2019年7月にスタートしたファミリーマートのスマホ決済サービス、「FamiPay(ファミペイ)」。
ファミリーマートユーザーにはとてもお得なQR決済なので、落とし穴に落ちないよう注意点等について順番に解説していきます。
【2023年最新版】
もくじ
- 1 ファミペイとFamiPayの違い
- 2 FamiPayのチャージ方法
- 3 毎月第2・第4金曜日はチャージの日!
- 4 残高上限
- 5 FamiPay(ファミペイ)は、残高以上の支払いに現金併用はできる・クレカは併用できない
- 6 加盟店舗数は増えている
- 7 ネットショップでも利用可能
- 8 ファミペイバーチャルカードの発行が可能・Google Payに設定してQUICPay+も利用可能に!
- 9 ファミペイ翌月払い(Famipay翌月払い)も利用可能!
- 10 公共料金・税金・収納代行に利用できる!
- 11 ファミペイアプリで「FamiPay請求書支払い」支払いも可能に!
- 12 基本還元率は0.5%
- 13 Tポイント・dポイント・楽天ポイントカード提示で二重取り
- 14 支払いできない商品
- 15 まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
ファミペイとFamiPayの違い
ややこしいのですが、ファミペイ(カタカナ)とFamiPay(ローマ字)は違うそうです。
ファミペイ(カタカナ)→バーコード決済機能付きのアプリのこと
FamiPay(ローマ字)→バーコード決済
ファミペイをインストールしないとFamiPayは使えないということですね。
FamiPayのチャージ方法
FamiPayは基本的に事前にチャージが必要です。
(※ファミペイ翌月払い(Famipay翌月払い)も利用可能です。)
②ファミマTカード(クレジットカード)登録でチャージ+JCBブランドカードでのチャージ
③銀行口座チャージ
④FamiPayギフトでチャージ
※受け取ったFamiPayボーナスは、チャージ作業をしなくても自動的にFamiPay決済に利用できるようになりました。
※2021年9月28日~JCBブランドでのチャージができるようになりました。⇒公式サイト
①ファミリーマート店頭で現金チャージ
レジでチャージの旨を伝えて現金を支払います。
→「FamiPayを使う」をON
→暗証番号入力
→レジでチャージの旨伝える
→スマホ画面のバーコードを提示して読み取ってもらう
→レジ画面に表示されたチャージ額を選択
→チャージ金額を現金で支払う
②ファミマTカード+JCBブランドでのクレジットチャージ
ファミマTカード(クレジットカード)+JCBブランドのカードを登録して、クレジットカードからチャージできます。(本人認証サービス(3Dセキュア)への登録済であること)
ファミマTカード(クレジットカード)の場合、チャージでTポイントは付与されません。
ファミマTカードからのチャージ金額に対して0.5%分のFamiPayボーナスが翌月付与されます。
→「FamiPayを使う」をON
→暗証番号入力
→チャージ
→「クレジットカードでチャージ」を選択
→暗証番号入力
→チャージする
→完了
オートチャージ
オートチャージでチャージすることも可能です。
オートチャージはファミマTカード(クレジットカード)からになります。
③銀行口座チャージ
【登録している全口座の合計値での制限】
2021年3月1日~ | ||
上限金額 | 1日あたり | 5万円 |
1ヶ月あたり | 30万円 | |
上限回数 | 1日あたり | 3回 |
FamiPay「銀行口座チャージ」初期上限額の新設について
※適用日を変更致しました。(2021年6月28日更新)平素よりFamiPayをご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様によリ安心してFamiPayをご利用いただくために、以下の通りFamiPay「銀行口座チャージ」における1回あたりの上限額について、登録口座単位での初期上限額を新設いたします。
また、同日より登録可能口座数の上限を3口座に変更いたします。(→公式サイト)
2021年7月14日~以下に変更です。
【1回あたりのチャージ上限額】
初回チャージ日からの経過日数 | |
3日以内 | 4日目以降 |
5000円 | 20000円 |
※登録口座単位での制限
※初回チャージ日から3日間(初期制限期間)の上限は5千円となり、1日あたりの上限は1.5万円(5千円×3回)、初期制限期間はオートチャージの設定も不可
【登録可能口座数】
(現状) 5口座 ⇒(変更後)3口座
※現状、4口座以上登録されているアカウントはそのまま利用可能
ファミペイ(アプリ)に登録した銀行口座から、FamiPayへチャージできます。
チャージ単位は以下となります。
千円単位:3千円、4千円、5千円、6千円、7千円、8千円、9千円
万円単位:1万円、2万円、3万円
※みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、西日本シティ銀行、が登録可能
④FamiPayギフトでチャージ
メールなどで送られてきた「FamiPayギフトコード」でチャージすることもできます。
2.アプリで「ギフトを受け取る」をタップ
3.ギフトコードを入力し、「ギフトコードで受け取る」をタップ、または、「QRコードを読み取って受け取る」をタップし、QRコードをカメラで読み取り
4.ギフトの受け取りが完了
毎月第2・第4金曜日はチャージの日!
