「dカード」というとドコモユーザーしか入会できないと思いがちですが、実はドコモユーザー以外でも入会できます。
今回の記事では、「dカード」(ディーカード)はどんなクレジットカードなのか、特典やメリット、デメリット、還元率、ApplePay(アップルペイ)、Google Pay(グーグルペイ)等まとめました。
【2022年最新版】
もくじ
- 1 ドコモ「dカード」(ディーカード)はどんなクレジットカード?
- 2 年会費無料ドコモ「dカード」(ディーカード)の特典・メリット
- 2.1 「dカード」(ディーカード)の年会費=永年無料・ドコモユーザー以外も入会可能
- 2.2 「dカード」の家族カード
- 2.3 ETCカード
- 2.4 スタバカードへのチャージで4%還元率!Starbucks eGift購入なら7%還元率
- 2.5 マツモトキヨシ(マツキヨ)がお得!合計4%還元率可能
- 2.6 メルカリでお得!
- 2.7 ローソンでお得・5%還元 ※終了
- 2.8 ポイントアップモールでネットショッピングもお得
- 2.9 「dカード」(ディーカード)のポイント還元率は1%!
- 2.10 dポイントの有効期限
- 2.11 dポイントが使えるサービスはいろいろある
- 2.12 dポイントカード・iD(アイディー)搭載
- 2.13 クーポンがお得
- 2.14 「d払い」のキャンペーンでも有利
- 3 「dカード」(ディーカード)の旅行保険・付帯保険
- 4 「dカード」(ディーカード)の国際ブランド
- 5 「dカード(VISA)」はVisaのタッチ決済が使える!
- 6 「dカード」(ディーカード)とApple Pay(アップルペイ)
- 7 「dカード」(ディーカード)とGoogle Pay(グーグルペイ)
- 8 「dカード」(ディーカード)とQRコード決済/スマホ決済
- 9 「dカード」(ディーカード)電子マネーと注意点
- 10 デメリット
- 11 まとめ
ドコモ「dカード」(ディーカード)はどんなクレジットカード?
「dカード」(ディーカード)がどんなクレジットカードなのか、メリットや特典を含めた特徴をリストにすると、
・家族カードも年会費無料
・ETCカード年会費550円(無料条件あり)
・スタバカードへのチャージで4%還元率
・マツモトキヨシ(マツキヨ)で合計4%還元率可能
・メルカリで2.5%還元率
・ポイントアップモールでネットショッピングもお得
・ポイント還元率1%~
・dポイント(通常)の有効期限は2年間
・dポイントが使えるサービスはいろいろある
・dポイントカード・iD(アイディー)搭載
・「d払い」のキャンペーンでも有利
・旅行保険付帯なし
・お買い物あんしん保険年間最高100万円(海外・国内リボ分割)
・dカード(ディーカード)ケータイ補償・購入後1年間最大1万円
・国際ブランドはVISA/Mastercardの2種類
・VISAブランドでタッチ決済(コンタクトレス決済)搭載
・Apple Payに登録可能(アイディーとして利用)
・PayPay、楽天ペイ、d払い、auペイに登録可能(国際ブランドによる)
年会費無料、1%還元率、ドコモユーザー以外でも入会できる秀逸なクレジットカードです。
年会費無料ドコモ「dカード」(ディーカード)の特典・メリット
クレジットカードのメリットはどんな特典がついていてお得かということ。まずは特典についてです。
「dカード」(ディーカード)の年会費=永年無料・ドコモユーザー以外も入会可能
年会費は永年無料です!
ドコモユーザー以外も入会可能です。
「dカード」の家族カード
家族カードを発行することができます。
しかも、年会費無料で発行できます。
ETCカード
「dカード」の場合、初年度年会費無料で発行できます。
(2年目以降も、前年度(本会員のdカード契約月から1年間)に一度でもETCカード利用の請求があれば無料・なければ550円)
ETCカード利用時にも、100円(税込)の利用につきdポイントが1ポイントたまります。
スタバカードへのチャージで4%還元率!Starbucks eGift購入なら7%還元率
スターバックス(スタバ)は特約店なので、スタバカードへのチャージでいつでもポイントアップです!
スタバカード×「dカード」でいつでも4%還元が可能です。
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント3%=4%
(画像:公式サイトより引用)
Starbucks eGift購入でもいつでもポイントアップです!
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント6%=7%
マツモトキヨシ(マツキヨ)がお得!合計4%還元率可能
マツモトキヨシ(マツキヨ)は特約店なので、いつでもポイントアップです!
マツモトキヨシ(マツキヨ)×「dカード」でいつでも3%還元が可能です。
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント2%=3%
さらにdポイントカードの提示で+1%なので、合計4%還元率が可能です!
メルカリでお得!
