとめ
以上、ポイントとボーナスについての簡単なまとめでした。
どのサービスも囲い込みと流出防止を図っています。LINEに限ったことではありません。
ただ、もう少しわかりやすくしてほしいですよね。