クレジットカードなんかどれでも似たようなものでしょ?
と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
その人それぞれのライフスタイルによって、向いているカードと向いていないカードがあります。
今回は「JRE カード(JRE CARD)」のメリット・デメリットとお財布レス(Apple Pay(アップルペイ)・Google Pay(グーグルペイ)・電子マネー・モバイルSuica・edy・nanaco・QUICPAYクイックペイなど)の相性等について調べてみました。
【2020年11月最新版】
もくじ
「JRE カード(JRE CARD)」のメリット・特典
○アトレなど駅ビル等「JRE CARD優待店」で3.5%
○Suicaチャージや定期券購入で1.5%
○オートチャージ機能利用可能
○海外旅行保険自動付帯最高500万円
○VISAブランドならSuica定期券付もあり
等があります。
アトレなど駅ビル等「JRE CARD優待店」で3.5%も!
アトレなどの「JRE CARD優待店」で「JRE カード(JRE CARD)」のクレジット払いを利用すると、100円(税抜)につきJRE POINT 3ポイントがその場で貯まります。クレジットカード利用分0.5%と合わせて3.5%還元率!
「JRE POINT加盟店」で「JRE カード(JRE CARD)」のクレジット払いを利用すると、100円(税抜)につきJRE POINT 1ポイントがその場で貯まります。クレジットカード利用分0.5%と合わせて1.5%還元率!
Suicaチャージや定期券購入で1.5%
「JRE カード(JRE CARD)」で定期券の購入やSuicaへのチャージすると1000円につき15ポイントのJRE POINTが貯まるようになっています。
この場合の還元率は1.5%!
※定期券の購入は、JR東日本のみどりの窓口や券売機で購入された場合。
オートチャージ機能利用可能!
オートチャージとは、Suicaの残額が設定金額以下になると、改札にタッチするだけで、自動的に設定金額がチャージされるサービスです。
例えば、2000円以下になったら3000円チャージされるような設定です。
首都圏・新潟・仙台の各SuicaエリアとPASMOエリアにてオートチャージが利用できます。(一部オートチャージできない駅・改札口あり)
※2018年3月17日からは、それまでの自動改札機入場時のみから、出場時にもオートチャージされるようになりました。
オートチャージは便利な機能です。残高不足で改札で止められることもありません。
しかし、Suicaのオートチャージができるクレジットカードはビューカードのみです。
そんな中でも初年度年会費無料、Suicaへのチャージで1.5%還元率の「JRE カード(JRE CARD)」はおすすめです!
※「JRE カード(JRE CARD)」でSuicaがついていないタイプの場合、オートチャージを利用するには、手持ちのSuicaとリンク設定が必要です。
【還元率】0.5%~
「JRE カード(JRE CARD)」で1000円の買い物をすると、1000円につきJRE POINT 5ポイント(5円相当)が付与されるため、還元率は実質0.5%となります。
さらに、「JRE CARD優待店」では合計3.5%、「JRE POINT加盟店」では合計1.5%、定期券の購入やSuicaへのチャージでは1.5%還元率になります!