→公式サイトより引用
メルカリ×「dカード」でいつでも2.5%還元が可能です。
「dカード」クレジットポイント1%+特約店ポイント1.5%=2.5%
ローソンでお得・5%還元 ※終了
2020年11月30日(月)のご利用分をもちまして、ローソン・ローソンストア100における、 dカード・DCMXカード・dカード プリペイドでお支払い時の3%割引特典を終了させていただきます。
(公式サイトより引用)
ローソンを頻繁に利用している人は、「dカード」の特典をフルに活用することができます。
ポイントアップモールでネットショッピングもお得
ネットショッピングをする際に、会員専用の「dカード ポイントアップモール」を経由することにより、dポイントが最大で10.5倍貯まります。
同じ買い物をするのにも、会員専用モールを使うのと使わないのとでは大違いです。
「dカード」(ディーカード)のポイント還元率は1%!
「dカード」(ディーカード)はカード利用額100円(税込)につき1ポイント貯まります。貯まるポイントはdポイントです。
dポイントは実質1ポイント=1円相当なので、還元率は1%になります。
dカード特約店→・dポイント加盟店→ではさらにポイントの加算や割引があります。
ネットショッピングの場合は、dカード ポイントUPモールではさらにポイントの加算があります。
dポイントの有効期限
dポイント(通常ポイント)の有効期限は、獲得した月から起算して48か月後の月末まであるので、ゆっくり利用することができます。
dポイントが使えるサービスはいろいろある
「dカード」の利用で貯まるポイントはdポイントです。dポイントを使えるサービスはいろいろあります。
街のお店で使う | 1ポイント=1円相当 |
ネットのお店で使う | 1ポイント=1円相当 |
ケータイ料金等の支払いに使う(ドコモ回線) | 1ポイント=1円相当 |
スゴ得クーポンに交換 | ポイント→クーポンに交換するとおまけでメダルがもらえる |
d払い | 1ポイント=1円相当 |
寄付 | 1ポイント=1円相当 |
抽選プレゼント | dポイントを使って応募 |
スペシャルクーポン | d払い利用 |
ドコモ商品 | 1ポイント=1円相当 |
ポインコグッズ | 1ポイント=1円相当 |
iDキャッシュバック | 100ポイント=100円相当 |
dマーケット | 1ポイント=1円相当 |
海外で使う | 海外ポイントと交換/1ポイント=1¢等 |
dカード プリペイド | 1ポイント=1円相当 |
データ量の追加 | 1GB=1100ポイント |
JALマイル | 5000ポイント→2500 JALマイル |
スターバックスカード | 3000ポイント→3000円分 |
ドトール バリューカード | 3000ポイント→3000円分 |
dポイント投資 | 100ポイント単位で運用 |
※dポイント(期間・用途限定)を使えないサービスもあります。
いろいろなサービスに利用できるので、dポイントの使い道に困ることはありません。
また、『dポイント投資』というサービスもあります。手持ちのdポイントを使って投資体験ができる新しいサービスです。
dポイントを「運用ポイント」に交換(追加)すると、運用ポイントが投資信託やETF(上場投資信託)などの値動きに連動し毎日変動し、運用ポイントはいつでもdポイントに交換(引出)することができます。
100ポイント単位で運用し、運用中のポイントは、1ポイント単位で引き出すことができます。引き出したポイントは、dポイントとして利用可能です。
dポイントの使い方については、下記の記事でも紹介しています。
dポイントカード・iD(アイディー)搭載
dポイントカードは、街での買い物や、ポイントが使えるお店のレジで提示するだけでdポイントを貯めて・使えるカードです。
1ポイント=1円相当なので、提示できる店舗では提示しないと損です。
dカードには、すべてdポイントカード機能がついています。
また、カードにはポストペイ型の電子マネー・iD(アイディー)も搭載しています。
クーポンがお得
(画像:公式サイトより引用)
プラチナクーポン等はなくなりました。
「dポイントクラブ」のステージ
「dカード」に申し込む際には「dアカウント」と紐付けされます。「楽天カード」と楽天IDの関係ですね。
「dアカウント」には優待サービスがありますが、ステージによって優待サービスが異なります。
ステージはプラチナ、4th、3rd、2nd、1stの5段階あり、ステージの決まり方はドコモ回線の継続利用期間か6ヶ月間のdポイントの獲得数。
一番上のプラチナを狙う場合も、6ヶ月間のdポイントの獲得数が10000ポイント以上ということは、6ヶ月間で「dカード」を100万円以上利用すればよい計算なので、狙えなくはない範囲です。
優待サービスはプラチナでなければ受けられないものや、全員受けられるものなどがあり、やはり上位のステージのほうがお得度が増します。
プラチナクーポン(プラチナステージ限定)
基本的に抽選なので、当たったり当たらなかったりですが、お得なクーポンの抽選に参加できます。
ローソン | 第1、第3火曜日更新 |
ファミリーマート | 第2、第4火曜日更新 |
映画ペアチケット | 毎週金曜日更新 |
JALラウンジ | 利用前に応募 |
ホテル&レストランランチ | 毎月 |
全国百貨店共通商品券(10000円分) | 毎月 |
JALのラウンジが利用できるクーポンもあります。時期によって案外当たりやすいという声も聞き、JALマイルを貯めている人達には人気です。
※クーポンは変わります。最新の状況は公式サイト→でご確認ください。
スペシャルクーポン(プラチナ・4thステージ限定)
映画や遊園地、スポーツクラブなどを優待価格で利用可能です。
※「スペシャルクーポン」は株式会社リロクラブの「スペシャルクーポン・サイト」で確認することになります。
(例)
イオンシネマ:優待で1300円→さらに、火曜日ならドコモチューズデーで1100円!
