2019年10月1日~新規でKyashを楽天ペイに登録できなくなっています。(楽天ペイに登録するカードは3Dセキュア対応が必須となったため)
※9月末までに登録している人は継続利用可能。
クレカと紐付けてポイント2重取りは継続。QUICPay利用はポイント付与対象外に。
この改変を受けて本記事を修正してあります。
決済アプリ「Kyash(キャッシュ)」は誰でもVISAブランドのプリペイドカードが持てるアプリとして人気です。年会費0円、審査なし、申し込み1分でスマホ上のバーチャルカードが手に入ります。
さらにアプリから申請すればリアルカードの発行もできます。
しかもKyashは還元率が常時2%。労せずして2%還ってくるキャッシュカードなんて他にはありません。(2019年9月30日まで)
ただし2019年10月1日からは還元率が変更になります。
10月1日からは、リアルカードを発行していれば100円に付き1ポイント、バーチャルカードだけの利用なら200円に付き1ポイントのKyashポイントが付与されるように。
組み合わせ方次第でポイントの3重取りが可能。合計して4~5%還元という離れ業がかんたんにできてしまうため、多くの人から注目されているサービスなのです。(2019年9月30日まで)
※10月1日からは合計して3~4%還元
本記事ではKyashを使って、人気のコード決済サービス「楽天ペイ」でポイント3重取りをする手順を紹介します。
もくじ
ポイント3重取りの流れ
ポイント3重取りを実現させるためには次の3つのサービスの連携が必要です。
②クレジットカード
③コード決済サービス
まずはKyashアプリをスマートフォンにインストールして、バーチャルカードを発行します。
Kyashで発行されるカードはプリペイドカードなので、チャージをしなければ使えません。そこで、手持ちのクレジットカードを紐付け、クレジットカードからチャージします。
チャージしたことでKyashがクレジットカードとして使えるようになったので、これをコード決済サービスに登録します。
こうしてできあがったものが
クレカチャージしたKyashを登録したコード決済サービス
です。
このコード決済サービスで決済をすることによって、
・Kyashを使った時に付与されるキャッシュバック(2%)
⇒10月1日からは1%(リアルカード発行で)
・コード決済サービス利用時に付与されるポイント
の3重取りが完成します。
簡単ですね。さっそくチャレンジしてみませんか。
Kyashと相性の良いクレジットカードは?
ポイント3重取りを目指すには。Kyashにチャージできて、しかもクレジットポイントが付くカードを選ぶ必要があります。
Kyashに紐付けられるクレジットカードは、VisaまたはMastercardのクレジットカードに限定されています。(2019年8月時点)
JCBブランドのカードは登録できません。
VISAブランドかMastercardブランドであればほとんどのカードが登録可能ですが、できれば高還元率のカードを登録したいところ。
還元率が1%以上の主なカードは次のようになっています。
- 楽天カード(Mastercard)・・・1.0%
- エポスカード(VISA)・・・1.0%
- リクルートカード(VISA)・・・1.2%
- ORICOカードTHE POINT(VISA、Mastercard)・・・1.0%
- dカード(VISA、Mastercard)・・・1.0%
- JALカード(Mastercard)・・・1.0%
- MileagePlus MUFGカード(Mastercard)・・・1.0%
- Yahoo!JAPANカード(VISA、Mastercard)・・・1.0%
リクルートカードは1.2%という高還元がウリのクレジットカード。それ以外は最大1.0%で足並みを揃えています。
Kyashを登録できるコード決済サービスは?
