自動販売機でドリンクを買うだけのことですが、最近はスマホと連動した自販機が普及しています。ただ小銭を入れてガチャンと出てきて終わり、ではなく、今はいかにしてお得に買うかが重要になりつつあります。
自動販売機とスマホアプリの組み合わせと、メルペイ(merpay)が使えるかどうかについてまとめました。
多機能自販機、あなたはもう利用してますか?
もくじ
Smile STAND(スマイルスタンド)
Dydo(ダイドー)の『Smile STAND(スマイルスタンド)』は購入金額に応じてポイントが貯まる自動販売機連動型のアプリです。
貯まったポイントは次のような共通ポイントに交換できます。
このほかに5本購入ごとにスクラッチにチャレンジできる機能もあり、当たると最大500ポイントのボーナスがもらえます。
専用アプリをインストールしておき、商品購入後にブルートゥース通信でチェックインする必要があります。
また、『Smile STAND』アプリにはSmile WALKという機能があり、1週間に10500歩以上の累計カウントを達成することでSmile STANDポイントが獲得できます。(獲得週の翌月内にSmile STAND自販機で1本購入することが条件)
歩数と獲得ポイントは次の通り。
獲得したSmile STANDポイントはいろいろなポイントに交換できます。
『Smile STAND』には残念ながらPay機能は付いていないので、クレジットカードやメルペイなどのQR決済等と紐付けることはできません。
今後の進化に期待したいところです。
Coke ON(コークオン)
コカ・コーラの自動販売機で使えるアプリ『Coke ON(コークオン)』では、商品を1つ購入するごとにスタンプがもらえ、15スタンプ集めるとドリンクチケットと交換できます。
スタンプは商品購入以外にキャンペーン等でも手に入ります。
また、Coke ONアプリにQRコード決済を紐付けることによりキャッシュレス決済が可能になる『Coke ON Pay(コークオンペイ)』の機能もあります。
紐付け可能なQRコード決済には次のようなものがあります。
Apple PayもOKになりました。⇒公式サイト
『Coke ON Pay』を利用すれば、スタンプも決済サービスのポイントもダブルで貯まります。
ちなみに、コカコーラの自販機にはマルチマネー対応のものが多く、最新の自販機の場合は次のような多様な支払い方法が選択できます。
※Coke Onは2021年8月よりApple Pay、App Clipにも対応。
さらに自販機では珍しいサブスクサービス「Coke On PASS」も登場。お得プランMAXの場合1日2本まで最大31本飲めて月額3300円。支払いは各種クレジットカードのほかにPayPay。d払いも対応しています。
acure(アキュア)
駅周辺や構内・ホームに主に設置されている『acure(アキュア)』。スマホアプリ『アキュアパス』と連携して使うことにより、購入回数に応じてランクアップ特典が付いたり、ポイントが貯まったりするのでお得です。
貯まったアキュアポイントは30ポイントで好きな商品1本と交換することができます。
また、仲間とドリンクをプレゼントし合ったりすることもできます。
アキュアメンバーズにはグレード制度があります。過去6か月の累計ポイントによって決定され、最高グレードになると半年に一度のドリンク2本サービスとバースデーポイント(30ポイント)の特典が付きます。
『アキュアパス』での商品の決済方法は次のとおりです。
②「後払い受取」で購入:クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners)
③Suica等の交通系ICカード決済対応:Suica等の交通系電子マネー、ApplePayでSuicaが登録されたiPhoneも可
メルペイは利用できません。
伊藤園×QRコード決済
伊藤園の自動販売機の中には、QRコード決済に対応したものがあります。販売機に表示されるQRコードをスマホで読み取り、支払い操作を行うことで商品が購入できます。
対応しているQR決済には次のようなものがあります。
伊藤園の自動販売機に対応したサービス「CHACOCO」も登場。ドリンクを一本買うごとにスタンプが貯まり、15スタンプで1本無料になります。
CHACOCOは自販機に表示されるQRコードをアプリで読み取ってオンラインで支払う仕様になっており、決済方法は各種クレジットカード・PayPay・交通系IC(Suica・PASMO等)・iD・QUICPay・nanaco・WAON・楽天Edyに対応しています。
キリンの『Tapppiness(タピネス)』
キリンの自動販売機の中には新機能『Tappiness(タピネス)』を備えたものがあります。Tappiness機能を持つ自販機で飲料を購入し、LINEを表示させたスマホを自販機にかざすと「ドリンクポイント」がもらえます。特別なアプリは必要ありません。
ポイントはドリンク1本につき1ポイント。15ポイントでドリンク1本と交換できる特典チケットと交換できます。
LINEとの連携により、支払いにLINE Payも使えます。(メルペイは使えません。)
また、LINEを通じて友達にチケットを送ることも可能です。
サントリーの『GREEN+(グリーンプラス)』
※サントリーの『GREEN+(グリーンプラス)』は2023年9月28日にサービスを終了
『GREEN+(グリーンプラス)』はサントリーの自動販売機とスマホアプリを連動させた「健康応援ポイントサービス」。トクホ対象商品の購入で5ポイント、その他の商品で1ポイントがもらえます。
グリーンPayとしての支払い機能に加え、一週間の合計歩数が目標に達するとポイントがもらえる機能も持っています。Pontaポイント・dポイントを連携することでどちらかのポイントも同時に貯めることが可能です。
グリーンPayに紐付け可能な決済方法は次のとおりです。
イオンディライト
イオン系のファシリティマネージメント会社「イオンディライト」が主にイオン施設内に設置している自動販売機は、2020年7月よりQRコード決済(スマホ決済)に対応しています。
対応しているQRコード決済は次の5つです。
電子マネーは次のものが利用できます。
まとめ
メルペイ(merpay)のコード決済を利用できる自動販売機はいうつか登場してきました。
各社のドリンクの自動販売機は急速に進化しています。近い将来、多機能自販機が当たり前になるのは間違いありません。
いつも使う自動販売機が決まっているのであれば、スマホ連携でお得に利用しないと損です。これはと思うアプリがあったら今日からでも試してみることをおすすめします。