新しい決済サービスの2強と言えば「LINE Pay(ラインペイ)」と「PayPay(ペイペイ)」ですが、あなたはどちらを使い続けていますか?
送金機能、便利に使いたいですね。実際のところ送金に関してはどちらが便利なのか、どっちでも同じなのか調べてみました。
もくじ
送金手数料は必要か
LINE Pay、PayPayともに、手数料は無料です。
友達以外の知らない人に送金できるか
はじめて会った人や不特定の人への送金については、LINE PayとPayPayで大きく違います。
LINE Payの場合
LINEでは以前、友達であるなしに関わらず誰にでも送金できる「ポチ送金」機能のサービスを発表したことがありましたが、これは結局見送りとなりました。
LINEの友だち間で残高の送金をする際には、本人確認(銀行口座の登録)が必要になります。
ちなみに送金サービスはあくまでもLINE Pay同士のやり取りなので、LINEの友達であっても相手がLINE Payを使える状態になっていなければ送金はできません。
PayPayの場合
PayPayはコミュニケーションツールではないので、もともと友達とそうでない人との区別がありません。不特定の相手にも送金することも可能です。
相手のPayPayIDか電話番号、あるいはQRコードがわかれば誰に対してでも送金できます。
送金操作は簡単か
送金はどちらの場合でも比較的簡単です。
LINE Payの送金
LINE Payの場合はメニューの[送金]をタップして、LINEの友達から送金先を選び、金額を決めて送金ボタンを押すだけ。
LINEに慣れている人なら操作に困ることはないと思います。
PayPayの送金
PayPayの場合もメニューから[送る]をタップし、PayPayIDや電話番号で検索したり、相手のQRコードを読み取ることで送金先を決定して送ります。
PayPayで送金できるのは、PayPayマネー・PayPayマネーライトです。PayPayボーナス・PayPayボーナスライト(特典やキャンペーンで付与された金額)は送金には使えません。
「最近送った友だち」が一覧されるので、一度送ってしまえば次から送りやすい仕様になっています。
金額の上限は?
LINE Pay、PayPayの1日の送金上限は、どちらも10万円です。
相手が受け取らなかったら?
LINE PayでもPayPayでも、相手が送金を受け取らなかった場合は7日間で自動的にキャンセルされ、お金は送金元に戻ってきます。
割り勘機能は?
LINE Pay、PayPayともに割り勘機能があります。
決済金額を総人数に合わせてに均等分割、あるいは個別に設定して集金します。
PayPayではあらかじめ仮の合計金額を設定できるので割り勘のイメージが持ちやすいのが特徴です。
まとめ
LINE PayとPayPayの送金機能を比較してみました。不特定他者に送金できる点でPayPayのほうが用途が広く、友だち同士にしか送れないLINE Payのほうがセキュリティー的にはいいかもしれません。
初めて会う人とLINEの交換をしなければならないとしたら、ハードルが高いように思います。
送金機能を使いたい人は、用途によって2種類を使い分けることになるかもしれませんね。