SuicaはJR東日本が発行している便利な交通系電子マネーです。交通系ICカードの相互利用サービスで全国で利用でき、多くの店舗での支払い等にも利用できます。
そこで今回の記事では、「イオンカード」はSuica(スイカ)のクレジットチャージに利用できるのか、ポイント付与、注意点等についてまとめました。
【2024年最新版】
もくじ
「イオンカード」はモバイルスイカチャージに利用できる
結論から言えば、「イオンカード」をモバイルSuica(スイカ)チャージに利用することはできます。
※「イオンカード」は入会時にVISA、MasterCard、JCBの3種類のブランドが選べます。
モバイルSuica(スイカ)チャージでポイント付与は?
「Suicaにチャージできる=ポイント付与がある」というわけではありません。クレジットカードによって扱いは異なります。
「イオンカード」は、直接チャージしてポイント付与があります。
※ ただし、JR東日本での利用分(みどりの窓口、びゅうプラザ、券売機、VIEW ALTTE(ビューアルッテ)でのSuicaチャージ分、モバイルSuicaなど)は400円ごとに1ポイントになります。(通常の1/2)
「イオンカード」をチャージに利用してSuica(スイカ)を使う方法
Suicaを利用するときは、以下のようなパターンがあります。
・Androidの場合:モバイルSuicaアプリ
・Androidの場合:Googleウォレット(グーグルペイ)・モバイルSuica
・Androidの場合:au PAY・モバイルSuica
・Androidの場合:d払い・モバイルSuica
・楽天ペイ・モバイルSuica
・Suicaカード
など
いずれの支払い方法であっても、Suicaはプリペイド型電子マネーのため、チャージして残高がある状態でないと利用できません。
iPhoneの場合:Apple Pay(アップルペイ)・モバイルSuicaで利用・注意点
「イオンカード」の場合、国際ブランドによって、ApplePay(アップルペイ)でできることが違ってきます。
①Walletアプリ経由でのSuicaチャージには使えません。Suicaチャージに使うためにはiPhone向けのSuicaアプリ経由で行う必要があります。(Suicaアプリがあればチャージはできます。)
②Walletアプリに登録してあっても、Apple Pay経由でのタッチ決済、ネット決済やアプリ内決済には使えません。
「イオンカード」の国際ブランドは
JCB
VISA
Mastercard(マスターカード)
「イオンカード」の国際ブランドがVISAブランドの場合、注意が必要です。
JCB・MasterCardの「イオンカード」はWalletアプリからSuicaへのチャージが可能で、Apple Payも制限なく使えます。
Androidの場合:Google Pay(グーグルペイ)・モバイルSuicaで利用
Google アカウントに登録できるクレジットカードであれば、Google Pay(グーグルペイ)・モバイルSuicaのチャージに利用できます。
「イオンカード」はGoogle アカウントに登録できます。
Androidの場合:モバイルSuicaアプリで利用
Android端末なら、モバイルSuicaアプリがおすすめです。
Google ウォレット(Google Pay)・SuicaとモバイルSuicaアプリでは、できることに違いがあります。
Google ウォレットのモバイルSuica | モバイルSuicaアプリ | |
入金(チャージ)(Google アカウントに登録したクレジットカード) | ○ | ー |
入金(チャージ)(モバイルSuicaに登録したクレジットカード) | ー | ○ |
入金(チャージ)(コンビニ、チャージ機等での現金によるチャージ) | ○ | ○ |
電車での利用 | ○ | ○ |
お買いものでの利用 | ○ | ○ |
SF(電子マネー)の残額表示 | ○ | ○ |
SF(電子マネー)の利用履歴表示 | ○ | ○ |
定期券の購入 | ー | ○ |
Suicaグリーン券の購入 | ー | ○ |
おトクなきっぷの購入 | ー | ○ |
タッチでGo!新幹線 | ○ | ○ |
エクスプレス予約サービス(東海道・山陽新幹線) | ○ | ○ |
JRE POINT・Suicaポケットの受取り | ー | ○ |
ネット決済 | ー | ○ |
再発行 | ー | ○ |
チャージ払いもどし・退会 | ー | ○ |
「イオンカード」はモバイルSuicaアプリでのクレジットチャージに利用可能です。
モバイルSuicaへのクレジットチャージについては→公式サイト
Androidの場合:楽天ペイアプリで利用
2020年5月25日~、Android端末の「楽天ペイ」アプリで「モバイルSuica」の機能を利用できるようになりました。
「楽天ペイ」アプリ内でSuicaの発行やチャージができるほか、「楽天ペイ」アプリで「Suica」での支払いが可能です。
ただし、「楽天ペイ」の「モバイルSuica」へチャージできるクレジットカードは、「楽天カード」(Visa/Mastercard/JCB/American Express)のみです。
「イオンカード」ではチャージはできません。
Androidの場合:au PAYアプリで利用
au PAYアプリでモバイルSuicaを利用することができます。
Suicaチャージはau PAY残高からになり、「イオンカード(Mastercardブランド)」の場合、au PAY残高へのチャージに利用できます。
「イオンカード(VISA、JCBブランド)」の場合、auユーザーがauかんたん決済を利用してau PAY残高へチャージが行えます。
特にポイント付与対象外にもなっていません。⇒公式サイト
Androidの場合:d払いアプリ・モバイルSuica
Android端末なら、d払いアプリのモバイルSuicaを利用することもできます。
チャージは、dカード・電話料金合算払い・d払い残高・dポイントからになり、「イオンカード」の場合、電話料金合算払いを介して行うことができます。
Suicaカード(Suica一体型のクレジットカード等含む)で利用は?
Suicaカードへチャージできるクレジットカードはビューカードだけです。
ビューカードではない「イオンカード」で、Suicaカードへのチャージはできません。
まとめ
「イオンカード」はモバイルSuica(スイカ)チャージに利用可能で、直接チャージしてポイントも付与されます。(利用するSuicaによっては還元率が異なります)
「イオンカード(ミニオンズ)」「イオンカード(WAON一体型)」「イオンカードセレクト」「イオンカードセレクト(ミニオンズ)」「ウエルシアカード」「コスモ・ザ・カード・オーパス」「マルエツカード」「KASUMIカード」は同様になります。