普段はほぼ現金支払いオンリーの田舎の親。
マイナポイント事業等々お得になるから、何かキャッシュレス決済を使ったらどうかと思ったものの、以下の希望が・・・
・知らない間に使いすぎるのは困る
・知らない人に勝手に使われるかもしれないのは怖い
・スマホの使い方はよくわからない
・新しいことはあまり覚えたくない
普段の支払いの様子を見ると、
・ヤマト宅急便のクロネコメンバー割はチャージで利用している(電子マネー機能は利用していない)
このような状況下での、高齢者でも使いやすいキャッシュレス決済についてまとめました。

もくじ
高齢者におすすめのキャッシュレス決済は電子マネー(Suica、楽天Edy、nanaco、WAON)
イオンのレジで見ていても、WAONカードに現金でチャージしている高齢者の方をよく見かけます。
田舎の親の状況と合わせて考えると、
ということで、高齢者におすすめのキャッシュレス決済は、カード式の電子マネーが有望そうです。
カード式で現金チャージできるものの代表は、
 ・Suica
 ・楽天Edy
 ・nanaco
 ・WAON
ここからどれを選択するかは、生活環境によって選ぶことになるでしょう。
高齢者におすすめのキャッシュレス決済:Suica

電車・バスを使うような生活だったら「Suicaカード」はありでしょう。
<チャージ方法>
 「Suicaカード」への現金でのチャージ方法は以下があります。
 ・「自動券売機」「多機能券売機」「のりこし精算機」でチャージ
 ・NEWDAYSやセブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、イオン等の店舗でチャージ
 ・セブン銀行ATMでチャージ
コンビニのレジでチャージできるので、難しくはありませんね。
<利用できる店舗>
 セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどコンビニでも利用できます。ドラッグストアもマツモトキヨシ・ウエルシア等利用可。
スーパーはどこを使うかにもよりますが、あまり期待はできないかもしれません。
<ポイントの貯め方>
 ポイントを貯めたいと思ったら、JREポイントウェブサイトへの登録が必要になります。この部分を本人で手続きすることが難しいようであれば手伝うか、あるいは登録しないという手もあります。(登録しない場合は、レジで現金のやりとりの手間を省くという観点からのキャッシュレス決済になります。)
※注意!
 無記名のSuica、記念SuicaはJREポイントウェブサイトに登録できません。
 →ポイントを貯めたい場合は、記名式のSuica等を準備する必要があります。
<作り方・発行方法>
 「Suicaカード」は、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の多機能券売機、みどりの窓口で購入できます。(デポジットとして500円必要)
「Suicaカード」1枚でどこでもOKというわけにはいかないと思いますが、ポイント還元率等考えなければ、かなりの範囲をカバーできるキャッシュレス決済です。
高齢者におすすめのキャッシュレス決済:楽天Edy

電車・バスを使うことはほとんどなく、できるだけ幅広い店舗で利用したいなら「楽天Edyカード」という方法があります。
<チャージ方法>
 「楽天Edyカード」への現金でのチャージ方法は以下があります。
 ・Edyチャージャー(現金入金機)でチャージ
 ・セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、プロント、ツルハドラッグ等の店舗でチャージ
 ・セブン銀行ATMでチャージ
コンビニのレジでチャージできるので、難しくはありませんね。
<利用できる店舗>
 セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどコンビニでも利用できます。ドラッグストアもツルハドラッグ・くすりの福太郎等利用可。プロント、ルノアールでも利用可能です。
スーパーはどこを使うかにもよりますが、イトーヨーカドーやサミット、アピタ、平和堂といったところで利用できます。
<ポイントの貯め方>
 ポイントを貯めたいと思ったら、楽天会員IDへの登録が必要になります。(楽天スーパーポイントが貯まるようになります。)
 この部分を本人で手続きすることが難しいようであれば手伝うか、あるいは登録しないという手もあります。(登録しない場合は、レジで現金のやりとりの手間を省くという観点からのキャッシュレス決済になります。)
<作り方・発行方法>
 「楽天Edyカード」を無料で手に入れる方法としては、
 ・クロネコメンバーズカード(電子マネーカード)(初回無料)
 があります。
それ以外には、楽天Edyカードを購入する方法があります。キャンペーン時だとかなりお得に購入できることもあります。
「楽天Edyカード」1枚でどこでもOKというわけにはいかないと思いますが、かなりの広範囲をカバーできるキャッシュレス決済です。
高齢者におすすめのキャッシュレス決済:nanaco(ナナコ)

