2019年2月にスタートしたメルカリアプリを使った決済サービスメルペイ。
メルカリユーザーにはとても使い勝手のよいスマホ決済サービスなので、落とし穴に落ちないよう注意点等について順番に解説していきます。
【2024年最新版】
もくじ
メルペイ残高とメルペイポイント
メルカリをあまり使わない人にはハードルの高い概念、メルペイ残高とメルカリポイント(アプリ上の表記はポイント)。本人確認する前と後で変わってくるので、話しがややこしいです。
本人確認前
メルペイ残高:存在しない
本人確認前はメルペイ残高はありません。
売上金がないとポイントは購入できません。
本人確認完了後
メルペイ残高:メルカリやメルペイでの買い物、およびメルペイのあと払いの支払いに利用できるお金
売上金からポイントを購入してメルペイの支払いに利用するような必要はありません。本人確認をすれば、売上金はメルペイ残高になります。
メルペイ残高とポイントの両方ある場合、どちらから使われるのか?
→
ポイント優先で支払われます。自分で選ぶことはできません。
また、本人確認が完了している場合は、ポイントを購入することはできません。
メルペイポイントの使い方
キャンペーンにより還元されたポイントは金融機関口座へ出金することはできません。
キャンペーンにより還元されたポイントは、メルペイが使える店舗、もしくはメルカリ内での購入、またはメルペイあと払いの支払いに1ポイント=1円相当として値引きに利用できます。
メルペイポイントに残高があれば、ポイント優先で支払われるような仕組みになっています。自分で選ぶことはできません。
「メルペイ」の支払い方法
支払い方法の確認です。コード決済とメルペイiD決済の2種類があります。店舗によって利用できる支払い方法が異なります。
メルペイiD決済
上記の方法で決済する場合に、残高払いもしくはメルペイスマート払いに設定しておく必要があります。
◆メルペイスマート払い ※年齢や利用状況によって使えない場合あり
メルペイ残高があるなり、メルペイスマート払いに設定するなりしておかないと、支払い時にエラーになるので注意してください。
実際の画面で説明すると・・・。
支払い方法を変更する時は、下図の矢印部分をタップします。下図では「メルペイスマート払い」という表示になっています。(今が「メルペイ残高払い」の状態)
タップすると変わって「メルペイ残高払い」の表示になります。=今が「メルペイスマート払い」の状態。
どちらの支払い方法を選択していても、画面中段の「iD決済」「コード決済」は選べます。
なお、コード決済をタップして表示させた状態からでも支払い方法を変更することができます。下図矢印の「支払い方法を変更」をタップします。
ポップアップメニューから支払い方法を選べば変更されます。
支払い方法を間違えないように、操作に慣れておきましょう。
メルペイのチャージ方法
銀行口座接続による本人確認を終了していても、「アプリでかんたん本人確認」を終了していないとチャージできなくなりました。
メルペイは事前にチャージをして支払うパターンと、あとから支払う方法があります。チャージ方法は以下です。
②メルカリポイント
③チャージ(入金)残高
①②メルカリ売上金/メルカリポイントからの支払い
1.売上金でポイントを購入して、支払いに利用できます。(銀行口座登録前やアプリでかんたん本人確認の完了前)
1ポイント=1円
2.メルペイに支払い用銀行口座を登録するかアプリでかんたん本人確認が完了すると、メルカリでの売上金をそのまま支払いに利用できるようになります。(都度ポイントを購入する必要がなくなります)
【支払い用銀行口座を登録した場合のメリット】
・売上金がない場合でも、登録した銀行口座からメルペイ残高にチャージ(入金)して、支払いに利用できます。
・売上金の180日間の振込申請期限(有効期限)もなくなります。
※チャージには手数料がかかりません
③銀行口座からのチャージ
銀行口座を登録して、メルペイ残高にチャージ(入金)することができます。
→「チャージ(入金)」ボタンを選択
→支払い用銀行口座とチャージ(入金)金額を選択し、「チャージする」を選択
③セブン銀行ATMからの現金チャージ
