クレジットカードは、口座から引き落としがされないような事態になると、自分の信用に傷が付くことになります。
そんなことにならないようにするには、クレジットカードを利用する場合は、各カードの締め日と引き落とし日・支払い日を把握しておくことが重要です。
今回の記事では、もし「楽天カード」の引き落としができなかった!という事態に陥った時の対処法と「再振替サービス」、日頃から確認しておくために、締め日、引き落とし日・支払い日についてまとめました。
【2022年最新版】
もくじ
「楽天カード」前日までに入金を忘れた!引き落としできなかった!
「楽天カード」でも、それ以外のクレジットカードでも、引き落とし日の前日までに銀行口座に入金しておくことが基本ですが、忘れていて当日思い出した場合はどうなるのでしょうか。
Q:お支払日当日に口座に入金した場合のお引き落としについて
A:お支払日当日にご入金いただいた場合のお引き落としにつきましては、金融機関によって振替時間・振替回数が異なるため、弊社ではお答えができかねます。 前営業日までのご入金をお願いしておりますが、弊社お引き落とし口座に入金された場合は、翌日記帳いただきご自身でご確認をお願いいたします。
→公式サイト
楽天カード側で入金確認ができるのは、金融機関からの口座振替結果到着後=引き落とし日の2~4営業日後になるため、その間に問い合わせしても結果はわからないとのことです。
支払えなかったら「まず電話!」と焦りがちですが、その前に確認できることがあります。
「楽天カード」の場合、設定の銀行によっては「再振替サービス」を行っているので、それまでに入金しておけば問題ないようです。
まずは「再振替サービス」の対象かどうか確認からです。
「楽天カード」の「再振替サービス」
Q:再振替サービスとは何ですか?
A:再振替サービス(自動再引き落とし)とは、お支払い日までにお引き落とし口座への入金が間に合わなかった等の理由で、お引き落としができなかった場合、翌日以降に会員様のお支払い口座へ再度お引き落としを行うサービスです。
下記の金融機関をお支払い口座としてご登録されている場合、再振替サービス(自動再引き落とし)の対象となります。
再振替サービス(自動再引き落とし)対象日の前営業日までに該当口座へ資金のご準備をお願いします。
該当口座へ資金のご準備を頂ければ、弊社へご連絡いただく必要はございません。
→公式サイト
対象の金融機関を支払い口座として登録している場合、「再振替サービス(自動再引き落とし)」の対象となります。
前日までに入金しておくだけで、連絡も不要です。
再振替対象機関 | 再振替日 |
楽天銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・北海道銀行・北陸銀行・横浜銀行・千葉銀行・広島銀行・福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行・常陽銀行・肥後銀行・八十二銀行 | 支払い日の翌日から土曜日・日曜日・祝日を除く4営業日 (例)2022年8月度の場合 2022年8月30日(火) / 2022年8月31日(水) /2022年9月1日(木) / 2022年9月2日(金) |
ゆうちょ銀行 | 月末最終日(月末最終日が土曜日・日曜日・祝日であれば翌営業日) (例)2022年8月度の場合、2022年8月31日(水) |
対象の金融機関以外の場合や、再振替日を過ぎている場合は、楽天カードの指定口座まで振込みをすることになります。
楽天e-NAVIや自動音声専用ダイヤルで確認できます。
「楽天カード」の締め日、引き落とし日・支払い日はいつ?
