今回は、FamiPayでお得な「ファミマTカード」のメリット・デメリット、年会費、お財布レス(Apple Pay(アップルペイ)・Google Pay(グーグルペイ)・ペイペイ・楽天ペイ・ファミペイ・電子マネーなど)の相性について調べてみました。
自動車税や固定資産税などの税金・公共料金の収納代行をお得に支払いたい人は必見です。
もくじ
「ファミマTカード」はどんなクレジットカード?
「ファミマTカード」がどんなクレジットカードなのか、メリットや特典を含めた特徴をリストにすると、
・家族カード発行不可
・ETCカード年会費無料
・FamiPayでお得!相性抜群・0.5%ファミマポイント
・ファミリーマート(ファミマ)でポイントアップ・2%還元率可能!
・「ファミマTカード」はリボ払い専用カードだが全額支払いでリボ手数料なし
・還元率0.5%~
・貯まるポイントはVポイント(旧Tポイント)
・旅行傷害保険付帯なし
・国際ブランドはJCB
・Famipayにチャージ可能
「ファミマTカード」は年会費無料、FamiPayに相性抜群のクレジットカードです。自動車税や固定資産税などの税金・公共料金の収納代行をお得に支払いたい人にはおすすめです。
「ファミマTカード」のメリット・特典
年会費
「ファミマTカード」の年会費は無料です。
家族カード
家族カードは発行できません。
ETCカード
年会費無料で発行できます。ETC利用の際にもポイントが付与されます。
FamiPayでお得!相性抜群・0.5%ファミマポイント
2019年7月1日~始まった「FamiPay」で「ファミマTカード」が大活躍です。
ファミペイ:アプリ機能
FamiPay:決済機能
「FamiPay」へ「ファミマTカード」からチャージできます。(本人認証サービス(3Dセキュア)への登録済であること)
「FamiPay」で自動車税や固定資産税など税金・公共料金の収納代行をお得にできます。
「ファミマTカード」→「FamiPay」で0.5%のファミマポイント(旧Famipayボーナス)付与があります。
※チャージの場合はVポイントではなくファミマポイント(旧Famipayボーナス)付与です。
付与日:チャージした月の翌月10日頃に付与
有効期限:付与月の6か月後の月末(例:7月9日に付与されたら12月31日まで有効)
ファミリーマートでポイントアップ・2%還元率可能!
ファミリーマートの場合は、還元率がアップします。ファミリーマートにおいて「ファミマTカード」で支払うと、最大2%還元率になります。(対象外商品あり)
(画像:公式サイトより引用)
Vポイントカード提示分の0.5%も含めて2%還元率です。
(画像:公式サイトより引用)
※ファミリーマートでのファミマTカードのクレジット払い利用で、利用金額200円(税込)につきショッピングポイントが1ポイント、クレジットポイントが3ポイント加算され、合計で4ポイント(2%分)
※ショッピングポイントを「ファミマTカード」以外のポイントカードに加算された場合は、「ファミマTカード」に加算されるTポイントは3ポイント(クレジットポイント分のみ)
「ファミマTカード」はリボ払い専用カードだが全額支払いでリボ手数料なし
「ファミマTカード」は、リボ払い専用カードです。
リボ手数料を避けるために、カードが手に入ったら利用する前に支払い方法を変更しておく必要があります。初回は手数料が無料なので、「ずっと全額支払い」(口座引落しコース)に設定しておけば手数料はかかりません。
ポケットモールとVポイントモールが両方使える
ネットショッピングでも「ファミマTカード」は活躍します。
ポケットカードが運営する「ポケットモール」と、Vポイントの貯まる「Vポイントモール」では、通常のネットショッピングよりも高還元のポイントが得られます。
【還元率】0.5%~
「ファミマTカード」1回のクレジットご利用金額200円につき 1 Vポイントが貯まります。
1ポイント=1円相当なので通常は0.5%です。
貯まるポイントはVポイント(旧Tポイント)
貯まるポイントはVポイント。1ポイント1円相当です。
Vポイントの使い道は下記の記事で紹介しています。
ポイントの有効期限は1年(実質無期限)
ポイントの有効期限は1年です。1年間ポイント変動がなかった場合に失効します。
貯める・使う・交換するのいずれかを行い続けていれば、ポイントが失効することはまずありません。
旅行保険
旅行保険は付帯していません。
「ファミマTカード」の国際ブランド
「ファミマTカード」の国際ブランドはJCBのみです。
「ファミマTカード」のタッチ決済
「ファミマTカード」(プラスチックカード)はタッチ決済/コンタクトレス決済に対応しました。
Apple Payと「ファミマTカード」の相性は?
