特に楽天ユーザーにとってはこの上ない、イチオシのお財布レスツール。
「楽天ペイ」はお得なQR決済なので、落とし穴に落ちないよう使い方や注意点等について順番に解説していきます。
【2024年最新版】
もくじ
- 1 使わないと損する!?楽天の「楽天ペイ」
- 2 楽天ポイントが貯まる・使える
- 3 楽天ペイの使い方
- 4 楽天ペイの支払い方法(支払い元)・最大1.5%還元率可能!
- 5 楽天ペイに登録できるクレジットカード
- 6 注意点・楽天ペイにクレジットカードが登録できない場合の原因は?
- 7 楽天ペイのチャージ方法
- 8 楽天ペイと相性の良いクレジットカードは?
- 9 楽天ペイの利用上限は?
- 10 楽天ペイはここで使う(街のお店)
- 11 楽天ペイが利用できるネットショッピング
- 12 楽天ペイで請求書払いも可能!
- 13 楽天ペイに楽天ポイントカード搭載・ポイント払い瞬間チャージ機能
- 14 楽天ペイにモバイルSuica(スイカ)搭載・赤いSuica
- 15 楽天ペイに楽天Edy搭載
- 16 楽天ポイントカードや楽天Edy(エディ)との違い
- 17 Android端末なら楽天ペイで楽天カード・タッチ決済が利用可能
- 18 楽天ペイのここが安心
- 19 まとめ・注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
使わないと損する!?楽天の「楽天ペイ」
楽天ペイの公式サイトでは、次のような点がメリットとして挙げられています。
・QRコードにスマホをかざすだけで決済が完了
・家族や友達に送れる
・ネットショッピングでも安心でお得
楽天ペイはネット通販大手の楽天がリアル店舗での決済をキャッシュレスに行うために誕生させたサービス。
楽天の各種サービスと密接に結びついているのは言うまでもありません。
ネット通販やネットサービスでの決済にも楽天ペイは役立ちます。
でも、お財布レスという観点から見た時には、やはりリアル店舗での決済がモノを言います。
本質的にはクレジット決済です。でも間接的に楽天ペイを利用するだけで、スムーズに決済ができます。しかもお得なのです!
楽天関連で固めて利用すればかなりお得になるので、楽天ペイを利用したいと思う人は、上手な使い方をしっかり押さえておきましょう。
楽天ポイントが貯まる・使える
楽天ペイを使う最大のメリットは、楽天ペイアプリを利用して決済をすると、クレジットポイント以外に楽天ポイントがもらえるという点です。
単純にクレジットカード払いをしたのではクレジットカードの還元率の分しか得しません。
でも楽天ペイアプリにクレジットカードを登録して、楽天ペイ加盟店で支払いをすれば、ポイントの二重取りができるというわけです。
支払いについても、楽天ペイでは期間限定ポイントや楽天キャッシュからの充当も活用できるので、これまで使い道のなかった少額の限定ポイントを消費するのにも、楽天ペイは適しています。
楽天ポイントはその他にもいろいろ使い道はあります。
楽天ペイの使い方
楽天ペイを使って店舗で支払いをするときには、以下の方法があります。
②QR払い
③セルフ
①コード払い:こちらのコードをお店の人に読み取ってもらう
②QR払い:お店側のコードをこちらが読み取る
③セルフ:自分で店舗・金額を入力する
①コード払いか②QR払いがほとんどだと思います。
店舗以外に、対応店舗であればネットショッピングで利用することも可能です。
支払い方法ならそのほかに、Suica払い、楽天Edy払い、楽天カードタッチ決済、請求書払いもあります。
楽天ペイの支払い方法(支払い元)・最大1.5%還元率可能!
「楽天ペイ」の支払い方法(支払い元)は以下になります。
②チャージ払い(楽天キャッシュから)
③楽天銀行口座払い(2021/1/25~追加)
※ポイント払い(楽天ポイントから)
チャージ払い(楽天キャッシュから)の場合:最大1.5%可能
(画像:公式サイトより引用)
チャージ払い(楽天キャッシュから)を選択した場合、楽天キャッシュにチャージして利用することができます。
チャージ残高(楽天キャッシュ)での支払い時に楽天ペイから1%還元、楽天キャッシュから0.5%還元、合計で1.5%還元です!