そもそも引き落としができないことを繰り返すことは、自分の信用に傷が付くことになり。決してよいことではありません。
なので、クレジットカードは締め日と引き落とし日・支払日を把握しておく必要があります。特に自分のカードの引き落とし日・支払日は必ず確認しておきます。
「楽天カード」の締め日と引き落とし日・支払日は以下になります。
基本的には、
カード利用締め日: 月末
引き落とし日: 翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)
カード利用日(最終日が締め日) | 代金引き落とし日・支払日 |
1月1日~1月31日 | 2月27日 |
2月1日~2月28日 | 3月27日 |
3月1日~3月31日 | 4月27日 |
4月1日~4月30日 | 5月27日 |
5月1日~5月31日 | 6月27日 |
6月1日~6月30日 | 7月27日 |
7月1日~7月31日 | 8月27日 |
8月1日~8月31日 | 9月27日 |
9月1日~9月30日 | 10月27日 |
10月1日~10月31日 | 11月27日 |
11月1日~11月30日 | 12月27日 |
12月1日~12月31日 | 1月27日 |
ただし、上記締め日はあくまでもおおよその話しになります。
というのも、街中等で利用したお店から楽天カード側へ利用情報が到着するタイミングがずれる場合があります。(実際に利用した日より数日遅くなる場合も。)
利用情報が到着するタイミングのずれや事務処理上の都合により、本来の締め日に間に合わずに翌月分以降となってしまう場合があります。
楽天市場分は通常と異なる
楽天市場での利用分は、そもそも通常と異なるとはっきり記載されています。
・楽天市場でのカード利用の締日は毎月25日となっており、楽天市場でのカード利用分のみ上記の利用締日とは異なります。楽天市場で26日~月末までにご利用された分は、翌々月27日のご請求となりますので、あらかじめご了承お願いいたします。
・ご利用店舗によっては、ご請求月が前後することがございます。
→公式サイト
楽天市場でのカード利用の締め日:毎月25日
※26日~月末利用分は翌月扱い
引き落とし日・支払日が土日祝日の場合は翌営業日に引き落とし
銀行口座からの引き落とし日・支払日が土日祝日だった場合はどうなるのでしょうか?
⇒翌営業日に引き落とし日・支払日が変更
翌営業日とは、銀行が営業している日のことです。銀行は土日祝日、年末は12月31日~休みになります。(12月30日が平日なら、その日までは営業しています。※2022年現在)
2020年5月1日~5月31日分の引き落とし日:2020年6月27日は土曜日です。
→2020年6月27日土曜日(引き落としなし)
→2020年6月28日日曜日(引き落としなし)
⇒翌営業日:6月29日月曜日=この日に口座から引き落としになります。
基本的に金融機関の口座から引き落としがされるのは、金融機関の窓口が開いている日=営業日と思っていれば問題ありません。
「楽天カード」の引き落とし分の反映・利用可能額の反映はいつ?
限度額いっぱいにカードを利用していると気になるのが利用可能額の復活のタイミングです。
引き落とし日に反映されるのか気になりますよね。
引き落とし口座 | 利用可能額反映の目安 |
楽天銀行 | 原則当日中 ※毎月27日の前営業日までに請求金額を口座に準備、かつ引き落とし日に引き落しが確認できた場合に限り |
楽天銀行以外 | 2~4営業日後 |
引き落としの銀行口座によって異なります。
クレジットカードは延滞を繰り返さないこと!
クレジットカードは信用で成り立っています。
なので、延滞を繰り返していると、自分自身の信用に傷がつくことになります。
クレジットカード利用歴(クレジットヒストリー)はきちんとしておいたほうが、将来のためでもあります。
今は家を購入する気がなくても、将来、状況が変わり、住宅ローンを組んだりするかもしれません。そんな時にクレジットヒストリーは関係してきます。延滞を繰り返していると、住宅ローンを借りることができないかもしれません。
そんなことにならないように、クレジットカードは支払いまで押さえましょう。
まとめ
「楽天カード」で引き落としができなかった!となった場合、まずはまずは「再振替サービス」対象について確認です。
再振替に間に合うようなら、すぐに引き落としできるよう銀行口座に入金します。
間に合わなかった場合や対象外の口座の場合は、楽天e-NAVIや自動音声専用ダイヤルで確認します。
今後こんなことにならないように、締め日、引き落とし日・支払い日は確認しておきましょう。
「楽天カード」の締め日、引き落とし日・支払い日は、
カード利用締め日: 月末
引き落とし日: 翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)
クレジットカードを利用する場合は、締め日と引き落とし日・支払い日を把握しておくことが重要です。
クレジットカードを使いすぎる心配があるなら、プリペイドカードやデビットカードの利用もおすすめです。
「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天PINKカード」の締め日と引き落とし日・支払い日についても、「楽天カード」と同様になります。