【ポイント】JRE POINT
通常の買い物では1000円につきJRE POINT(5ポイント=5円相当)が貯まります。
Suicaをチャージすると1000円につき15ポイントのJRE POINT(15円相当)が貯まります
JRE POINTの有効期限は2年
JRE POINTの有効期限は、ポイントの最終変動の日から2年後の月末までとなります。
つまり、使い続ければ実質有効期限なしということになります。
年会費
「JRE カード(JRE CARD)」の年会費は初年度無料です。
2年目以降の年会費は477円(税別)で、免除制度はありません。
家族カード
家族カードはありません。
ETCカード
年会費:477円(税抜)
海外旅行保険
カードで決済していない場合でも、下記の保険が適用されます。(自動付帯)
傷害死亡・後遺障害 | 最高額 | 500万円 |
傷害治療費用 | 1事故 | 50万円程度 |
疾病治療費用 | 1疾病 | 50万円程度 |
国内旅行保険
以下は旅行代金をカードで決済していることを前提にしています。(利用付帯)
傷害死亡・後遺障害 | 最高額 | 1000万円 |
入院保険金 | 日額 | 3000円 |
手術保険金 | 入院保険金日額 | 10倍または5倍 |
通院保険金 | 日額 | 2000円 |
「JRE カード(JRE CARD)」の国際ブランド
「JRE カード(JRE CARD)」(Suica・定期なし):VISA
「JRE カード(JRE CARD)」(Suica付):JCB、Master Card、VISA
「JRE カード(JRE CARD)」(Suica定期券付):VISA
「JREカード(JRE CARD)」とApple Pay(アップルペイ)
Apple Payと「JRE カード(JRE CARD)」の相性は、ブランドによって異なります。
JCB・VISA・Mastercardの「JRE カード(JRE CARD)」はApple PayのWalletに登録してQUICPay(QUICPay+)として使うことができます。
ただし、VISAの「JRE カード(JRE CARD)」はWallet経由でのSuicaチャージには使えません。VISAをSuicaチャージに使うためにはiPhone向けのSuicaアプリ経由で行う必要があります。
また、VISAはWalletに登録してあっても、Apple Pay経由でのネット決済やアプリ内決済には使えません。一般にWallet経由でアプリ内決済ができるブランドはMasterCard,JCB,アメックスです。
JCB・Mastercardの「JRE カード(JRE CARD)」はWalletからSuicaへのチャージが可能で、Apple Payも制限なく使えます。
「JREカード(JRE CARD)」とGoogle Pay(グーグルペイ)
Google Pay(グーグル ペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPayの利用が可能になり、便利になりました。
「JRE カード(JRE CARD)」はGoogle Pay(グーグル ペイ)に登録できますが、登録してQUICPay(QUICPay+)として利用することはできません。
「JRE カード(JRE CARD)」とQRコード決済/スマホ決済
「JRE カード(JRE CARD)」とPayPay(ペイペイ)
PayPayには、①PayPay残高から支払う方法、②登録したクレジットカードで支払う方法があります。
②に登録できるクレジットカードは、VISAとMastercard、JCBはYahoo! JAPANカードのみとなります。
①のPayPay残高へチャージできるクレジットカードは、本人認証サービス(3Dセキュア)済のYahoo! JAPANカードだけです。
「JRE カード(JRE CARD)」はVISA・Mastercardなら、PayPayに登録することができます。
JCBブランドの「JRE カード(JRE CARD)」は、PayPayに登録することができません。
「JRE カード(JRE CARD)」と楽天ペイ
「JRE カード(JRE CARD)」は、楽天ペイに登録することができます。
「JRE カード(JRE CARD)」とd払い
「d払い」には、①電話料金合算払い、②クレジットカード払い、③dポイント充当、④口座払い、で支払う方法があります。
このうちクレジットカードが利用できるのは①②。
①はドコモユーザーのみになりますが、ほとんどのクレジットカードがOKと考えてよいでしょう。
②に登録できるクレジットカードは、JCB、VISA、Mastercard、アメックスで、利用前に3Dセキュアの登録が必要です。
「JRE カード(JRE CARD)」は「d払い」に利用できます。
「JRE カード(JRE CARD)」とau PAY(auペイ)
au PAY(auペイ)で利用できるのは、
auユーザーの場合もauユーザー以外の場合も、Mastercardの「JRE カード(JRE CARD)」
になります。
QRコード決済/スマホ決済と「JRE カード(JRE CARD)」についてまとめると
