「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(通称:ANA東急カード)」はANAマイルを貯めている人に大人気のクレジットカードです。
今回の記事では、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(通称:ANA東急カード)」はどんなクレジットカードなのか、メリット・デメリット、ApplePay(アップルペイ)、Google Pay(グーグルペイ)、パスモチャージはどうなのか等まとめました。
もくじ
- 1 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(通称:ANA東急カード)」はどんなクレジットカード?
- 2 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のメリット・特典
- 3 旅行保険・付帯保険・その他
- 4 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の国際ブランド
- 5 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とApple Pay(アップルペイ)
- 6 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とGoogle Pay(グーグルペイ)
- 7 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とQRコード決済/スマホ決済
- 7.1 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とPayPay(ペイペイ)
- 7.2 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」と楽天ペイ
- 7.3 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とd払い
- 7.4 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とau PAY(auペイ)
- 7.5 QRコード決済/スマホ決済と「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」についてまとめると
- 8 電子マネーと注意点
- 9 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のデメリット
- 10 まとめ
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(通称:ANA東急カード)」はどんなクレジットカード?
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」がどんなクレジットカードなのか、メリットや特典を含めた特徴をリストにすると、
・ANAカードなのでフライトマイル・ボーナスマイルが貯まる
・PASMO搭載・オートチャージも可能
・PASMO「クイックチャージ」も可能
・還元率0.5%~、Vポイント・ANAマイル・TOKYU POINTが貯まる
・年会費は初年度無料、2年目以降2200円(年会費を抑える方法あり)
・家族カードは初年度無料、2年目以降1100円
・ETCカード年会費500円+税(無料条件あり)
・海外旅行傷害保険自動付帯最高1000万円
・国内旅行傷害保険自動付帯最高1000万円
・ショッピング保険年間最高100万円(海外・国内リボ分割)
・国際ブランドはMastercardのみ
・Apple Payに登録可能(アイディーとして利用)
・Google Payに登録可能(アイディーとして利用)
・PayPay、楽天ペイ、d払い、auペイに登録可能
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はPASMOオートチャージも利用できる、ANAマイルを貯めている人に人気にクレジットカードです。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のメリット・特典
クレジットカードのメリットはどんな特典がついていてお得かということ。まずは特典についてです。
ANAマイルが貯めやすい「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のメリットは、なんといってもANAマイルが貯めやすいこと!
ANAマイル←→TOKYU POINT
ANAマイルとTOKYU POINTは相互交換が可能です。そのことによって、ANAマイルを貯めている人達には絶大な人気になっています。
ポイントサイト等いろいろなところで貯めたポイントをTOKYU POINTに集め、
1000TOKYU POINT → 750 ANAマイル
で交換できます。
ここが大人気のポイントです。
ANAカードなのでフライトマイル・ボーナスマイルが貯まる!
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はANAカードです。
入会・継続で1000 ANAマイルがもらえます。ANAマイルは1円=1.5円以上の価値があると考えられているので、それだけでほぼ年会費のもとは取れると言われています。
ANAカードの特典としてはほかにも、
・ANA便・ANAグループ便への搭乗でボーナスマイル
・ANA国内線・国際線機内販売10%引き
・空港内店舗「ANA FESTA」で5%引き
・ANAカードマイルプラス加盟店でさらにマイルが貯まる
・チェックイン不要のANA国内線の搭乗スタイル「スキップサービス」の利用が可能
PASMOパスモが使える・オートチャージも可能
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は、「ANAマイル」・「TOKYU POINT」・「PASMO」・「定期券」・「クレジット」の5つの機能が1つになったクレジットカードです。
裏面にPASMO定期券を搭載することができます。
※定期券の発行が可能な事業者:東京急行電鉄・京浜急行電鉄・東京地下鉄・東武鉄道、相模鉄道
また、PASMO(パスモ)オートチャージも利用できます。
PASMO(パスモ)オートチャージは、PASMOを改札機にタッチするだけで自動的にチャージ(入金)できるサービスです。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」でPASMOオートチャージを利用すると、Vポイント、もしくはマイルが貯まります。
Vポイントの場合、200円につき1ポイント(=1円相当)で0.5%還元率です。
マイルの場合は、200円につき1ポイント(=1マイル)、もしくはマイル移行手数料6000円(年間/税別) を払うことにより、200円につき1ポイント=2マイルも可能です。
PASMO(パスモ)「クイックチャージ」も可能
オートチャージサービス機能が付いたPASMO(パスモ)なら、自動券売機等でクレジット決済によるチャージ「クイックチャージ」ができます。必要な時に、必要な金額をチャージできます。
※PASMO取扱事業者が定める特定の自動券売機等に限る
「クイックチャージ」は、PASMO(パスモ)オートチャージサービスの自動付帯サービスとなります。
※カード内残額が20000円を超えるチャージはできません。
※「クイックチャージ」は、PASMOオートチャージサービスの利用額との累計で1日あたり10000円、1ヶ月あたり50000円が利用の上限
ただし、現在「クイックチャージ」ができる自動券売機は東急線各駅の自動券売機のみとなっています。
残念ながら東京メトロの駅では「クイックチャージ」はできません。
年会費を抑える技がある!