「ファミマTカード」をApple Payに登録すると、ポストペイ型の電子マネーiD(アイディー)として使えるようになります。
クレジットカードによっては、Apple Payに登録することでコンタクトレスに使うことができるようになるものもあります。
※コンタクトレス:レジの読み取り端末にクレジットカードやスマートフォンをかざすだけでクレジット決済が完了する非接触
Google ウォレット(Google Pay)と「ファミマTカード」の相性は?
Google Wallet(グーグルペイ)での非接触型決済は、2019年5月末から一部のクレジットカードでiD・QUICPay等の利用が可能になり、便利になりました。
「ファミマTカード」はGoogleアカウントに登録することはできますが、登録してiD(アイディー)として利用することはできません。
ファミペイ バーチャルカードならGoogle ウォレット(グーグルペイ)に登録して、QUICPay/QUICPay+として利用できます。
FamiPayと「ファミマTカード」の相性は?
FamiPay(ファミペイ)と「ファミマTカード」との相性は、当然ながら抜群です。
FamiPay(ファミペイ)には、以下のようなチャージ方法があります。
①ファミリーマート店頭で現金チャージ
②ファミマTカード(クレジットカード)でチャージ/JCBブランドカードでチャージ
③銀行口座チャージ
④FamiPayギフトでチャージ
⑤Apple Payからチャージ
FamiPay(ファミペイ)の強烈なキャンペーンは、「ファミマTカード」しか優遇されていないことが多いので、FamiPay(ファミペイ)キャンペーンでお得を享受したいなら、「ファミマTカード」しかありません。
「ファミマTカード」は当然相性のよいクレジットカードと言えます。
QRコード決済と「ファミマTカード」の相性は?
QRコード決済/スマホ決済は、それぞれチャージが必要だったり、登録したクレジットカードからの支払だったり、両方できたりと、コード決済によって違います。
PayPay(ペイペイ)、楽天ペイ、d払い、auペイ(エーユーペイ)、LINE Pay(ラインペイ)、メルペイと「ファミマTカード」についてまとめると以下のようになります。
「ファミマTカード」を登録 | 「ファミマTカード」からチャージ | |
ペイペイ | × | × |
楽天ペイ | 登録可 | × |
d払い | 登録可 | ×(クレカ不可) |
auペイ | ー | × |
メルペイ | ー | ×(クレカ不可) |
電子マネーと「ファミマTカード」の相性は?
