「dカード」というとドコモユーザーしか入会できないと思いがちですが、実はドコモユーザー以外でも入会できます。
今回の記事では、「dカード」(ディーカード)はどんなクレジットカードなのか、特典やメリット、デメリット、還元率、ApplePay(アップルペイ)、Google Pay(グーグルペイ)等まとめました。
もくじ
ドコモ「dカード」(ディーカード)はどんなクレジットカード?
「dカード」(ディーカード)がどんなクレジットカードなのか、メリットや特典を含めた特徴をリストにすると、
・家族カードも年会費無料
・ETCカード年会費550円(無料条件あり)
・スタバカードへのチャージで4%還元率
・マツモトキヨシ(マツキヨ)で合計4%還元率可能
・ポイントモールでネットショッピングもお得
・ポイント還元率1%~
・dポイント(通常)の有効期限は2年間
・dポイントが使えるサービスはいろいろある
・dポイントカード・iD(アイディー)搭載
・「d払い」でも有利
・旅行保険付帯なし
・お買い物あんしん保険年間最高100万円(海外・国内リボ分割)
・dカード(ディーカード)ケータイ補償・購入後1年間最大1万円
・国際ブランドはVISA/Mastercardの2種類
・タッチ決済(コンタクトレス決済)搭載
・Apple Payに登録可能(アイディーとして利用)
・PayPay、楽天ペイ、d払い、auペイに登録可能(国際ブランドによる)
年会費無料、1%還元率、ドコモユーザー以外でも入会できる秀逸なクレジットカードです。
年会費無料ドコモ「dカード」(ディーカード)の特典・メリット
クレジットカードのメリットはどんな特典がついていてお得かということ。まずは特典についてです。
「dカード」(ディーカード)の年会費=永年無料・ドコモユーザー以外も入会可能
年会費は永年無料です!
ドコモユーザー以外も入会可能です。
「dカード」の家族カード
家族カードを発行することができます。
しかも、年会費無料で発行できます。
ETCカード
「dカード」の場合、初年度年会費無料で発行できます。
(2年目以降も、前年度(本会員のdカード契約月から1年間)に一度でもETCカード利用の請求があれば無料・なければ550円)
ETCカード利用時にも、100円(税込)の利用につきdポイントが1ポイントたまります。
スタバカードへのチャージで4%還元率!Starbucks eGift購入なら7%還元率
スターバックス(スタバ)は特約店なので、スタバカードへのチャージでいつでもポイントアップです!
スタバカード×「dカード」でいつでも4%還元が可能です。
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント3%=4%
(画像:公式サイトより引用)
Starbucks eGift購入でもいつでもポイントアップです!
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント6%=7%
マツモトキヨシ(マツキヨ)がお得!合計4%還元率可能
マツモトキヨシ(マツキヨ)は特約店なので、いつでもポイントアップです!
マツモトキヨシ(マツキヨ)×「dカード」でいつでも3%還元が可能です。
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント2%=3%
さらにdポイントカードの提示で+1%なので、合計4%還元率が可能です!
ポイントモールでネットショッピングもお得
ネットショッピングをする際に、会員専用の「dカード ポイントモール」を経由することにより、通常ポイントに加え、さらにdポイント貯まります。
同じ買い物をするのにも、会員専用モールを使うのと使わないのとでは大違いです。
「dカード」(ディーカード)のポイント還元率は1%!
「dカード」(ディーカード)はカード利用額100円(税込)につき1ポイント貯まります。貯まるポイントはdポイントです。
dポイントは実質1ポイント=1円相当なので、還元率は1%になります。
※d払い、電子マネーチャージ、キャッシングのご返済、年会費 など、一部の支払いはポイント対象外
⇒公式サイト
dカード特約店→・dポイント加盟店→ではさらにポイントの加算や割引があります。
ネットショッピングの場合は、dカード ポイントモールではさらにポイントの加算があります。
dポイントの有効期限
dポイント(通常ポイント)の有効期限は、獲得した月から起算して48か月後の月末まであるので、ゆっくり利用することができます。
dポイントが使えるサービスはいろいろある
「dカード」の利用で貯まるポイントはdポイントです。dポイントを使えるサービスはいろいろあります。
◆街のお店
◆dポイントのアカウント連携
◆dマーケット
◆d払い(ネットのお店)
◆ケータイ料金の支払い
◆ポイント投資
◆iDの支払い(dカード(iD)、d払い(iD))
◆他社ポイントに交換(JALマイル、スターバックスカード)
◆寄付
◆ドコモ商品
◆dカードプリペイドへチャージ
◆スゴ得クーポンに交換
◆ポインコグッズ
◆データ量の追加
◆海外でつかう
※dポイント(期間・用途限定)を使えないサービスもあります。
いろいろなサービスに利用できるので、dポイントの使い道に困ることはありません。
また、『dポイント投資』というサービスもあります。手持ちのdポイントを使って投資体験ができるサービスです。
dポイントを「運用ポイント」に交換(追加)すると、運用ポイントが投資信託やETF(上場投資信託)などの値動きに連動し毎日変動し、運用ポイントはいつでもdポイントに交換(引出)することができます。
100ポイント単位で運用し、運用中のポイントは、1ポイント単位で引き出すことができます。引き出したポイントは、dポイントとして利用可能です。
dポイントの使い方については、下記の記事でも紹介しています。
dポイントカード・iD(アイディー)搭載