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の年会費は、
初年度:無料
2年目以降:2200円(税込)
年会費を安くする方法があります。裏ワザではありませんよ、公式サイトにも「年会費割引特典あり」として掲載されています。
②マイ・ペイすリボに登録し、年1回以上リボ払い手数料の支払い:翌年度以降826円(税込)
①と②は併用できないため、②を狙ったほうが年会費を安く抑えられます。
家族カード
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の家族カードの年会費は、
初年度:無料
2年目以降:1100円(税込)
ETCカード
ETCカードは年会費無料で利用可能ですが、入会翌年度以降、前年度に一度もETCカードの利用がない場合は、ETCカード年会費550円(税込)が必要になります。
還元率0.5%~
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は、応募方式もしくは自動移行方式を選択することによって、VポイントもしくはANAマイルが貯まります。それ以外にTOKYU POINTも貯めることができます。
TOKYU POINT加盟店で利用すると、Vポイントに加えて、TOKYU POINTも貯まり、2重取りが可能です。
応募方式:
獲得したVポイントをお好きな時にANAマイルや景品に交換できるコースです。
自動移行方式:
獲得したVポイントを自動的にANAマイルに移行できるコースです。
※通常ポイントは自動移行方式の対象外
※応募方式での手続きが別途必要
(画像:公式サイトより引用)
コース | 移行レート | マイル移行手数料 |
応募方式(2倍コース) | 1ポイント=2マイル | 6600円(年間/税込)※ |
応募方式(通常コース) | 1ポイント=1マイル | 無料 |
自動移行方式(2倍コース) | 1ポイント=2マイル | 6600円(年間/税込) |
自動移行方式(通常コース) | 1ポイント=1マイル | 無料 |
※2倍コースのマイル移行手数料は毎年支払う必要はありません。移行した年だけかかります。なので、ポイントを貯めて3年に1回といった移行方法もあります。
*Vポイントの通常ポイントは、5ポイント=3マイルの移行レートとなります。
Vポイント・ANAマイル・TOKYU POINTの有効期限
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」を利用して貯まるポイントは、Vポイント・ANAマイル・TOKYU POINTです。
それぞれの有効期限は以下になります。
Vポイントの有効期限:ポイント獲得月から2年間
ANAマイルの有効期限:利用になった月から数えて36ヵ月後の月末
TOKYU POINTの有効期限:ポイントの加算日から最長3年間
旅行保険・付帯保険・その他
海外旅行旅行保険
海外旅行傷害保険が自動付帯されます。
死亡・後遺障害:最高1000万円
国内航空傷害保険
国内航空傷害保険が自動付帯されます。(最高1000万円)
ショッピング保険
ショッピングガード保険が付帯しており、100万円まで補償されます。
(海外での利用および国内でのリボ払い・3回以上の分割払いの利用のみ対象)
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の国際ブランド
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の国際ブランドはMastercard(マスターカード)になります。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とApple Pay(アップルペイ)
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」をApplePayに登録すると、ポストペイ型の電子マネーiD(アイディー)として使えるようになります。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とGoogle Pay(グーグルペイ)
Google Pay(グーグル ペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」をGoogle Pay(グーグル ペイ)に登録することが可能です。登録してiD(アイディー)として利用することができます。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とQRコード決済/スマホ決済
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とPayPay(ペイペイ)
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はマスターカードブランドなので、PayPayに登録することができます。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」と楽天ペイ
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は、楽天ペイに登録して利用することができます。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とd払い
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は「d払い」に利用できます。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」とau PAY(auペイ)
