外食よりも家で食べたほうが気楽でいい、という「おうちでごはん」タイプの人が増えています。でもたまにはお気に入りのあの店の料理も食べたいなあ・・・。
ということで人気が爆発しているのが出前・宅配サービスやフードデリバリーサービス。食べたいお店の料理を自宅にいながらにしていただけるのは、とっても贅沢なことですね。
主要なフードデリバリーサービスのキャッシュレス対応状況を比較してみました。
もくじ
出前館.
フードデリバリー業界の最大手「出前館」。登録店舗数も20,000店舗以上とダントツの多さです。
配達代行業者として朝日新聞の配達店と提携するなどして、地域事情に精通した配達員が届けてくれるので安心感があります。
AmazonユーザーならAmazonアカウントを使って注文できます。
店舗によっては「出前館クーポン」が使えるほか、キャンペーンもいろいろあるのでお得に楽しめます。
なお、利用回数によって5段階にランクアップする「出前にゃんクラブ」という制度があり、ランクに応じて特典ポイントやクーポンがもらえます。
出前館のゴッドランク特典を毎月もらってる専業主夫 pic.twitter.com/giFanHEWzv
— ミュルザンヌ@Ship2旅行中 (@mulsanne_pso2) March 4, 2020
出前館の注文・支払いは専用アプリで行います。
出前館 | |
登録店舗数 | 50,000店舗以上(2020年12月時点) |
注文条件 | 800円以上 |
クレジットカード | 各種クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)で支払いができます。 |
電子マネー | 電子マネーは利用できません。 |
QR決済・スマホ決済 | Apple Pay、Amazon Pay、PayPay、LINE Pay、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、ワイモバイルまとめて支払いが利用できます。 |
ポイント制度 | 支払いにLINEポイントが利用できます。 |
クーポン | クーポンはアプリ内で配布されます。 「出前にゃんクラブ」のランクが上がると特別なクーポンがもらえます。 |
アカウント連携 | Amazonアカウント連携、LINEアカウント連携が可能です。 |
⇒公式サイト |
出前館で使える支払方法は次の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード/プリペイドカード
- PayPay(ペイペイ)
- LINE Pay(ラインペイ)
- Amazon Pay(アマゾンペイ)
- Apple Pay(アップルペイ)
- d払い
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイルまとめて支払い
- LINEポイント払い
- 代金引換(現金払い)
- 請求書払い
出前館が来たら起こしてください pic.twitter.com/fRUpKe2VxU
— らっきょ (@Lila__Engel) March 3, 2020
Uber Eats(ウーバーイーツ).
新しい形態のデリバリーサービスとして大注目の『Uber Eats』。登録配達員(配達パートナー)がいる地域であれば、通常なら出前サービスをしていない飲食店であっても自宅に配達してもらえます。デリバリー他社が扱っていないお店が多いのが最大の魅力です。
配達エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・京都・兵庫・福岡といった都市部を中心に、対応エリアも増えています。
専用アプリで注文から支払いまで済ませられるので、あとは受け取るだけ。とても便利です。
最低注文金額の決まりがないので小額でも届けてもらえますが、配達手数料(混雑時は割り増し)がかかるので、ある程度まとめて注文したほうがいいかもしれません。
初めて利用する人は「初回注文者限定クーポン」が利用できます。注文時に下のプロモーションコードを入力することで送料無料になったりするので、よろしければお使いください。
当サイト専用紹介コード『eats-6fjkdu』
キャンペーンもいろいろ実施されます。
まずは下記リンクからダウンロードして、どんな店が利用できるのか調べてみましょう。
Uber Eats | |
登録店舗数 | 7,000店舗以上 |
最低金額 | 1円~(780円未満の場合手数料150円が必要) |
クレジットカード | 各種クレジットカードが利用できます。 |
電子マネー | 電子マネーは利用できません。 |
QR決済・スマホ決済 | LINE Pay 、Apple Pay 、PayPay、楽天ペイ、Uber Cashが使えます。(アプリ決済) |
ポイント制度 | ありません。 |
クーポン | アプリ内クーポンなどが使えます。 |
アカウント連携 | Uberアカウント |
⇒公式サイト |
Uber Eatsで使える支払方法は次の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード/プリペイドカード
- LINE Pay(ラインペイ)
- PayPay(ペイペイ)
- 楽天ペイ
- Apple Pay(アップルペイ)
- 現金払い(代引き)
- Uber Cash(ウーバーキャッシュ)
- Uber Eatsギフトカード
マックデリバリー
マクドナルドが地域限定で展開しているデリバリーサービスが『マックデリバリー』です。専用アプリで注文・支払いができます。予約オーダーも可能。
マックデリバリーの注文は専用アプリから行います。
マックデリバリー | |
登録店舗数 | 217店舗(2019年9月時点) |
最低金額 | 1,500円から(朝マックは1,000円から) ※別途デリバリー料300円 |
クレジットカード | VISA、Mastercard、JCB、Dinersが利用できます。 AMEXは使えません。 |
電子マネー | 利用できません。 |
QR決済・スマホ決済 | PayPay、楽天ペイ、au PAY、LINE Pay、d払いが利用できます。 |
ポイント制度 | ありません。 |
クーポン | McDonald’s KODO など |