楽天キャッシュは、個人間で送金もできます。
クレジットカード払い | ポイント払い | |
元 | 楽天カード | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1% | 1% |
ポイント進呈日 | 支払いした日の | |
翌月15日前後 | 翌日 |
「楽天カード」以外の他クレジットカードでも支払いは可能ですが、ポイント付与はありません。
楽天銀行口座払いの場合:1%可能
2021年1月25日~、③楽天銀行口座払いが利用できるようになりました。
楽天銀行口座払いを選択した場合チャージ等は特に不要で、ポイント還元率は1%です。
→公式サイトより引用
楽天ペイで楽天ポイントを利用する方法
支払い方法がカード払いでもチャージ払いでも、楽天ポイントを使うように設定すれば、期間限定ポイントも利用できるので、楽天ユーザーにとってはポイント消化にはイチオシツールです。
①を支払い方法に設定している場合、楽天ポイントを全額または数量を設定して支払いに併用できます。
2.「設定」を選択した場合、「すべて使う」or「一部使う」をタップ
3.「一部使う」を選択した場合、ポイント優先かキャッシュ優先を選択、いくらまで使うかを入力し「完了」
②を支払い方法に設定している場合は、ポイント利用は可能ですが、利用ポイント数を設定することはできません。
※楽天ペイで楽天ポイントを利用する場合、通常ポイントと期間限定ポイントでは、期間限定ポイントから優先して使われます。
楽天ペイに登録できるクレジットカード
①クレジットカード払い(クレジットカード・デビットカードから)
②チャージ払い(楽天キャッシュから)
③楽天銀行口座払い(2021/1/25~追加)
※ポイント払い(楽天ポイントから)
さらに、
①に登録できるクレジットカード:楽天カードならすべてOK、その他のカードは国内で発行されたVisa、Mastercard、JCB、アメックス(デビットカードも可)
②の楽天キャッシュにチャージできるクレジットカードは、楽天カードだけ
※ただし、支払い元に楽天カード以外のJCB、アメックスを設定している場合、一部の店舗で利用できないことがあります。
注意点・楽天ペイにクレジットカードが登録できない場合の原因は?
通常、「楽天ペイ」にカードを登録できない場合は、以下の理由が考えられます。
・本人認証サービス(3Dセキュア)に対応していないカード
・海外のカード会社が発行したカード
・本人名義以外のカード
・有効期限切れ、利用停止なでの無効なカード
もし手持ちのカードが登録できないとしたら原因は、
・上記いずれか
もしくは
・カードの本人認証をまだ登録していない
と思われます。
本人認証サービス(3Dセキュア)はクレジットカードによって対応が異なります。登録が必要な場合もあるので、その点注意しましょう。
楽天ペイのチャージ方法
チャージ払い(楽天キャッシュから)を利用する場合、楽天キャッシュをもっていなければ、楽天キャッシュにチャージが必要になります。
チャージ方法は以下になります。
- 楽天カードからチャージ
- 銀行口座からチャージ
- ATMからチャージ
- ラクマからチャージ
- 楽天ウォレットからチャージ
- 楽天ギフトカードからチャージ
クレジットカードを利用したチャージ方法は、「楽天カード」からのみになります。
⇒公式サイト
楽天ペイと相性の良いクレジットカードは?
楽天ペイは楽天のサービスですから、総合的に見て一番お得なのは、もちろん楽天カードです。
楽天カードは唯一楽天キャッシュにチャージできるクレジットカードです。紐付けしてポイント付与があるのも楽天カードだけです。
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楽天ペイの利用上限は?
楽天ペイアプリの支払い元がカード(クレジットカード・デビットカード)の場合:
支払い元が楽天銀行口座の場合:
下記のようになります。(1ヶ月の利用上限なし)
(画像:公式サイトより引用)
支払い元が楽天キャッシュや楽天ポイントの場合:
下記のようになります。
(画像:公式サイトより引用)
※楽天IDの会員ランク・楽天ペイアプリの利用状況・利用店舗等によって、楽天ペイのサービス仕様にて上限金額が変わることがあります。
楽天ペイはここで使う(街のお店)
楽天ペイは実店舗でお得に使えます。
使えるショップは順次拡大中です。
楽天ペイが利用できるネットショッピング
楽天ペイはネットショッピングでも利用できます。
楽天ペイで請求書払いも可能!
