もくじ
長野県・富山県・石川県・福井県のスタバのアートが楽しい!
スターバックスコーヒーの店舗の中には、企業理念に共感してくれたアーティストに依頼して特別に制作してもらったアート作品を展示している店舗があります。自宅でも職場でもない第三の場所「サードプレイス」をめざしているスタバにとって、くつろげる空間づくりにアートは欠かせない要素の一つです。
富山・石川・福井の北陸三県と長野県にあるスターバックスコーヒー店舗で見つけたアートを紹介します。今やスターバックスは”すてきなアートに出会えるカフェ”と言ってもよいくらいなので、アート鑑賞が期待できるお店は全国で相当数にのぼるのではないでしょうか。
コタツ丸(@kotatsumaru)はコーヒーを飲みながらアート鑑賞するのが好き!この贅沢空間はスタバにしかないかも!
※展示作品は変更される場合があります。
スターバックス 高岡泉町店のアート
富山県高岡市にある「スターバックス 高岡泉町店」。入り口から入ってすぐの壁に飾られていたのが下の作品。
インカとかアンデスとかメキシコとかそういったイメージを感じるこの作品。描いたのはシアトル在住のアーティスト、太田翔伍(おおたしょうご)さん。
太田さんは2016年に全米のスターバックスのカップにイラストが採用されたのがきっかけで店内壁画なども手掛けるようになったそうです。
「人と人とのつながりや思いやりが、小さなことでも、みんなで一つに合わせれば大きなものになる」
さまざまなストーリーを、一本の線でつながるように描いたカップにこめた想い。デザインを手がけた太田翔伍さんにお話を伺いました。ぜひご覧ください😊https://t.co/lGnch3opcb pic.twitter.com/sNlVm6zKYO— スターバックス コーヒー (@Starbucks_J) June 16, 2020
過去には太田さんデザインのスタバカードもあったみたい。
僕は2018年のハミングバードをメインカードにしている。
ダントツでお気に入りの太田翔伍さんのデザイン。「ハチドリのひとしずく」、ちゃんと読んだ事はないけど、本当とても素敵なストーリー💧
(読んだこと無いんかーーーーい!) pic.twitter.com/YyQYPrD39m— 通りすがりのスタバ好き (@SirensTail1971) March 5, 2024
高岡泉町店の店内の壁にはコーヒーを淹れている人やコーヒー豆を栽培している人などをデフォルメして描いたシュールなアートも飾られています。この作品は浜松葵東店や大阪鶴見緑地公園店にもあるようで、とってもいい感じなので自分の家に飾りたいほどなのですが製作者の情報がなかなか見つかりません。
高岡泉町店
スタヤク北陸回後にできた高岡のスタバ#すーさんのスタバ巡り #つゆの間のお休みドライブSTAR2024 pic.twitter.com/jW9cZ7tKKR
— ☕( ‘-‘ 🍜 )スーサンチャン(スタバ先生) (@Ramen_Starbucks) June 23, 2024
スターバックス 射水歌の森運動公園店のアート
富山県射水(いみず)市の「射水歌の森運動公園」に2020年にオープンした「射水歌の森運動公園店」。子供たちが遊具で遊ぶ、緑豊かでのんびりとした公園の一角に建つ癒し空間です。
射水歌の森運動公園店には、障害者アートを支援する高岡市のNPO工房「COCOPELLI(ココペリ)」の作家2名の作品が展示されています。
左が末永征士さんによる《かふぇですとはっぱ》。世界のどこかにある不思議な珈琲農場を描いたもの。
右が前田拓海さんによる《さいれんひめ》。七色に光る精霊の姿を描いたもの。
カラフルな色調で緻密に描かれた2作品。独特な感性が生み出すエネルギーが周りを明るく照らしてくれるような、心温まるアート作品です。
射水歌の森運動公園店では常設展示のほかにもカウンターでココペリの作品の展示が行われています。
スターバックス 富山環水公園店のアート
スターバックス 富山環水公園店のカウンター内には、極細密なイラストアートが飾られています。
