2019年7月にスタートしたファミリーマートのスマホ決済サービス、「FamiPay(ファミペイ)」。
ファミリーマートユーザーにはとてもお得なQR決済なので、落とし穴に落ちないよう注意点等について順番に解説していきます。
【2024年最新版】
もくじ
- 1 ファミペイとFamiPayの違い
- 2 FamiPayのチャージ方法
- 3 残高上限
- 4 FamiPay(ファミペイ)は、残高以上の支払いに現金併用はできる・クレカは併用できない
- 5 加盟店舗数は増えている
- 6 ネットショップでも利用可能
- 7 ファミペイバーチャルカードの発行が可能・Google Pay/Apple Payに設定してQUICPay+/タッチ決済も利用可能に!
- 8 ファミペイ翌月払い(Famipay翌月払い)も利用可能!
- 9 公共料金・税金・収納代行に利用できる!
- 10 ファミペイアプリで「FamiPay請求書支払い」支払いも可能に!
- 11 基本還元率は0.5%
- 12 Tポイント・dポイント・楽天ポイントカード提示で二重取り
- 13 支払いできない商品
- 14 まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
ファミペイとFamiPayの違い
ややこしいのですが、ファミペイ(カタカナ)とFamiPay(ローマ字)は違うそうです。
ファミペイ(カタカナ)→バーコード決済機能付きのアプリのこと
FamiPay(ローマ字)→バーコード決済
ファミペイをインストールしないとFamiPayは使えないということですね。
FamiPayのチャージ方法
FamiPayは基本的に事前にチャージが必要です。
(※ファミペイ翌月払い(Famipay翌月払い)も利用可能です。)
②ファミマTカード(クレジットカード)でチャージ/JCBブランドカードでチャージ
③銀行口座チャージ
④FamiPayギフトでチャージ
⑤Apple Payからチャージ
※受け取ったFamiPayボーナスは、チャージ作業をしなくても自動的にFamiPay決済に利用できるようになりました。
※2021年9月28日~JCBブランドでのチャージができるようになりました。⇒公式サイト
①ファミリーマート店頭で現金チャージ
レジでチャージの旨を伝えて現金を支払います。
→「FamiPayを使う」をON
→暗証番号入力
→レジでチャージの旨伝える
→スマホ画面のバーコードを提示して読み取ってもらう
→レジ画面に表示されたチャージ額を選択
→チャージ金額を現金で支払う
現金チャージ上限金額:1か月200万円まで
※チャージ後のFamiPay(電子マネー)残高が10万円を越えるチャージ不可
・FamiPay(電子マネー)残高の上限金額は設定変更により30万円にすることが可能ですが、現金チャージのみ、既に10万円以上のFamiPay(電子マネー)残高がある場合やチャージ後の残高が10万円以上となる場合はチャージ不可
②ファミマTカード/JCBブランドでのクレジットチャージ
ファミマTカード(クレジットカード)/JCBブランドのカードを登録して、クレジットカードからチャージできます。(本人認証サービス(3Dセキュア)への登録済であること)
ファミマTカード(クレジットカード)の場合、チャージでTポイントは付与されません。
ファミマTカードからのチャージ金額に対して0.5%分のFamiPayボーナスが翌月付与されます。
→「FamiPayを使う」をON
→暗証番号入力
→チャージ
→「クレジットカードでチャージ」を選択
→暗証番号入力
→チャージする
→完了
【チャージ可能金額:ファミマTカード(クレジットカード)】
・1回あたりの上限金額:30,000円
・1日あたりの上限金額:100,000円
・1か月あたりの上限金額:100,000円
※ ファミマTカード(クレジットカード)の場合は、
初回チャージ日を含む3日間1回あたりのチャージ上限金額が5000円
【チャージ可能金額:JCBブランドのカード(ファミマTカードを除く)】
【本人確認未済の場合】
・1回あたりの上限金額:5,000円
・1日あたりの上限金額:15,000円
・1か月あたりの上限金額:20,000円
【本人確認済の場合】
・1回あたりの上限金額:30,000円
・1日あたりの上限金額:100,000円
・1か月あたりの上限金額:300,000円
オートチャージ
オートチャージでチャージすることも可能です。
オートチャージはファミマTカード(クレジットカード)からになります。
③銀行口座チャージ
【本人確認未済の場合】
・1回あたりの上限金額:5,000円
・1日あたりの上限金額:15,000円
・1か月あたりの上限金額:300,000円
※1日あたりのチャージ回数は3回となります。
【本人確認済の場合】
・1回あたりの上限金額:20,000円
・1日あたりの上限金額:100,000円
・1か月あたりの上限金額:300,000円
3口座まで登録可能です。
(ただし、登録できる口座は本人名義の口座のみ)
ファミペイ(アプリ)に登録した銀行口座から、FamiPayへチャージできます。
チャージ単位は以下となります。
千円単位:3千円、4千円、5千円、6千円、7千円、8千円、9千円
万円単位:1万円、2万円
※みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、西日本シティ銀行、などが登録可能 ⇒最新情報はこちら
④FamiPayギフトでチャージ
メールなどで送られてきた「FamiPayギフトコード」でチャージすることもできます。
2.アプリで「ギフトを受け取る」をタップ
3.ギフトコードを入力し、「ギフトコードで受け取る」をタップ、または、「QRコードを読み取って受け取る」をタップし、QRコードをカメラで読み取り
4.ギフトの受け取りが完了
⑤Apple Payからチャージ
対象のクレジットカードはファミマTカードを含むJCBブランドのカードが登録可能です。
(事前に自分のiPhoneやApple WatchなどのApple製デバイスにクレジットカードの登録が必要)
(画像:公式サイトより引用)
残高上限
FamiPay(電子マネー)の初期設定の上限金額は10万円ですが、設定変更により30万円にすることが可能です。
※本人確認未済の場合は、本人確認手続きが必要
FamiPay(ファミペイ)は、残高以上の支払いに現金併用はできる・クレカは併用できない
FamiPay(ファミペイ)の残高不足の場合のみ、現金やT/d/楽天ポイントと併用できますが、クレジットカードと併用して支払いはできません。
Q:支払い時にFamiPay(電子マネー)と他の支払い方法は併用できますか?