auユーザーでもauユーザー以外の場合でも、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はauPAY(auペイ)で利用できます。
QRコード決済/スマホ決済と「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」についてまとめると
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済と「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」についてまとめると以下のようになります。
ANA東急カードを登録 | ANA東急カードからチャージ | |
PayPay(ペイペイ) | Mastercard | × |
楽天ペイ | Mastercard | × |
d払い | Mastercard | ×(クレカ不可) |
auPAY(auペイ) | ー | Mastercard |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
電子マネーと注意点
PASMO(パスモ)
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はPASMO一体型です。当然PASMOにチャージすることができ、オートチャージも可能です。
そもそもPASMOのオートチャージに使えるクレジットカードは、一部の交通系クレジットカードだけです。
電子マネーのチャージがポイント付与対象外になっている「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」ですが、PASMOへのチャージだけはポイントが付与されます。(0.5%)
楽天edy
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は楽天Edyへのチャージに使えます。ポイントは付きません。
Suica
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は、iPhone版モバイルSuicaへのチャージが可能です。ポイントは付与されません。
※iPhoneでのSuica利用時に年会費はかかりません。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」から、Android版モバイルSuicaへのチャージも可能です。
※AndroidでのモバイルSuica利用時に年会費はかかりません。(2020年2月26日~)
nanaco
2021年10月21日~、iPhone・Apple Payでnanacoが利用できるようになりました。ウォレットアプリを使えば、セブンカード・プラス、セブンカード以外のクレジットカード(JCB・マスターカード・アメックスブランド)も利用できます。
※2020年3月12日~nanacoクレジットチャージ事前登録(新規登録)対象カードは「セブンカード」限定に変更。3月11日までに登録済の場合は引き続き利用可。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はnanacoへのチャージはできますが、ポイントは付与されません。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」と電子マネーについてまとめると
MasterCard | |
楽天Edy | △ |
モバイルSuica | △ |
nanaco | iPhone・ApplePayでチャージ可能 |
WAON | iPhone・ApplePayでチャージ可能 |
PASMO(パスモ) | ○ |
QUICPay(QUICPay+) | ー |
iD | ApplePay・GooglePayで利用可 そのほかにも・専用カード・おサイフケータイで可 |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のデメリット
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のデメリットは、基本的な還元率が低いことです。2倍コースも選択できますが、マイル移行手数料が6600円/年かかるので、コストが高めです。
その点は残念です。
まとめ
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」はANAマイルとTOKYU POINTが相互に交換可能な、ANAマイラーに大人気のクレジットカードです。
また、PASMO(パスモ)へのチャージでポイント付与がある少ないカードのうちの1枚。
ANAマイルを貯めている人、PASMOをよく利用する人にはおすすめのクレジットカード、持っていて損はない1枚です。
国際ブランド | MasterCard |
申し込み資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
年会費 | 初年度年会費無料、2年目から2200円(税込) |
支払日(口座引落の場合) | 15日締め・翌月10日払い |
貯まるポイント | Vポイント、ANAマイル、TOKYU POINT |
ポイントの有効期限 | Vポイント:2年間 ANAマイル:3年間 TOKYU POINT:最長3年間 |
ETCカード | 初年度無料 翌年度以降:550円(税込)→前年度に1回以上ETC利用の請求があれば無料 |
家族カード | 初年度年会費無料、1100円(税込) |
海外旅行傷害保険 | 最高1000万円(自動付帯) |
国内航空傷害保険 | 最高1000万円(自動付帯) |