使う店舗がイトーヨーカドー、セブンイレブンがほとんどということであれば「nanacoカード」という方法があります。
<チャージ方法>
 「nanacoカード」への現金でのチャージ方法は以下があります。
 ・nanacoチャージ機でチャージ
 ・セブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、西武・そごう、デニーズ、ビックカメラ等の店舗でチャージ
 ・セブン銀行ATMでチャージ
セブンイレブンやイトーヨーカドーのレジでチャージできるので、難しくはありませんね。
<利用できる店舗>
 コンビニはセブンイレブンで利用できます。イトーヨーカドー、ヨークベニマル、西武・そごう、デニーズ、ビックカメラ、ENEOS等で利用できます。
<ポイントの貯め方>
 nanacoポイントは自動的に貯まります。通常200円(税抜)につき1ポイント。(センター預かりになったポイントはレジで残高確認すればOK)
 イトーヨーカドー等対象店舗では8のつく日は5%オフになりお得です。
 シニアナナコカードを作っておけば、対象店舗で毎月15日25日も5%オフになります。
貯まったポイントは、レジで「ポイントを電子マネーに交換したい」と伝えれば、かんたんに電子マネーとして利用することができます。
<作り方・発行方法>
 セブンイレブンやイトーヨーカドーで作ることができます。発行手数料300円。
 (キャンペーンも実施されて実質無料になることもあります。)
イトーヨーカドーではハッピーデー(8のつく日)に作成して1000円以上チャージすれば、発行手数料は無料になります。
さらにお得なのは、「シニアナナコカード」。
 イトーヨーカドーでシニアナナコカードを作成すれば、年齢・タイミングによって無料で作成することができます。

「nanacoカード」1枚でどこでもOKというわけにはいきません。イトーヨーカドー、セブンイレブン利用が主な人向けのキャッシュレス決済になります。
かんたんにお得という点ではおすすめです。
高齢者におすすめのキャッシュレス決済:WAON(ワオン)

使う店舗がイオンがほとんどということであれば「WAONカード」という方法があります。
<チャージ方法>
 「WAONカード」への現金でのチャージ方法は以下があります。
 ・WAONチャージャーでチャージ
 ・イオン・ミニストップ・ファミリーマート・ローソン等の店舗でチャージ
 ・イオン銀行ATMでチャージ
イオンやファミリーマートのレジでチャージできるので、難しくはありませんね。
<利用できる店舗>
 イオンで利用できる他、ミニストップ・ファミリーマート・ローソンなどコンビニでも利用できます。ウエルシア、ツルハドラッグ等でも利用できます。
<ポイントの貯め方>
 WAONポイントは自動的に貯まります。通常200円(税込)につき1ポイント。
 対象店舗で、ありが10デー(ポイント5倍)、わくわくデー(ポイント2倍)を利用すればお得になります。
 さらにWAON会員登録をすれば、イオングループの対象店舗ではいつでもポイント2倍になります。(この部分は本人で手続きすることが難しいようであれば手伝うか、あるいは登録しないという手もあります。手続きしなくても全くWAONポイントが貯まらないわけではありません。)
貯まったポイントの受け取りは少しややこしくなります。
 貯まったWAONポイントは受け取り作業を行う必要があります。店頭のWAONステーション・Famiポート等で受け取り可能です。受け取ったWAONポイント→電子マネーWAONへの交換もWAONステーション・Famiポート等で行います。
 ※一度もチャージを行っていないWAONカードはポイントの受け取りができません。
<作り方・発行方法>
 イオン等で購入します。発行手数料300円。
55歳以上であれば「G.G WAON(ジージーワオン)」がお得です。
 購入時に、あらかじめ300WAONポイントが付与されています。 カードに1000円以上、現金チャージすることでカードが使えるようになり、300ポイントが利用できるようになります。つまり実質無料で発行できるということ。
 さらに、毎月15日の「G.G感謝デー」には割引特典があります。

また、クロネコメンバーズカード(電子マネーカード)(初回無料)なら無料で手に入れることもできます。
「WAONカード」1枚でどこでもOKというわけにはいかないと思いますが、実はかなりの範囲をカバーできるキャッシュレス決済です。
イオンをメインに買い物をしているような場合は、おすすめ間違いなしです。
選択の基準
結局どれを選択するかは、生活環境によります。
・イオンをよく利用するなら→WAON(GG WAONがおすすめ)
 ・イトーヨーカドーをよく利用するなら→nanaco(シニアナナコがおすすめ)
 ・サミット、アピタ、平和堂をよく利用するなら→楽天Edy
 ・電車によく乗るなら→Suica
キャッシュレス決済を準備してあげようと考えるなら、まだまだ出歩かれていると思うので、よく利用する店舗を聞いてから決定することがおすすめです。

残高確認にはnocoly(ノコリー)
実際に電子マネーを使うようになったら、家で残高確認をしたいこともあると思われます。
残高確認の方法としてスマホのカードリーダーアプリがあります。
が、それよりも簡単なものとしてはnocoly(ノコリー)という商品もあります。
レシートに残高が記載されたりもするので、準備するかどうかはしばらく様子をみてからでも遅くはないでしょう。
まとめ
最近はスマホ決済に勢いがありますが、高齢者のことを考えると、以前からある電子マネーも捨てがたいものです。
特にイオンやイトーヨーカド―をよく利用するなら「GG WAON(ジージーワオン)」や「シニアナナコカード」は、なかなかのもの。
ポイントを貯めるという意味でもおすすめです。
もちろん高齢者でなくても、電子マネーはまだまだ使えますね。

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