スマホ決済は随分身近なものになりました。
PayPay(ペイペイ)、楽天ペイ、d払い、au PAY(auペイ)等ありますが、LINEアプリ内に入っているので、LINEを使っている人ならすぐに登録できるLINE Pay(ラインペイ)。
誰でもすぐに便利に使えてしまう分、落とし穴に落ちないよう注意点等について順番に解説していきます。
【2024年最新版】
もくじ
LINE Pay(ラインペイ)の支払い方法
LINE Pay(ラインペイ)はLINE Pay(ラインペイ)残高にチャージをして支払います。
・コード決済
・オンライン決済
・請求書支払い
・タッチ決済
があります。
LINE Pay(ラインペイ)のチャージ方法
②セブン銀行ATMでチャージ
③ローソン銀行ATMでチャージ
④ファミリーマート(マルチコピー機)でチャージ
⑤「LINEクレカ」「LINEクレカ(P+)」「三井住友カード(VISAブランド)」による「チャージ&ペイ」
その他、オートチャージもあります。
①銀行口座からチャージ
銀行口座を登録すると、口座からチャージできます。
1) LINE Payメインメニュー>チャージ>[銀行口座]を選択
2) チャージ元の口座を選択し、希望する金額を入力するとチャージが完了
②セブン銀行ATMでチャージ
セブンイレブン店舗などにあるATMを利用してチャージができます。
1) LINE Payメインメニュー>チャージ>[セブン銀行ATM]ボタンを選択
2) この画面の下にある[次へ]をタップしてコードリーダーを開き、ATM画面に表示
される QRコードを読み取ることで取引開始
3) ATMとスマートフォンに表示される案内に従ってチャージ
③ローソン銀行ATMでチャージ
ローソン店舗などにあるATMを利用してチャージができます。
1) LINE Payメインメニュー>チャージ>「ローソン銀行ATM」を選択
2) この画面の下にある[次へ]をタップしてコードリーダーを開き、ATM画面に表示
される QRコードを読み取ることで取引開始
3) ATMとスマートフォンに表示される案内に従ってチャージ
④ファミリーマート(マルチコピー機)でチャージ
ファミリーマートにあるマルチコピー機を利用してLINE Payにチャージができます。
1) LINE Payメインメニュー>チャージ>ファミリーマートを選択
2) 希望のチャージ金額を入力し、「チャージ」をタップ
3) 受付番号と予約番号・利用可能なコンビニ名など、チャージに必要な情報が
表示
4) チャージ額をレジで現金にて支払いするとチャージが完了
⑤クレジットカードによる「チャージ&ペイ」
「チャージ&ペイ」は、「VISA LINE Payクレジットカード」「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」「三井住友カード(VISAブランド)」をLINE Payアカウントに登録することで、事前に銀行口座やコンビニなどから残高をチャージしなくても、LINE Payでの支払いが可能になる機能です。
支払い金額は、クレジットカードに請求され、まとめて「Visa LINE Payクレジットカード」「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」「三井住友カード(VISAブランド)」申込み時に設定された金融機関の口座振替となります。
※「チャージ&ペイ」では、LINEポイントを併用した支払いは可能ですが、LINE Pay残高で不足分を補ったり、LINE Pay残高を併用したりすることはできません。
設定方法は、
「VISA LINE Payクレジットカード」等をLINE Payアカウントへ登録する際に支払い方法として選択すると、自動的に「チャージ&ペイ」の設定も完了します。
それ以外にも、「ウォレット」→「LINE Payコード」→「お支払い方法」から変更することも可能です。
「チャージ&ペイ」の登場により、「LINE Pay」での決済時にもクレジットカードが利用できるようになりました。
*コード支払い
*請求書支払い
*オンライン支払い
※下記LINEの各種サービスの支払いには利用不可
・LINE証券・LINE Pocket Money・BITMAX ・スマート投資(ワンコイン投資・デビット支払い)・LINE Pay カード(JCB)・Visa LINE Payプリペイドカード・Apple Pay・Google Pay
オートチャージ
そのほかに、オートチャージも可能です。
設定した金額を下回ると、登録した口座から自動でチャージされます。
1) LINE Payメインメニュー>チャージ>[オートチャージ]を選択
2) オートチャージをON
3) オートチャージ条件、チャージ金額を設定
クレジットカードによるチャージができない!?
