今回の記事では、「JCB CARD W」をGoogle Wallet(Google Pay)に登録できるのか、登録してQUICPay(クイックペイ)として利用できるのか等についてまとめました。
【2024年最新版】
「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」は同様になります。
もくじ
「JCB CARD W」はGoogleに登録できる
「JCB CARD W」をGoogleアカウントに登録することはできます。
ただし、登録してQUICPayやiD、タッチ決済として利用できるかは別の問題になります。
Googleアカウントに登録できるクレジットカード=QUICPayやiD等として利用できる、というわけではない
Google Pay(グーグルペイ)に登録できるクレジットカード
というのは、Googleアカウントに登録できるクレジットカードのことをいいます。
公式サイトによると、Googleアカウントに登録できるクレジットカード・デビットカードは次のようになっています。
- American Express
- Discover
- JCB
- MasterCard
- Visa
- Visa Electron
※ネットでの支払いは、Google アカウントに登録した全てのカードで可能です。
Google ウォレット(グーグルペイ)に登録してクイックペイかiD、タッチ決済かはクレジットカード次第
クレジットカードによっては、GooglePay(グーグルペイ)に登録して、
・QUICPay(QUICPay+)
・iD(アイディー)
・タッチ決済
等で使うことができるようになります。
これはクレジットカードによって決定していて、自分で選ぶわけではありません。
そもそも、登録してQUICPayやiD等として利用できるクレジットカードは限られています。
「JCB CARD W」の場合、Google ウォレット(Google Pay)に登録してQUICPay(QUICPay+)として使えるようになります。
2024年9月6日より、タッチ決済対応マークのあるお店でも利用できるようになりました。
支払い上限に注意
「JCB CARD W」をGoogle Wallet(Google Pay)に登録してQUICPay(QUICPay+)として使う場合、注意が必要です。
Google ウォレット(グーグルペイ)のQUICPay(QUICPay+)には利用上限があります。(QUICPayは支払い時に本人認証なしで支払いができるため、1回の利用上限額が厳しくなっています。)
QUICPayマークのお店 | 2万円(税込)まで |
QUICPay+マークのお店 | 3万円(税込)まで |
ポイント付与はある?
「JCB CARD W」をGoogle ウォレット(グーグルペイ)に登録してQUICPay(QUICPay+)として利用した場合、通常ポイント付与はあります。(付与対象外の取引あり)
還元率は1%です。
「JCBカードW」をGoogle ウォレット(グーグルペイ)に登録できない場合は・・・
「JCBカードW」をGoogle ウォレット(グーグルペイ)に登録できない場合は、下記の原因が考えられます。
●Google ウォレット アプリが最新バージョンではない
●クレジットカードが自体が利用できない
(有効期限切れや、利用停止、暗証番号ロック等)
●登録回数を超過している
(Google ウォレット アプリに1日で複数回登録した場合や、同じカードで複数のスマートフォンに登録している場合は登録回数超過によるエラーとなる可能性あり)
●デバイス上に設定をしていない
(「NFC/おサイフケータイ ロック」設定がONになっているとアプリが動作しない)
等
思いあたるものがないか、確認してみましょう。
「JCBカードW」を登録したGoogle ウォレット(Google Pay)の使い方
Google ウォレット(グーグルペイ)では、以下の電子マネーを利用することができます。
「JCB CARD W」の場合、モバイルSuica・モバイルPASMOへのチャージ、QUICPay(QUICPay+)、楽天Edyへのチャージで利用できます。
2024年9月6日より、JCBのタッチ決済でも利用できるようになりました。
モバイルSuicaで使う時
Google Wallet(Google Pay)・モバイルSuicaを使う場合は、NFC読み取り端末にスマホをかざします。
(→店員さんに「スイカで」と伝える)
→NFC読み取り端末にスマホをかざす
→支払い完了
モバイルSuicaはプリペイド型電子マネーのため、事前にチャージして残高がある状態でないと利用できません。
Google Wallet(Google Pay)のモバイルSuicaは、ざっくり言うと従来のAndroid版モバイルSuicaから以下の機能を除いた無料版です。下記の記事で紹介しています。
「JCBカードW」から、モバイルSuica・モバイルPASMOへのチャージは可能です。ポイントは付与されません。
QUICPay(QUICPay+)で使う時
「JCB CARD W」をGoogle ウォレット(グーグルペイ)に登録すると、QUICPay(QUICPay+)で支払うことも可能です。
→店員さんに「クイックペイで」と伝える
→NFC読み取り端末にスマホをかざす
→支払い完了
QUICPay(クイックペイ)はポストペイ型電子マネーなので、残高を気にする必要はありません。
楽天Edyで使う時
Google ウォレット(グーグルペイ)に楽天Edyを登録して利用することも可能です。
→店員さんに「エディで」と伝える
→NFC読み取り端末にスマホをかざす
→支払い完了
楽天Edyはプリペイド型電子マネーのため、事前にチャージして残高がある状態でないと利用できません。
「JCB CARD W」からGoogle ウォレット(Google Pay)・楽天Edyへチャージすることが可能です。ポイントは付与されません。
まとめ
「JCB カード W」をGoogle ウォレット(グーグルペイ)に登録できます。登録してQUICPay(QUICPay+)、JCBのタッチ決済として利用できます。
「JCB カード W」の場合問題ありませんが、「Googleに登録できる=QUICPayやiD等として利用できる」ということにならない点は、注意が必要です。
「JCB CARD W」×Google Pay(グーグルペイ)で利用できるのは
・JCBのタッチ決済(1%還元率)
・モバイルSuicaへのチャージ(ポイント付与なし)
・モバイルPASMOへのチャージ(ポイント付与なし)
・クイックペイ(クイックペイプラス)(1%還元率)
・楽天Edyへのチャージ(ポイント付与なし)
になります。
「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」は同様になります。