2020年1月28日より、全国のセブン銀行ATMでメルペイ残高への現金チャージができるようになりました。
24時間、手数料無料でチャージすることができます。
※利用にはアプリでかんたん本人確認が完了している必要があります。
クレジットカードからのチャージ不可
メルペイは、クレジットカードからチャージできるような仕様ではありません。
チャージ・残高上限
チャージ・残高上限金額は以下になります。
1日のチャージ(入金)限度額:20万円 (銀行口座の場合)
最低チャージ(入金)金額:1000円/回
※メルペイ残高が100万円以上ある場合は、追加でチャージできません。
メルペイスマート払い
「メルペイスマート払い」とは、当月分の購入代金を、翌月にまとめて支払いできるサービスです。
支払い方法を「メルペイ残高」ではなく、「メルペイスマート払い」にしておくことができます。(QRコード決済やメルペイiD決済の支払い時の最終的な精算があと払いになります。)
ただし、年齢や利用状況によって利用できない場合もあり、あまりメルカリを使っていないような場合やメルペイを使いだした初期は、「メルペイスマート払い」の上限金額は少ない設定になります。
※「メルペイスマート払い」には「あと払い」「定額払い」があり、「定額払い」にすると手数料がかかります。
「メルペイスマート払い(あと払い)」を使った場合、以下のようになります。
・支払い期間は、利用月の翌月1日から末日まで
・支払い方法はいずれかを選択:自動引落し(手数料無料)/チャージして支払う(手数料無料)/コンビニ・ATM(手数料¥220~¥880)
清算の方法は、自動引落し/チャージして支払う/コンビニ・ATMで行う方法があります。
ただし支払い時に手数料がかかる場合があります。
自動引落し⇒手数料無料
チャージして支払う⇒手数料無料
コンビニ・ATM⇒手数料¥220~¥880
「メルペイスマート払い」でクレジットカードを使える場面はありません。
「メルペイスマート払い」の設定方法
「本人確認」を完了している場合
①「メルペイ」を選択する
②「メルペイスマート払い」を選択する
<本人確認の方法>
アプリでかんたん本人確認
アプリでかんたん本人確認の申込み後、本人確認が完了したタイミングで、通知が送られてきます。 (Push通知設定をオンで)
メルペイスマート払い・定額払い
メルペイスマート払いには、購入代金の清算を月々に分けることができる「定額払い」のサービスがあります。
定額払いの利用には申し込みが必要で、自身が設定した月々の清算金額によって、清算回数が決定します。
※20歳以未満は申し込み不可
※審査を通過する必要あり
※定額払い契約中は、信用情報機関に信用情報が提供
決済方法
メルペイiD決済
メルペイ電子マネーの設定を完了すると日本国内の「iD」マークがあるお店で利用できるようになります。Apple Payに対応したオンラインショップでも利用できるようになります。
iDですが、スマート払いにしていない場合は、残高不足だとエラーになります。
コード決済
「メルペイ」マークがあるお店で、QRコード・バーコードを利用して会計ができます。
メルペイ残高、ポイントまたは、メルペイスマート払いで支払います。
【上限】
■アプリでかんたん本人確認が完了している
1回/1日あたり:100万円(1ヶ月あたり300万円)
■上記以外
1回/1日/1ヶ月あたり:10万円
※上記と異なる利用上限額(1回/1日/1ヶ月)を設定される場合あり
※iD決済とバーチャルカードでの支払いの利用金額を合算した金額の上限
「メルカリ・メルペイ」【おくる・もらう】機能
「おくる・もらう」機能が2020年7月13日より始まりました。
「メルカリ」の売上金(メルペイ残高・有償ポイント)やチャージしたメルペイ残高を、1円(1ポイント)から手数料無料でおくることができます。
※おくることができるメルペイ残高・ポイントには上限があり、本人確認の有無によって利用できる機能に制限があり
メルペイの本人確認が完了している場合
・1回あたりのおくる上限:100,000円分
・1日のおくる上限:100,000円分
※メルペイ残高のみ、おくることが可能
メルペイの本人確認が未完了の場合