アカウント連携 | ありません。 |
⇒公式サイト |
マックデリバリーしてみた。
便利だわ~ pic.twitter.com/60Ajpsocex— 熊 (@kuma00x) March 7, 2020
ファインダイン
「最短30分でできたてのお料理をご自宅やオフィスにお届け」というコンセプトのもと、地元のレストランの料理を宅配してくれるサービスが『ファインダイン』です。
「いきなりステーキ」「焼肉トラジ」「大阪王将」「大戸屋」「グリル満天星」など、おなじみのレストランも登録されています。
ファインダイン | |
登録店舗数 | – |
最低金額 | 店舗による(3,000円ぐらい) |
クレジットカード | VISA, Master Card, JCB, American Express, Diners |
電子マネー | 利用できない |
QR決済・スマホ決済 | 利用できない |
ポイント制度 | なし |
クーポン | なし |
アカウント連携 | なし |
⇒公式サイト |
Wolt(ウォルト)
フィンランド発のデリバリーサービス『Wolt(ウォルト)』は、地域密着型のデリバリーサービス。有名店の豪華メニューを限定されたエリア内で宅配するので配送料が格安。店から1.5km以内であれば99円、2.5km以内は199円、4km以内でも299円です。
2021年3月時点で東京・仙台・岡山・盛岡・呉・広島・福岡・熊本・札幌・旭川の限定エリアでサービスを展開しています。
Wolt(ウォルト) | |
登録店舗数 | – |
最低金額 | 1000円 |
クレジットカード | クレジットカードによるオンライン決済が可能です。 |
電子マネー | 利用できません。 |
QR決済・スマホ決済 | 利用できません。 |
ポイント制度 | なし |
クーポン | なし |
アカウント連携 | なし |
⇒公式サイト |
foodpanda(フードパンダ)
地域の様々な有名店・レストランの料理を宅配注文できるフードデリバリーサービスです。
2021年3月時点で横浜、神戸、名古屋、札幌、福岡、広島、大阪、さいたま、川崎、北九州、京都、浜松、岡山、鹿児島、仙台の限定エリアでサービスを展開しています。
foodpanda(フードパンダ) | |
登録店舗数 | — |
最低金額 | — |
クレジットカード | オンライン決済にクレジットカード・デビットカードが使えます。 |
代金引換 | 現金による代金引換が可能です。 |
電子マネー | 利用できません。 |
QR決済・スマホ決済 | 利用できません。 |
ポイント制度 | なし |
クーポン | なし |
アカウント連携 | なし |
⇒公式サイト |
DiDi Food(ディディフード)
タクシー配車サービスのDiDiモビリティが運営するフードデリバリーサービス「DiDi Food」。兵庫・大阪・福岡の限定エリア(2021年3月時点)でサービスを展開しています。
DiDi Food(ディディフード) | |
登録店舗数 | 3000店舗以上 |
最低金額 | — |
クレジットカード | オンライン決済にクレジットカード・デビットカードが使えます。 |
代金引換 | 現金による代金引換が可能です。 |
電子マネー | 利用できません。 |
QR決済・スマホ決済 | 利用できません。 |
ポイント制度 | なし |
クーポン | アプリ内で配信されています。 |
アカウント連携 | なし |
⇒公式サイト |
デリバリーサービスを利用する際の注意点
デリバリーを利用するにあたって、注意点がいくつかあります。
最低注文金額がある
デリバリーには通常、サービスを利用できる最低注文金額が設定されています。
金額はサービス全体で一律だったり、店舗によって違ったりします。
目安としては次のようになっています。
サービス名 | 最低金額 | 配達料 |
Uber Eats | 700円 (未満でも+150円で配送) | 店舗・距離による |
出前館 | 800円 | 店舗・距離による |
マックデリバリー | 1500円 | 300円 |
wolt | 1000円 | 99~299円 |
DiDi Food | — | 店舗・距離による |
中にはUber Eatsのように最低金額を下回っても追加料金で配達してくれるサービスもあります。
少量でも手数料や配達料がかかるわけですから、商品の金額よりもそれ以外のほうが高ければ、利用を躊躇するのが普通です。
規定があってもなくても、ある程度まとまった金額で注文するのがサービスを利用する上でのマナーと言えるかもしれません。
配達は請け負い業者が行う
一般的な「出前」のイメージと異なり、最近のデリバリーの中にはお店の人以外の請負業者が配達するところもあります。
宅配ピザのように自分のお店の商品だけを運ぶのと異なり、総合デリバリーの場合、多種多様な飲食店から運ぶため、そのほとんどは請け負い業者や個人受託の配達員が対応しています。
そのため、お店からではなく配達員から連絡が来ることもあるので留意しておきましょう。
クレジットカードが使えない店舗も
デリバリーサービスが料金を立て替えるシステムでない場合は、クレジットカードが使えるかどうかはあくまでも店舗次第だったりします。どのサービス・店舗でもクレジット払いができるわけではありません。
営業時間内でも配達不可の時間帯がある
店舗の営業時間内のいつでも配達が可能なわけではありません。忙しい時間帯は配達受付を中止している店舗が多いので、注文受付が午後から、というようなお店が結構あります。
簡易容器で届く
ひと昔前の出前はどんぶりそのものが運ばれてきたりしていましたが、フードデリバリーは簡易容器で届くことがほとんどです。
アルミや紙、プラスチックの容器が使われているのでそのつもりで利用しましょう。
まとめ
「仕事が忙しくて食事の準備ができない!」「家から出るのが面倒くさい!」という時には、フードデリバリーサービスをどんどん利用しましょう。
配送料などが加算されるので割高にはなるのですが、交通費やガソリン代をかけて自分で出かけるより安く済むことがほとんどです。
手数料や配達料を支払ったとしても、安上がりになるかもしれないフードデリバリーサービス。今後ますます需要が伸びていくことが予想されます。お気に入りのサービスを見つけてみましょう。