楽天ペイでは、電気やガス料金などの公共料金や、固定資産税、自動車税、住民税など税金の請求書(振込票)に記載されているバーコード/QRコードを楽天ペイアプリで読み取って、楽天キャッシュ/楽天ポイントで支払いができる「請求書払い」が可能です。
楽天カードから楽天キャッシュチャージで0.5%の楽天ポイント獲得できるので、実はお得な支払い方法です。
2023年12月21日~、国税のスマホアプリ納付にも対応しました。→公式サイト
楽天ペイに楽天ポイントカード搭載・ポイント払い瞬間チャージ機能
楽天ペイアプリの楽天ポイントカードに「ポイント払い瞬間チャージ」という機能があります。
これは事前設定をしておくことで楽天ポイントカード機能のポイント払いの残高不足の際に、楽天キャッシュがその場で自動チャージされスムーズに支払いができる機能です。
・月々のチャージ上限:25,000円
・1回でチャージ可能な瞬間チャージ額:1000円~25000円
・「ポイント払い 瞬間チャージ」のチャージ方法として設定ができるのは楽天カードのみ
「ポイント払い 瞬間チャージ」が利用できるのは、楽天ペイアプリのみです。
※「ポイント払い 瞬間チャージ」は、ガソリンスタンドなど一部店舗で利用できない場合あり
楽天ペイにモバイルSuica(スイカ)搭載・赤いSuica
2020年5月25日~、Android端末の「楽天ペイ」アプリで「モバイルSuica」の機能を利用できるようになりました。
2023年6月26日~は、iPhoneの「楽天ペイ」アプリでも「モバイルSuica」の機能を利用できるようになりました。
「楽天ペイ」アプリ内でSuicaの発行やチャージができるほか、「楽天ペイ」アプリで「Suica」での支払いが可能です。
「楽天ペイ」に連携or新規発行した「モバイルSuica(スイカ)」
「楽天カード」から通常の「モバイルSuica(スイカ)」へチャージしてもポイント付与はないにもかかわらず、「楽天ペイ」アプリで「モバイルSuica」にチャージならポイント付与ありです!
楽天ペイに楽天Edy搭載
楽天ペイのアプリでも電子マネー楽天Edyが使えるようになりました。
楽天ペイアプリからのチャージについては、クレジットカード(楽天カードのみ)もしくは楽天ポイントからチャージすることができます。
楽天ポイントカードや楽天Edy(エディ)との違い
楽天が提供しているサービスには、スーパーポイントの使い道として、楽天ペイより前から「楽天ポイントカード」と「楽天Edy」がありました。
楽天ペイとの違いをあらためて確認したいと思います。
楽天ペイと楽天ポイントカードとの違いは?
楽天ポイントカードは楽天スーパーポイントをリアル店舗で使うためのサービスで、期間限定ポイントも利用できます。
楽天ポイントカードが使える店はいろいろありますが、主なものは次のとおりです。
・ジョーシンなどの家電ショップ
・ファミリーマート、ポプラ、生活彩家、スリーエイトなどのコンビニショップ
・ツルハドラッグ、福太郎などのドラッグチェーン
楽天ポイントカードは期間限定ポイントも支払いに使えます。
楽天ポイントカードアプリもiPhone用・Android用がリリースされています。
ポイントカードアプリを使えば、スマホだけで決済できます。その点では楽天ペイと似ていますが、当然ながら支払限度額は所有している楽天ポイントの範囲内です。
楽天ペイはアプリを通じて行うクレジット決済です。限度額はクレジットカードによって決まります。
楽天ペイと楽天Edy(エディ)との違いは?
楽天Edyは楽天が運営する電子マネーです。
楽天Edyの誕生は2001年と古く、現在では多種多様な店舗がEdy決済を導入しています。
楽天Edyで支払うと、200円ごとに楽天スーパーポイントが1ポイントつきます。還元率0.5%です。
スマホアプリを使えるのはNFCを内蔵したAndroid機、つまり「おサイフケータイ」だけでしたが、「楽天ペイ」アプリに楽天Edy機能が統合され、Android端末なら、楽天ペイアプリでもEdyが利用できるようになっています。
アイフォンについては、現時点でiPhone単体では利用できず、ストラップ型のEdyチップや、おサイフケータイ対応機器を別途用意する必要があります。
楽天ペイはiPhoneでもAndroidでも使えます。
Android端末なら楽天ペイで楽天カード・タッチ決済が利用可能
【Android端末限定】
2022年10月4日~、Android端末の楽天ペイアプリで楽天カード・タッチ決済を設定すると、タッチ決済対応加盟店で支払いが可能になりました。
VisaまたはMastercardブランドの楽天カードなら、楽天ペイアプリに登録・設定することでタッチ決済が使えます。
※タッチ決済機能が付いていない楽天カードでも設定可能
楽天ペイのここが安心
楽天ペイによる決済は、クレジットカードそのものを提示したり機械に読み込ませたりする必要がなく、スキミングの心配もありません。
そもそも、クレジットカードを持ち歩く必要がなくなること自体が、大きな安心感につながります。
まとめ・注意点を踏まえた上で便利・お得に使う
楽天ペイは2016年秋にスタートしたサービスで導入店舗はどんどん増加中、楽天ユーザーにとってはこの上なくお得なサービスであることは間違いありません。
楽天ペイの落とし穴や注意点を踏まえた上で上手に活用すれば楽天ペイはとても便利で快適なキャッシュレスライフを提供してくれます。
何といっても、期間限定のスーパーポイントまで無駄なく使えるのが便利。これは手放したくないサービスです。