・1回あたりのおくる上限:5000円分
・1月のおくる上限:5000円分
※売上金から購入するポイント(有償ポイント)のみ、おくることが可能
①「おくる・もらう」を選択
②メルペイ表示名を設定(初回時)
③「友だちにおくる」をタップ
④「おくる」金額を入力
⑤メッセージを入力
⑥カードのデザインを選択
⑦「リンクをおくる」をタップ
⑧使用するメッセージを選択しリンクを送信
⑨受取人が「友達確認依頼」を行った後、「受取を承認する」をタップ
⑩完了
①メッセージサービスで受信したURLをタップ
②「受け取る」をタップ
③メルペイ表示名を設定(初回時)
④相手が確認すると受け取り完了
ネットショップでも利用可能
メルカリ以外のWebサービス、オンラインショッピングでの支払いに利用できます。
利用できる店舗が増えています。
メルペイにMastercardオンライン加盟店で利用できるバーチャルカード登場
(画像:公式サイトより引用)
2021年3月8日から、「メルカリ」アプリ上で即時発行し、Mastercardオンライン加盟店でカード決済として利用できる入会金・年会費無料のバーチャルカードの提供が開始されました。
「メルカリ」アプリ上から即時に発行でき、「メルペイスマート払い」の利用限度枠の範囲内で、Mastercardオンライン加盟店でカード決済として利用できます。
アプリ上で簡単に利用停止の操作を行うことができるため、万が一の際も安心です。
利用方法
①「メルペイ」画面の「ネットショップで決済」を選択する
②画面の案内を確認し、設定を完了する
③アプリに表示されるカード番号を利用してECサイトで利用
※バーチャルカードの利用には、「アプリでかんたん本人確認」および「メルペイスマート払い」の設定が必要
※「メルペイスマート払い」は利用できる上限金額はアカウントによって異なる
※以下のお店・サービスでは利用不可
・海外のWebサイト
・交通系ICカードへのチャージ
・公共料金の支払い
・月額、継続契約の支払い
・街のお店(実際の店舗)
メルカード(クレジットカード)登場
メルカリのクレジットカードと言えば、年会費永年無料で、お得な還元特典やメルカード限定キャンペーンを受けられる「メルカード」です。
利用可能な店舗は多い
メルペイは、iD(アイディー)とメルペイマークのある店で利用できるので、利用店舗数は多めです。
基本還元率なし
メルペイには、支払った金額に対してポイントがもらえるような制度はありません。
クーポンがお得
メルペイではお得なクーポンが配布されることがあります。
クーポンを利用すればかなりお得なことも!
メルカリは
・コード決済
・メルペイiD決済(メルペイ電子マネーiD)
の2つがあり、店舗によって使える支払い方法が違い、どちらなのかはクーポンに書かれています。
かなりお得なクーポンが配布されるので要チェックです。
「メルペイ」でのクーポンの使い方は下記の記事で紹介しています。
まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
以上、メルペイの落とし穴や問題点についてでした。
メルカリ電子マネーとしてiDも使えるのでちょっと特殊ですが、注意点を踏まえた上で上手に活用すれば、今後とても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれるでしょう。
特にメルカリで売り上げがあるに人には便利ですね。
メルカリのアプリをダウンロードすれば、メルペイが利用できます。
コード決済
メルペイiD決済
があり、コード決済が使えない店舗でも、iD(アイディー)を利用できるお店であれば、メルペイiD決済は使えます。
なお、メルペイでは新規に会員登録をするときに招待コードを入力するだけで500円分のポイントがもらえるキャンペーンがずっと行われています。
本サイトから提供する招待コードは下記になります。
上のコードを入力して新規登録をすれば500ポイントゲットです。
上記以外にも新規入会のキャンペーンはいろいろ実施されるので、お得な方法で始めましょう!
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