※2021年5月10日~「三井住友カード(VISAブランド)」(ANAカードは対象外)も「チャージ&ペイ」で利用できるようになりました。⇒公式サイト
「チャージ&ペイ」以外にも、クレジットカードが利用できる場面はあります。
LINE Payに登録できるクレジットカードはVISA、JCB、AmericanExpress、Diners、MasterCardといろいろありますが、あくまでもLINE関連のサービスを利用する際にクレジット決済が便利に行えるというだけです。
残高上限・利用上限は本人確認後100万円
LINE Payには「LINE Cashアカウント」と「LINE Moneyアカウント」があります。
LINE Pay登録直後は「LINE Cashアカウント」、本人確認後は「LINE Moneyアカウント」になります。
本人確認は、「スマホでかんたん本人確認」で行います。
※「郵送本人確認」「銀行口座登録による本人確認」は終了
「LINE Money」本人確認後:
1) LINE Pay残高上限=100万円、LINE Payライト残高上限=10万円
2) LINEの友だちに送金=可能
3) LINE Payの口座残高を銀行口座へ出金=可能(手数料必要)
「LINE Cash」:
1) 残高上限=10万円
2) LINEの友だちに送金=LINE Payライト残高で可
3) LINE Payの口座残高を銀行口座へ出金=不可
LINE Cash | LINE Money | |||
保有できる限度額(LINE Pay残高) | 10万円 | 100万円 | ||
保有できる限度額(LINE Payライト残高) | 10万円 | 10万円 | ||
チャージ限度額 | セブン銀行ATM | 最小 | 1000円 | 1000円 |
最万 | 10万円/1回 | 50万円/1回 | ||
ローソン銀行ATM | 最小 | 1000円 | 1000円 | |
最大 | 10万円/1回 | 50万円/1回 | ||
ファミリーマート | 最少 | 1000円 | 1000円 | |
最大 | 10万円/1回 | 299000円/1回 | ||
銀行口座 | 最少 | チャージ不可 | 1000円 | |
最大 | 10万円/1回 | |||
決済 | LINE Pay残高 | 最少 | 1円 | 1円 |
最大 | 10万円/1回 | 100万円/1回 | ||
LINE Payライト残高 | 最少 | 1円 | 1円 | |
最大 | 10万円/1回 | 10万円/1回 | ||
登録したクレジットカード | 最少 | 制限なし | 制限なし | |
最大 | ||||
VISA LINE Payプリペイドカード | 最少 | 11円 | 11円 | |
最大 | 1回/1ヶ月 10万円 | 100万円/1回 | ||
チャージ&ペイ | 最少 | 1円 | 1円 | |
最大 | 10万円/1回 | 1回/1日 30万円※ | ||
50万円/月 | ||||
カード利用枠が下回る場合は利用枠に準ずる ※スマホでかんたん本人確認を行うことで限度額を増やすことが可能 | ||||
出金限度額 | セブン銀行ATM | 最少 | 出金不可 | 1000円 |
最大 | 1万円/1日 | |||
銀行口座 | 最少 | 出金不可 | 1円 | |
最大 | 10万円/1日 | |||
送金⋅送付限度額 | LINEの友達への送金(LINE Payライト残高) | 最少 | 1円 | 1円 |
最大 | 10万円/1日 10万円/月 | 10万円/1日 10万円/月 | ||
LINEの友達への送金(LINE Pay残高) | 最少 | 自動的にLINE Payライト残高を購入しての送付 | 1円 | |
最大 | 10万円/1日 100万円/月 銀行振込サービスとの合算 | |||
銀行振込サービス | 最小 | 送金不可 | 1円 | |
最大 | 10万円/1日 100万円/月 LINEの友だちへの送金との合算 | |||
PayPay加盟店での支払い限度額 | LINE Payライト残高 | 最小 | 1円 | 1円 |
最大 | 10万円/1回 | 10万円/1回 | ||
LINE Pay残高 | 最小 | 1円 | 1円 | |
最大 | 10万円/1回 | 50万円/1回 | ||