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
QRコード決済/スマホ決済と「JRE カード(JRE CARD)」についてまとめると以下のようになります。
「JRE カード(JRE CARD)」を登録 | 「JRE カード(JRE CARD)」からチャージ | |
PayPay(ペイペイ) | VISA,Mastercard | × |
楽天ペイ | VISA,Mastercard,JCB | × |
d払い | VISA,Mastercard,JCB | ×(クレカ不可) |
auPAY(auペイ) | ー | Mastercard |
LINE Pay(ラインペイ) | ー | × |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
還元率については下記の記事で紹介しています。
電子マネーと注意点
Suica
Apple Payで利用できるSuicaについては、JCB・MastercardブランドならWalletアプリ内での「JRE カード(JRE CARD)」からのSuicaチャージは利用可能です。
VISAブランドはiPhoneのWallet経由ではモバイルSuicaに直接チャージすることはできません。
Wallet経由では無理ですが、iPhone版モバイルSuicaアプリを経由してのチャージならVISAブランドでも可能です。
どちらもポイント付与はされます。「JRE カード(JRE CARD)」はビューカードなので相性は抜群です。
※iPhoneでのSuica利用時に年会費はかかりません。
「JRE カード(JRE CARD)」から、Android版モバイルSuicaへのチャージも可能です。ポイントも付きます。
「JRE カード(JRE CARD)」はビューカードなので年会費もかかりません。
「JRE カード(JRE CARD)」はSuicaが付いているものと付いていないものがあります。
「JRE カード(JRE CARD)」でオートチャージまたはチャージをすると、1000円チャージにつき15円相当のJRE POINTが付きます。
還元率にして1.5%。かなりお得です。
「JRE カード(JRE CARD)」と電子マネーについてまとめると
「JRE カード(JRE CARD)」 | |
楽天Edy | △(Visa・MasterCard) |
モバイルSuica | ○ |
nanaco | |
WAON | × |
PASMO(パスモ) | ×(オートチャージ) |
QUICPay(QUICPay+) | ApplePayへの登録で利用可 |
iD | ー |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
「JRE カード(JRE CARD)」はこんな人におすすめ
まとめると、「JRE カード(JRE CARD)」はこういう人に向いていると言えます。
・Suicaのオートチャージ機能を利用したい人。
初年度年会費無料・2年目以降477円(税別)かかりますが、Suicaへのチャージで1.5%還元率。Suica利用者なら持って損はありません!
「JRE カード(JRE CARD)」のデメリット・こういう人には向かない
逆に、「JRE カード(JRE CARD)」はこういう人にはあまり向いていないかもしれません。
・年会費無料のカードが欲しい人。
デメリットはなんといっても2年目以降年会費がかかってしまうことです。
この点は残念ですが、年477円(税別)で特別高いわけでもないので、Suicaをよく使う人なら許容範囲です。
まとめ
Suicaのチャージでポイントを獲得したいなら、「JRE カード(JRE CARD)」はおすすめの1枚です。
Apple Payの登場で、iPhoneでもSuicaが利用できるようになりました。
Suicaはコンビニでの支払いにも利用できます。つまり、iPhoneだけ持ってランチを買いに行くことだってできる!
Suicaとの相性抜群の「JRE カード(JRE CARD)」。Suicaをよく使う&アトレなど駅ビル等「JRE CARD優待店」をよく利用するなら特に検討の1枚ですね。
国際ブランド | 「JRE カード(JRE CARD)」(Suica・定期なし):VISA 「JRE カード(JRE CARD)」(Suica付):JCB、Master Card、VISA 「JRE カード(JRE CARD)」(Suica定期券付):VISA |
申し込み資格 | 日本国内に住んでいて、電話連絡のとれる満18歳以上(高校生不可) |
ポイント | JRE POINT |
有効期限 | JRE POINT:ポイントの最終変動の日から2年後の月末まで |
年会費 | 初年度:無料 2年目移行:年会費477円(税別) |
家族カード | なし |
ETCカード | 年会費:477円(税抜) |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1000万円(利用付帯) |
その他 | Suicaオートチャージ機能利用可能 |