(画像:公式サイトより引用)
毎月第2・第4金曜日は、「1度に3000円以上のFamiPayチャージ」で対象者全員にファミペイの無料引換クーポンを進呈してもらえます。
※店頭での現金、ファミマTカード(クレジット)、銀行口座でのチャージが対象
※クーポンは、チャージを行った日の19日後頃にファミペイ(アプリ)上で進呈
例)9/9チャージ→9/27クーポン進呈
残高上限
チャージ・残高上限金額は以下になります。
①レジでのチャージ:上限金額10万円
※1回の最低チャージ金額1000円~
②ファミマTカードでのチャージ:
上限金額3万円/1回、10万円/1日、100万円/1月
※1回の最低チャージ金額1000円~
③JCBブランドのカードでのチャージ:
上限金額3万円/1回、5万円/1日、30万円/1月
※1回の最低チャージ金額3000円~
FamiPay(ファミペイ)は、残高以上の支払いに現金併用はできる・クレカは併用できない
FamiPay(ファミペイ)の残高不足の場合のみ、現金やT/d/楽天ポイントと併用できますが、クレジットカードと併用して支払いはできません。
Q:支払い時にFamiPay(電子マネー)と他の支払い方法は併用できますか?
A:回答
FamiPay(電子マネー)のバーコード画面提示の前に、T/d/楽天ポイント、ユニー商品券、割引券・商品引換券はご提示いただければFamiPay決済と併用はできます。
またお支払い時に残高不足した際は、現金、T/d/楽天ポイント、会計途中に現金でチャージのいずれかをご選択いただき残額を支払うことができます。
→公式サイトより引用
加盟店舗数は増えている
FamiPayを使える店舗は増え始めました。
ネットショップでも利用可能
FamiPayが利用できるネットショップは多くありません。
FamiPayオンライン決済 が使えるサイト一覧
ただし、ファミペイバーチャルカードを発行すれば、JCB加盟店で利用できるようになります。
ファミペイバーチャルカードの発行が可能・Google Payに設定してQUICPay+も利用可能に!
(画像:公式サイトより引用)
ファミペイでは、ファミペイバーチャルカードの発行が可能です。
バーチャルカードがあれば、ネットのJCB加盟店での支払いに利用できます。
ファミペイバーチャルカードなら、ファミリーマート以外のお店での買い物でも200円(税込)につきファミペイボーナス1円相当が貯まります。
さらに!
ファミペイ バーチャルカードを Google Pay に設定することで、QUICPay+が使える街のお店でかざすだけの支払いが可能になります。
※ファミリマートでFamipayバーコード払いではなくQUICPay+で支払いをすると、クーポン、回数券の利用等、使えないサービスがある点は注意が必要です。⇒公式サイト
(画像:公式サイトより引用)
ファミペイ翌月払い(Famipay翌月払い)も利用可能!
FamiPayには、チャージをしなくても翌月払いする方法があります。
(画像:公式サイトより引用)
②当月1日~末日までの利用金額を翌月27日に銀行口座から引落
年会費や手数料は無料(※「スキップ機能」により翌月以降に支払いを繰延可能。この場合は手数料が発生)なので、チャージが面倒な人にはよいかもしれません。
公共料金・税金・収納代行に利用できる!
FamiPay以外にも公共料金・税金・収納代行に利用できるQRコード決済はありますが、FamiPayの場合、ファミリーマートで支払いできるので領収書がかんたんに手に入るということ。
チャージでファミマTカードを使えば0.5%還元率を確保できて、領収書もかんたんに手に入るので、面倒なことは嫌で少しはお得を享受したい人にはおすすめの支払い方法です。
ファミペイアプリで「FamiPay請求書支払い」支払いも可能に!
ファミペイアプリでは「FamiPay請求書支払い」もできます。
家にいながらにして支払いができるのは嬉しいサービスですね。
※領収書は発行されません。
ただし支払いから1年間、受領書の表示ができ自分で印刷することが可能です。
自治体が発行する請求書(払込票)の納税証明書としては利用不可。
納税証明書が欲しい場合は、店頭で支払うか、自治体に問い合わせることになります。
基本還元率は0.5%
基本的に利用翌々日までに「FamiPayボーナス」として付与されます。貯まったFamiPayボーナスは支払いに利用できるので無駄になりません。
Famiポート・収納代行:1件につき10円(対象外あり)
FamiPayは公共料金や税金の支払いができます。
少しですが、1件につき10円分のFamiPayボーナスももらえます。(対象外あり)
他にも得する方法・特価品
ファミペイ向けの特別価格が付けられた商品や、特別なFamiPayボーナス還元のキャンペーンがあります。期間限定で定期的に登場するのでチェックしておきましょう。
Tポイント・dポイント・楽天ポイントカード提示で二重取り
FamiPayでの支払い時にTポイント・dポイント・楽天ポイントカードを提示するか、ファミペイにポイントカードを登録して連携させておけば、ポイントも貯まり、二重取りができます。
お試しクーポンも!
ローソンと同じような、ポイントを利用してお得に商品を購入できる「お試しクーポン」があります。
例えば、
・ファミチキ(骨なし)50ポイント
・ファミコロ(牛肉コロッケ)20ポイント
といったものも登場するので、ファミペイアプリでチェックしてみましょう。
支払いできない商品
支払いできない商品:
・一部の代行収納
・一部のFamiポート取扱い商品・サービス(各種代金のお支払い、寄付、Famiパス、貸付金の返済等)
・電子マネーチャージ
・コピー、FAX
まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
以上、FamiPayの落とし穴や問題点についてでした。注意点を踏まえた上で上手に活用すれば、今後とても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれるでしょう。
特にファミリーマートをよく使う人にはお得になりますね。