一見するとアステカ文明の彫刻のような図柄ですが、よく見ると焙煎器やコーヒーサーバー、コーヒーの木や農業機械など全てコーヒーに関わるもので埋め尽くされており、ポップなアート作品だということがわかります。
この作品は高岡泉町店のアートでも紹介した太田翔伍(おおたしょうご)さんの手によるもの。
太田翔伍さんの作品はいろいろな店舗で展示されていますが、銀座松屋通り店の階段の壁画が結構有名です。
スターバックス 福井花堂店のアート
福井県福井市 花堂南にある福井花堂(はなんどう)店には、スタバファンならだれでも一度は目にしたことのある作品が展示されています。
プロのアーティスト、ジョーダン・ケイ(Jordan Kay)さんの墨絵作品。2014 年にスターバックス アート プログラムのために制作されたもので、シアトルの観光名所「パイク プレイス マーケット」とパイク ストリート 1912 番地にあるスターバックスコーヒーの第1号店を描いたものです。
ダイナミックに描かれた草花とファンシーなタッチで描かれたスタバ店舗を含む街並みがほのぼのと描かれており、見ているとウキウキ気分になれるような不思議な魅力があります。
この作品のプリントは世界中の限定された店舗に展示されており、日本でも福井花堂店、鹿児島仙巌園店、蔦屋書店 熊本三年坂店、軽井沢・プリンスショッピングプラザ店、イオンモール今治新都市店、イオン金沢八景店など多数の店舗で目にすることができます。
オリジナルは白黒の作品で、シアトルのスターバックス本社に飾られているそうです。
スターバックス 武生中央公園店のアート
福井県越前市にある武生(たけふ)中央公園店で常設展示されているのは、越前市在住のアーティスト、梅田晏慈(ANJI)さんの作品。
”コーヒーと地元の融合”をコンセプトに制作したアート群は明るくエネルギッシュで、眺めているだけでパワーがもらえるような気がします。
スターバックス 信州善光寺仲見世通り店のアート
日本式家屋の外観と和風モダンな店内の雰囲気が人気の信州善光寺仲見世通り店でも、すてきなアートが見られます。
店に入ってすぐの場所に飾られているのは立葵(たちあおい)を描いた《Welcome Flower》という作品。淡い白色を基調にダイナミックな構図で描かれた大輪の花は独特の雰囲気を生み出しており、特別な空間に足を踏み入れたかのような気分にさせてくれます。
この図柄は善光寺の寺紋「右離れ立ち葵紋」をモチーフにしたものだそうです。
また、店内奥の吹き抜け部分には縦長のタペストリーが飾られています。コーヒーの花と実を描いた4mほどの作品は手作業で染色したもの。
それぞれが2枚重ねになっており、2枚目には長野の山々のイメージが描かれているそうです。
立葵の絵もタペストリーも、製作者は環境アート・装飾ペイントを専門とするアーティスト、ヨザン弥江子さん。ヨザン弥江子さんは太宰府天満宮表参道店、和田倉噴水公園店、ニュウマン横浜店、LUCUA osaka 地下2階店などのスターバックス店舗のほか、飲食店や商業施設、駅前スペース、地下道の壁面など様々な空間をコーディネートしています。
上田中央店のアート
長野県上田市にある上田中央店ではNPO法人リベルテに所属するアーティストたちの作品が常設展示されています。
といってもコタツ丸はまだ訪問したことがないので、近いうちに行ってみようかな、と。
落ち着きますね。チャイティーソイラテ☕️✨@スターバックス上田中央店 pic.twitter.com/dB4QggNnCK
— kumi (@kumipedia) September 21, 2019
おすすめ!スタバのアートを巡る旅
スターバックス店舗でコーヒーを飲みながらのんびり気分でアート作品を眺める時間は、心安らぐぜいたくなひと時です。リージョナルダンドマークストアのような特別なお店でなくても、お気に入りの作品があれば最高のマイストアになります。
スタバのアートを巡ることはプチ美術館巡りのようなもの。肩を張らずに楽しめるので誰にでもおすすめできます。