という場合もあります。
スペシャルクーポンの購入は、クレジットカードもしくはd払いで支払います。d払いでの支払い時にはポイントも利用できます。(期間限定ポイントも利用可能)
dポイントクラブクーポン(全ステージ共通)
グルメ、ショッピング、レジャーや旅行までdポイントクラブ会員なら誰でも優待価格で利用可能です。
※クーポンの内容は変わります
ローソンやガスト、ジョナサン等が人気ですね。
「d払い」のキャンペーンでも有利
「d払い」ではよくキャンペーンが実施されますが、「d払い」の支払い方法がdカード(ディーカード)以外のクレジットカードは対象外(=電話料金合算払い、dカードでの支払い、口座払いが対象)のことがあります。
ドコモの「dカード」(ディーカード)なら大丈夫です。
「dカード」(ディーカード)の旅行保険・付帯保険
旅行保険
海外旅行保険・国内旅行保険ともに、残念ながら付帯していません。
お買い物あんしん保険
「dカード」(ディーカード)で購入した品物が、万一盗難、破損などの損害を受けた場合、お買い物あんしん保険として、国内・海外のショッピングともに年間100万円まで補償されます。
※国内での購入品の場合、リボ払い または 3回以上の分割払い
※自己負担額:1事故あたり3000円
dカード(ディーカード)ケータイ補償
購入後1年間、最大1万円のケータイ補償があります。
「dカード」(ディーカード)のdカードケータイ補償は、利用中の携帯電話端末が、購入から1年以内に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの新端末をドコモショップ等で、契約中のdカードを利用して購入した場合に購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。
サポートデスク
海外現地での観光案内や各種予約、トラブル時などに日本語で対応してくれるサポートデスク「VJデスク」が利用できます。
「dカード」(ディーカード)の国際ブランド
VISA、MasterCardの2つのブランドから選べます。
「dカード(VISA)」はVisaのタッチ決済が使える!
VISAのタッチ決済とは、上記マークがある店舗で、レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカードをタッチするだけで支払いができる決済方法です。
「dカード(VISA)」はVISAのタッチ決済が利用できます。
利用方法もかんたん。上記のマークがある店舗で、「VISAのタッチで支払います」と伝えて「dカード(VISA)」を読み取り端末かざすだけです。
「dカード」(ディーカード)とApple Pay(アップルペイ)
もともとdカードは単体でポストペイ型電子マネー「iD」の機能を持ち合わせていますが、「dカード」をApplePayに登録すると、ポストペイ型の電子マネーiD(アイディー)として使えるようになります。
「dカード」(ディーカード)とGoogle Pay(グーグルペイ)
Google Pay(グーグル ペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
「dカード」をGoogle Pay(グーグル ペイ)に登録することはできますが、登録してポストペイ型の電子マネーiD・QUICPayとして利用することはできません。
「dカード」(ディーカード)とQRコード決済/スマホ決済
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済(ペイペイ・楽天ペイ・d払い・au PAY・LINE Pay・メルペイ)と「dカード」(ディーカード)についてまとめると以下のようになります。
「dカード」を登録 | 「dカード」からチャージ | |
PayPay(ペイペイ) | ○ | × |
楽天ペイ | ○ | × |
d払い | ○ | ×(クレカ不可) |
auPAY(auペイ) | ー | Mastercardのみ |
LINE Pay(ラインペイ) | ー | × |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
還元率については下記の記事で紹介しています。
「dカード」(ディーカード)電子マネーと注意点
「dカード」(ディーカード)と電子マネーについてまとめると以下になります。注意点は、チャージできる=ポイント付与がある、ということではない点です。
VISA・MasterCard | |
楽天Edy | △ |
モバイルSuica | △ |
nanaco | MasterCardならiPhone・ApplePayでチャージ可能 |
WAON | MasterCardならiPhone・ApplePayでチャージ可能 |
PASMO(パスモ) | オートチャージ:× モバイルPASMO:△ |
QUICPay(QUICPay+) | ー |
iD | カードに搭載 ApplePayで利用可 そのほかにおサイフケータイで可 |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
デメリット
「dカード」(ディーカード)には、デメリットというほどのデメリットはありません。
残念な点を敢えてあげるなら、旅行保険が付帯しないことでしょうか。
特典もそれほど多くはありません。
まとめ
年会費無料・還元率1%のドコモの「dカード」(ディーカード)。
マツキヨをはじめとした特約店での買い物がお得になり、「d払い」のキャンペーンでも優位性があります。
「d払い」のキャンペーン頻度は高いので、「dカード」(ディーカード)を持っていた方がキャンペーン参加が有利になります。
ドコモユーザー以外でも入会できるので、「d払い」のキャンペーンを狙うなら持って損はないですよ。