チャージ&ペイ | 最小 | 1円 | 1円 | |
最大 | 10万円/1回 | 1回/1日 30万円※ | ||
50万円/月 | ||||
カード利用枠が下回る場合は利用枠に準ずる ※スマホでかんたん本人確認を行うことで限度額を50万円まで増やすことが可能 |
※送金限度額を引き上げた場合、100万円/日のうち、銀行振込サービス は10万円/日が限度額
残高以上の支払いにクレカは併用できない
LINE Pay残高が5,000円の場合、5,001円の買い物はできません。
足りない分を現金やクレジットカードと併用して支払いはできません。
加盟店舗数が非常に多い
LINE Pay(ラインペイ)コード決済が利用可能な店舗数は増えています。
ネットショップでも利用可能
LINE Payは一部のネットショップでのオンライン決済に対応しています。
請求書支払いにも対応
LINE Payは請求書支払いにも対応しています。
支払い上限金額は、1枚あたりの金額が30万円以下の納付書について支払えることがほとんどです。(税金・公金の請求書支払いは30万円/回、その他の支払いは49,999円/回まで)
原則、手数料無料で利用できますが、支払先企業によっては、支払い手数料の負担があります。
手数料負担の場合、支払い時に以下の手数料が加算されます。
・支払金額が10,000円未満:66円(税込)
・支払金額が10,000円以上:110円(税込)
ポイント残高の有効期限あり
LINEポイントの有効期限は、最終利用から180日です。定期的に使い続けていれば問題にならないと思いますが、有効期限があるということは押さえておきましょう。
基本還元率は?
「LINE Pay(ラインペイ)」決済時の還元率は、下記のようになります。
(画像:公式サイトより引用)
基本的にポイント付与はありません。
ただし、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」利用したチャージ&ペイの場合はポイント付与があります。
(画像:公式サイトより引用)
「チャージ&ペイ」は、「LINEクレカ」「LINEクレカ(P+)」「三井住友カード(VISAブランド)」等の対象カードがないと利用できません。
「LINE Pay(ラインペイ)」決済の還元率は、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」を持っていない限り0%です。
Visa LINE Payプリペイドカード(バーチャルカード)
LINE上ですぐに発行でき、チャージすれば、オンラインショッピングでVisaカードとして利用できます。
Apple Payにカードを設定すると全国のiD加盟店で利用することが可能です。2021年11月9日~は、iPhoneやApple WatchでもVisaのタッチ決済が使えるようになりました。
2021年2月4日~は、Google ウォレット(Google Pay)にカードを設定し全国のiD加盟店で、またVisaのタッチ決済やオンラインで利用できるようになりました。
クレジットカードの「Visa LINE Payクレジットカード」がありますが、持っていない場合は、LINE Pay カード(プリペイドカード)と併用し、場面によって使い分ける方法もあります。
→公式サイトより引用
ただし、Visa LINE Payプリペイドカード(バーチャルカード)の発行に伴い、JCBブランドプリペイド「LINE Pay カード 」の新規発行は終了し、Google Payへの登録(Androidのみ)についても同日以降順次終了しました。
※既存のものは有効期限まで利用可能です。
LINE Pay(ラインペイ)で銀行振込ができる
LINE Payで銀行振込ができるようになりました。
まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
以上、LINE Payの落とし穴や問題点についてでした。注意点を踏まえた上で上手に活用すればLINE Payはとても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれます。
対応店舗数も多く、LINE Pay カードとの併用で幅広く使えます。今後もLINE Payからは目が離せません。