dポイントカードは、街での買い物や、ポイントが使えるお店のレジで提示するだけでdポイントを貯めて・使えるカードです。
1ポイント=1円相当なので、提示できる店舗では提示しないと損です。
dカードには、すべてdポイントカード機能がついています。
また、カードにはポストペイ型の電子マネー・iD(アイディー)も搭載しています。
「d払い」でも有利
※ポイント付与がある支払い方法は、電話料金合算・dカード・d払い残高(クレジットカードの場合、dカード以外のクレジットカードからの支払いはポイント付与対象外)
ドコモの「dカード」(ディーカード)なら大丈夫です。
①d払いの「dカード支払い特典」0.5%分のdポイント(200円(税込)につき1ポイント)
+②d払いでの基本還元率0.5%分のdポイント(200円(税込)につき1ポイント)
=③d払いとして合計1.0%分のdポイント(200円(税込)につき2ポイント)が進呈
⇒公式サイト
(画像:公式サイトより引用)
「dカード」(ディーカード)の旅行保険・付帯保険
旅行保険
海外旅行保険・国内旅行保険ともに、残念ながら付帯していません。
お買い物あんしん保険
「dカード」(ディーカード)で購入した品物が、万一盗難、破損などの損害を受けた場合、お買い物あんしん保険として、国内・海外のショッピングともに年間100万円まで補償されます。
※国内での購入品の場合、リボ払い または 3回以上の分割払い
※自己負担額:1事故あたり3000円
dカード(ディーカード)ケータイ補償
購入後1年間、最大1万円のケータイ補償があります。
「dカード」(ディーカード)のdカードケータイ補償は、利用中の携帯電話端末が、購入から1年以内に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの新端末をドコモショップ等で、契約中のdカードを利用して購入した場合に購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。
サポートデスク
海外現地での観光案内や各種予約、トラブル時などに日本語で対応してくれるサポートデスク「VJデスク」が利用できます。
「dカード」(ディーカード)の国際ブランド
VISA、MasterCardの2つのブランドから選べます。
「dカード」はタッチ決済(コンタクトレス決済)が使える!
タッチ決済マークのあるdカードなら、Visa/Mastercardそれぞれの対応加盟店でかざして利用できます。
Mastercardブランド:Mastercardコンタクトレス
「dカード」(ディーカード)とApple Pay(アップルペイ)
もともとdカードは単体でポストペイ型電子マネー「iD」の機能を持ち合わせていますが、「dカード」をApplePayに登録すると、ポストペイ型の電子マネーiD(アイディー)として使えるようになります。
店舗によってはタッチ決済も利用できます。
「dカード」(ディーカード)とGoogle Pay(グーグルペイ)
Google Pay(グーグル ペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
「dカード」をGoogle Pay(グーグル ペイ)に登録することはできますが、登録してポストペイ型の電子マネーiD・QUICPay等として利用することはできません。
「dカード」(ディーカード)とQRコード決済/スマホ決済
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済(ペイペイ・楽天ペイ・d払い・au PAY・LINE Pay・メルペイ)と「dカード」(ディーカード)についてまとめると以下のようになります。
「dカード」を登録 | 「dカード」からチャージ | |
PayPay(ペイペイ) | ○ | × |
楽天ペイ | ○ | × |
d払い | ○ | ×(クレカ不可) |
auPAY(auペイ) | ー | Mastercardのみ |
LINE Pay(ラインペイ) | ー | × |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
還元率については下記の記事で紹介しています。
「dカード」(ディーカード)電子マネーと注意点
「dカード」(ディーカード)と電子マネーについてまとめると以下になります。注意点は、チャージできる=ポイント付与がある、ということではない点です。
VISA・MasterCard | |
楽天Edy | △ |
モバイルSuica | △ |
nanaco | MasterCardならiPhone・ApplePayでチャージ可能 |
WAON | MasterCardならiPhone・ApplePayでチャージ可能 |
PASMO(パスモ) | オートチャージ:× モバイルPASMO:△ |
QUICPay(QUICPay+) | ー |
iD | カードに搭載 ApplePayで利用可 そのほかにおサイフケータイで可 |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
Android端末ならd払い・Suicaで0.5%還元率可能
Android端末なら、d払いからSuicaへチャージで、チャージ金額の0.5%(200円につき1ポイント)相当のdポイントがたまります。
d払い・Suicaなら、「dカード」を利用したチャージで0.5%還元率が可能です。
デメリット
「dカード」(ディーカード)には、デメリットというほどのデメリットはありません。
残念な点を敢えてあげるなら、旅行保険が付帯しないことでしょうか。
特典もそれほど多くはありません。
まとめ
年会費無料・還元率1%のドコモの「dカード」(ディーカード)。
マツキヨをはじめとした特約店での買い物がお得になり、「d払い」でも優位性があります。
ドコモユーザー以外でも入会できるので、「d払い」のキャンペーンを狙うなら持って損はないですよ。