Suica
「ファミマTカード」は、iPhone版モバイルSuicaへのチャージが可能です。ポイントも付与されます。
「ファミマTカード」から、Android版モバイルSuicaへのチャージも可能です。ポイント付与ありです。
ちなみに、SMART ICOCAへもチャージが可能で、ポイント付与対象になっています。
PASMO
「ファミマTカード」でPASMOにオートチャージすることはできません。
PASMOのオートチャージに使えるクレジットカードは、一部の交通系クレジットカードだけです。
モバイルPASMOに都度チャージは可能です。
Edy
「ファミマTカード」は楽天Edyへのチャージに使えます。ポイントは付きません。
nanaco
2021年10月21日~、iPhone・Apple Payでnanacoが利用できるようになりました。ウォレットアプリを使えば、セブンカード・プラス、セブンカード以外のクレジットカード(JCB・マスターカード・アメックスブランド)も利用できます。
※2020年3月12日~nanacoクレジットチャージ事前登録(新規登録)対象カードは「セブンカード」限定に変更。3月11日までに登録済の場合は引き続き利用可。
「ファミマTカード」はnanacoへのチャージに使えます。しかもポイントも付与されます。(0.5%還元率)
WAON
2021年10月21日~、iPhone・Apple PayでWAONが利用できるようになりました。ウォレットアプリを使えば、イオンカード以外のクレジットカード(JCB・マスターカード・アメックスブランド)も利用できます。
「ファミマTカード」はWAONカードやAndroid端末のWAONへのチャージには使えません。
チャージできるのは、主にイオン系クレジットカード、JALカードになります。そのうちでもポイントが付与されるものとなると、ごく少数です。
QUICPay/iD
クレジットカードによっては、サイトで申し込めば別途QUICPayのカードを発行することができるカードも多いのですが、「ファミマTカード」はQUICPayのカードを発行することはできません。
「ファミマTカード」で利用できるポストペイ型電子マネーはiDになります。
iDを利用するには、iPhoneもしくはおサイフケータイ機能を持つAndroid端末(スマートフォン)が必要です。
Apple Pay(Wallet)に「ファミマTカード」を登録することで、iDとして利用することができます。Apple Payの利用にはiPhone7以上の端末が必要です。
「ファミマTカード」はAndroid端末(おサイフケータイ)向けのサービス「ファミマTカードiD」を利用することで、電子マネー「iD」を使えるようになります。
ファミマTカードiDを利用するためには、ファミマTカードの会員専用サイトから登録申請する必要があります。
「ファミマTカード」と電子マネーについてまとめると
「ファミマTカード」 | |
楽天Edy | △ |
モバイルSuica | ○ |
nanaco | iPhone・ApplePayでチャージ可能 |
WAON | iPhone・ApplePayでチャージ可能 |
PASMO(パスモ) | オートチャージ:不可 モバイルPASMO:可 |
QUICPay(QUICPay+) | ー |
iD | ApplePay等で利用可 |
○:チャージ可・ポイント付与あり
△:チャージ可・ポイント付与なし
×:チャージ不可
「ファミマTカード」はこういう人におすすめ
「ファミマTカード」は次のような人に向いているカードです。
・ファミリーマートでよく買い物をする人
・Vポイントを貯めている人
ファミリーマートありきのカードと言っても過言ではありません。
FamiPayをよく使うなら必須のクレジットカードになります。
「ファミマTカード」のデメリット・こういう人には向かない
「ファミマTカード」のデメリットを考えると次のような人にはおすすめできません。
・Vポイントに興味がない人
・MasterCardブランドやVISAブランドが欲しい人
・リボ払いのクレジットカードが嫌な人
良くも悪くもファミマありき。ファミリーマートを利用しない人や、近くに店舗がない人にとっては、使わないカードになります。
また、JCBブランドしかないため、MasterCardやVISAが欲しい人の選択肢からも外れます。
まとめ
お財布レスの時代、クレジットカードや電子マネーの選び方でどれだけ得するかが決まります。
どのPay、電子マネーを主に使うかによって、クレジットカードの選択は変わってきます。
Famipayを利用して税金や公共料金の支払いをお得にしたいなら必須カード。
近所にあるファミリーマートを有効活用できる人は、「ファミマTカード」をメインカードにしてファミリーマートを利用しまくるのも手です。
ポケットモールやVポイントモールもお得に利用できるので、ネットショッピングでもポイントが貯まりやすい点もいいですね。
国際ブランド | JCB |
カード発行会社 | ポケットカード |
申し込み資格 | 18歳以上の方(学生も可) |
年会費 | 無料 |
支払日(口座引落の場合) | 月末締め・翌々月1日払い |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイントの有効期限 | 通常ポイント:最終利用日(貯める、使う、交換する)から1年間 期間固定ポイント:固有の期限 |
ETCカード | 無料で発行 |
家族カード | ー |
海外旅行傷害保険 | ー |
国内旅行傷害保険 | ー |