クレジットカードが登録できて、しかもKyashに対応している主なサービスは次の3つです。
- PayPay
- Origami Pay
- 楽天ペイ
それぞれの決済サービスを利用した場合の還元率を見てみましょう。ちなみにKyashへのチャージは楽天カード(1.0%還元)で行うものとします。
PayPay+Kyashの場合
PayPayでKyashで支払いすると2.0%還元。
※10月1日からは1.0%還元
PayPayで決済するとPayPayボーナスが0.5%。
※10月1日からは0%
クレカポイント1.0%と併せて3.5%になります。
※10月1日からは合計2%還元
Origami Pay+Kyashの場合
Origami PayにKyashでチャージをすると2.0%還元。
※10月1日からは1.0%還元
Origami Payでの決済は2%、5%、10%等の値引きやクーポン配付が常時行われています。
クレカポイント1.0%と併せると5.0%以上になります。
※10月1日からは合計4.0%以上
楽天ペイ+Kyashの場合
楽天ペイにKyashでチャージをすると2.0%還元。
※10月1日からは1.0%還元
楽天ペイで決済すると楽天スーパーポイントが0.5%。
クレカポイント1.0%と併せて3.5%になります。
※10月1日からは合計2.5%還元
楽天ペイと組み合わせてみた
実際に楽天ペイとKyashを組み合わせてみました。
まずはKyashにクレジットカードを登録します。
Mastercard(マスターカード)の楽天カードを登録しました。
[お手持ちのカードを登録してチャージ]から[必要な金額だけチャージ]を選択。
情報を入力して[登録]。本人確認が通るとすぐに楽天カード(Mastercard)が登録されました。
次はKyashのバーチャルカードを楽天ペイに登録。
※10月1日からはリアルカードを登録
楽天ペイでクレジットカードを利用するには、楽天市場のアカウントにカードを登録する必要があります。
必要事項を入力して登録。すぐに追加されます。
あとは楽天ペイで決済をするだけ。ポイント3重取りです。
いろいろなキャンペーンが常時行われているので思わぬ高還元率になることも。
Kyash決済の注意点
今回のポイント3重取りの要となるKyashには注意点がいくつかあります。
有効期限と利用限度額
Kyashカードの有効期限は5年間です。
有効期限内の利用限度額は、総額で100万円までとなっています。
有効期限内での利用が100万円を超えた場合、カードを更新しなければなりません。上限が近くなると、Kyashから連絡が届きます。
なお、カード更新の際はKyash残高は自動で引き継がれます。一旦チャージしたKyash残高の有効期限は無期限です。
Kyash決済の限度額
Kyashの決済限度額はリアルカードを持っている場合と持っていない場合で異なります。
①バーチャルカードだけを持っている人
・24時間あたりの利用限度額は3万円以下
・1回あたりの利用限度額は3万円以下
・1か月間(毎月1~末日)での利用限度額は12万円まで
②リアルカードを持っている人
・24時間あたりの利用限度額は5万円以下
・1回あたりの利用限度額は5万円以下
・1か月間(毎月1~末日)での利用限度額は12万円まで
あまり高額の買い物はできないので注意が必要です。
Kyashのキャッシュバック対象外商品(ポイント付与対象外商品)
Kyashを単独で使う場合、キャッシュバック対象外(ポイント付与対象外)の商品があることを覚えておきましょう。
WAON/nanaco/楽天Edyなどへのチャージ
モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
交通系電子マネー(PASMO/SMART ICOCA/SAPICA/PiTaPa/SUGOCAなど)へのチャージ
※10月1日からはQUICPay利用もポイント付与対象外に
寄付の支払い
公共料金の支払い
各種税金、ふるさと納税の支払い
年金の支払い
Yahoo!公金支払い
金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入
また金券、商品券や有価証券等の現金同等物を販売しているサイトでの購入
郵便局の販売サイト
造幣局の販売サイト
コード決済で購入できないものと、おおむね同じだと考えていいと思います。
まとめ
以上、決済アプリ「Kyash(キャッシュ)」でポイント3重取りというお得な方法について解説しました。
Kyashは手持ちのクレジットカードとコード決済サービスの間にかませるだけで、とても簡単にお得になれるので絶対おすすめです。
永久に2%還元という保証はありませんから、今のうちに利用しておいたほうがいいですね。
※本当に保証はありませんでした。2019年10月1日からは1.0%(バーチャルカードは0.5%)に変更になります。