A:回答
FamiPay(電子マネー)のバーコード画面提示の前に、T/d/楽天ポイント、ユニー商品券、割引券・商品引換券はご提示いただければFamiPay決済と併用はできます。
またお支払い時に残高不足した際は、現金、T/d/楽天ポイント、会計途中に現金でチャージのいずれかをご選択いただき残額を支払うことができます。
→公式サイトより引用
加盟店舗数は増えている
FamiPayを使える店舗は増え始めました。
ネットショップでも利用可能
FamiPayが利用できるネットショップは多くありません。
FamiPayオンライン決済 が使えるサイト一覧
ただし、ファミペイバーチャルカードを発行すれば、JCB加盟店で利用できるようになります。
ファミペイバーチャルカードの発行が可能・Google Pay/Apple Payに設定してQUICPay+/タッチ決済も利用可能に!
(画像:公式サイトより引用)
ファミペイでは、ファミペイバーチャルカードの発行が可能です。
バーチャルカードがあれば、ネットのJCB加盟店での支払いに利用できます。※海外店舗、他国内の一部店舗など一部利用できない店舗あり
ファミペイバーチャルカードなら、ファミリーマート以外のお店での買い物でも200円(税込)につきFamiPayボーナス1円相当が貯まります。(0.5%還元率)
※2023年7月1日~、WAONへのチャージ、nanacoへのチャージはファミペイボーナス通常の付与対象外
さらに!
ファミペイ バーチャルカードを Google Pay に設定することで、QUICPay+が使える街のお店でかざすだけの支払いが可能になります。
※ファミリマートでFamipayバーコード払いではなくQUICPay+で支払いをすると、クーポン、回数券の利用等、使えないサービスがある点は注意が必要です。⇒公式サイト
(画像:公式サイトより引用)
また、
ファミペイ バーチャルカードを Apple Pay に設定することで、QUICPay+またはJCBのタッチ決済が使える街のお店でかざすだけの支払い可能になりました。
※ファミリマートでFamipayバーコード払いではなくQUICPay+またはJCBのタッチ決済で支払いをすると、クーポン、回数券の利用等、使えないサービスがある点は注意が必要です。⇒公式サイト
(画像:公式サイトより引用)
ファミペイ翌月払い(Famipay翌月払い)も利用可能!
FamiPayには、チャージをしなくても翌月払いする方法があります。
(画像:公式サイトより引用)
②当月1日~末日までの利用金額を翌月27日に銀行口座から引落
年会費や手数料は無料(※「スキップ機能」により翌月以降に支払いを繰延可能。この場合は手数料が発生)なので、チャージが面倒な人にはよいかもしれません。
公共料金・税金・収納代行に利用できる!
FamiPay以外にも公共料金・税金・収納代行に利用できるQRコード決済はありますが、FamiPayの場合、ファミリーマートで支払いできるので領収書がかんたんに手に入るということ。
チャージでファミマTカードを使えば0.5%還元率を確保できて、領収書もかんたんに手に入るので、面倒なことは嫌で少しはお得を享受したい人にはおすすめの支払い方法です。
ファミペイアプリで「FamiPay請求書支払い」支払いも可能に!
ファミペイアプリでは「FamiPay請求書支払い」もできます。
家にいながらにして支払いができるのは嬉しいサービスですね。
※領収書は発行されません。
ただし支払いから1年間、受領書の表示ができ自分で印刷することが可能です。
自治体が発行する請求書(払込票)の納税証明書としては利用不可。
納税証明書が欲しい場合は、店頭で支払うか、自治体に問い合わせることになります。
基本還元率は0.5%
基本的に利用翌々日までに「FamiPayボーナス」として付与されます。貯まったFamiPayボーナスは支払いに利用できるので無駄になりません。
Famiポート・収納代行:1件につき10円(対象外あり)
FamiPayは公共料金や税金の支払いができます。
少しですが、1件につき10円分のFamiPayボーナスももらえます。(対象外あり)
他にも得する方法・特価品
ファミペイ向けの特別価格が付けられた商品や、特別なFamiPayボーナス還元のキャンペーンがあります。期間限定で定期的に登場するのでチェックしておきましょう。
Tポイント・dポイント・楽天ポイントカード提示で二重取り
FamiPayでの支払い時にTポイント・dポイント・楽天ポイントカードを提示するか、ファミペイにポイントカードを登録して連携させておけば、ポイントも貯まり、二重取りができます。
お試しクーポンも!
ローソンと同じような、ポイントを利用してお得に商品を購入できる「お試しクーポン」があります。
例えば、
・ファミチキ(骨なし)50ポイント
・ファミコロ(牛肉コロッケ)20ポイント
といったものも登場するので、ファミペイアプリでチェックしてみましょう。
支払いできない商品
支払いできない商品:
・一部の代行収納
・一部のFamiポート取扱い商品・サービス(各種代金のお支払い、寄付、Famiパス、貸付金の返済等)
・電子マネーチャージ
・コピー、FAX
まとめ:注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
以上、FamiPayの落とし穴や問題点についてでした。注意点を踏まえた上で上手に活用すれば、今後とても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれるでしょう。
特にファミリーマートをよく使う人にはお得になりますね。